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Bella Bestia (1984年)
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Bella Bestia
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解説 - Bella Bestia
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1. 失恋船長 ★★★ (2022-08-16 16:03:35)

参加メンバーの来歴や交流を考えるとスパニッシュメタルを語る上では外すことの出来ないバンドの一つ。黎明期と呼べる70年代の後半から80年代前半にかけて活発になるメタルシーン、このバンドの名前を変えようやく1984年にデビューを果たす。JP風味もあるが、このバンドはメロディを大切にしたナンバーもあったり、派手さには欠けるが堅実な作りとメタルマナーを遵守する音楽性は正統派マニアにとっては大切な領域であり、彼らはそういう意味では侵犯すること無く硬軟交えたアレンジで楽しませてくれる。
次のアルバムでは、よりメインストリーム寄りというのかグラム系に接近、SWEETのカヴァーもあったくらいである。そういう意味もあるのか、ギターの‎マノロ・アリアス‎は、Barón Rojoで活躍する弟の‎エンジェル・アリアス‎、そして今作で唄う‎トニー・クエバス‎らとNiagaraを結成するとい意味では叩き台のようなバンドでもあります。

しかし、あそこまでメロディアスな方向性ではなく③のような血湧き肉躍るNWOBHMスタイルもあるので、より硬派で正統性の強いメタルをやっています。なんか初期のLOUDNESSとかと同じベクトルを放っているんですよね。垢抜けないというのかマニアックというのか、アングラ臭がなんとも言えない熱を帯びたロックサウンドに変換されており、マニア心をくすぐります。

80年代の初期型スタイルが好きな人にはたまらんでしょうね。この分離の悪いミックスと音質も込みで楽しんで欲しい。でもメジャー流通の作品しか聴かない人は止めた方が良いですね。お金かかっていないもの。



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