この曲を聴け!
PICTURES FROM THE FRONT (1989年)
MyPage

PICTURES FROM THE FRONT
モバイル向きページ 
解説 - PICTURES FROM THE FRONT
→解説を作成・修正
コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 失恋船長 ★★★ (2022-09-06 14:55:44)

黒人がギターを下げたジャケを見て、勝手にマカパインみたいなギタリストなのかとキメつけたのが今作の出会い。ギターもヴォーカルも曲作りも担当するのは主役であるジョン・ブッチャーさん。見た目で人を判断するのは良くないと思うのですが、今作はその最たる例でしたね。89年という時代背景もそこそこに、適度にハードな唄モノロックを披露。その嫌みの無い作りにブラックフィーリングなど幾度感じることはなく、あのジャケは完全に損しているぞという微妙な感覚を味わう。
チョイブルージーな匂いもするが、洗練されたAOR志向と言える作風、ラジオ向けと言えるのだが、浮ついていないので弾けすぎるメインストリームハードポップなんかよりも好感が持てます。特にオジサンになったワタクシには、このしっとりと迫るチョイ渋ハードサウンドにグッと引き寄せられますね。ある意味、個性のないスタイル、唄もギターも上手いが灰汁がないという、黒人系アーティストに驚かされるのだが、それも全てがワタクシの勝手なイメージ。そういう人種的な発送を切り捨てて耳を傾ければ、何の問題も起きない。

オシャレで普遍的音楽性、その口当たりの良さとキャリアに裏打ちされた作り込み、一発大技のいらないジャンルだからこそ成立させられるのだろうが、ハードなサウンドの合間に疲弊した耳を休めるのにはピッタリであろう。

上手い歌と無駄のないアレンジ。それで良いのです。



発言

評価:★★★ 素晴らしい!! ★★ 良い! まあまあ コメントのみ
→発言を修正・非表示 | 移動
→問題発言を非表示