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Tribute to the Scorpions(Six Strings, Twelve Stings)
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Tribute to the Scorpions(Six Strings, Twelve Stings)
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解説 - Tribute to the Scorpions(Six Strings, Twelve Stings)
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1. 失恋船長 ★★★ (2022-05-24 12:30:54)

1.Here I Am (Rock You Like A Hurricane)
Kelly Hansen

2.Still Lovin' You
Steve Whiteman

3.Falling In Love
Marq Torien

4.Big City Nights
Kevin Dubrow

5.Blackout
Stevie Rachelle

6.No One Like You
Jizzy Pearl

7.The Zoo
Joe Lesté

8.Steamrock Fever
Phil Lewis

9.In Trance
Kory Clarke

10.He's A Woman, She's A Man
John Corabi

11.Holiday
Paul Shortino

12.Lovedrive
Taime Downe

上記楽曲が収録されたスコーピオンズのトリビュートアルバム。2004年にMausoleumからリリースされています。タイトルの下に参加シンガーを記入していますが、これが興味をそそるラインナップ。L.A界隈でくすぶる中堅からベテランが一堂に顔を揃えます。
概ね有名な曲ばかりを選んでいるので聴きやすいでしょうし、オリジナルとの比較も簡単と親切ですが、大きく期待を裏切るような展開はありません。
バックを支えるメンツのリードギターでジョージ・リンチが参加、ここはマニアにとっては最大のポイントでしょうね。ベタな曲をジョージがどう料理するのか、選曲はギタリスト目線ではありませんからね。それだけに筋肉ムキムキ男のカミソリギターを存分に味わえます。強引さも込みでジョージ印満載。リズムギター担当はブレットボーイズのジョン・モーリス、ドラムとベースはL.Aガンズからチャック・ギャリック、スティーブ・ライリーの二人、身近なところで済ましていますが、演者が変わればニュアンスがここまで違うとは驚きましたね。
やはりアメリカ人に欧州産の泣きは理解されないという事でしょう。そのニュアンスの違いが合わなければイマイチとなるでしょうが(合わないヴォーカルもいるしね)トリビュートアルバムの楽しみ方としては、これは大ありでしょうね。
やっぱりお国柄ってあるんだなぁ。カヴァーしてもあの味は出ないモノね。
それにしてもポール・ショティーノは何を唄っても自分のカラーに染め上げますね。ケヴィン・タブロウの押しが強いわぁ。



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