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KISS OF STEEL (1986年)
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KISS OF STEEL
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解説 - KISS OF STEEL
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1. 失恋船長 ★★★ (2022-05-05 17:48:12)

幻のフランス産正統派HM/HRバンドの2枚目。そのレア感は高く世界中のマニアが探すレアモノらしい。2020年にCult Metal Classics Recordsから再発盤が出たときは大騒ぎだったと言われる幻が強めのフレンチメタルバンドですが、少々頼りないハイトーンなのだが、叙情的なメロディを積み上げる丁寧な演奏、歌メロにもフックがあるし、楽曲の構成もコンパクトながら起伏があり、なかなか聴かせてくれる。
歌い手の線の細さや、情緒たっぷりの叙情派サウンドの泣かせ具合、日本のインディーズ系にも通ずるサウンドを奏でている。その懐かしさに胸がキュンとなるのだが、高額トレードされるほどの名盤とは思えないので、マニア泣かせの一品である。やはり手元に置きたい、購買欲というのか収集癖が招く散財劇という事でしょうかね。
かの有名な商業誌において、全く愛のないレビューが痛かったのか、国内の輸入盤市場でも仕入れが少なかったと言われる一枚。参考程度にもならないレビューだったという事で、販売元は気が引けたのでしょう、そりゃそうだよなぁ、ですが、音質は薄っぺらいが、欧州由来の泣きを散りばめつつも煌びやかな叙情派サウンドは、日本人の感性に響くものであり駄作と断罪するほどの作品ではありませんね。叙情派HM/HRが好きな人ならば大いに楽しめるでしょう。
1986年のフランス産という裏事情を理解している方ならば、このミックスも気にならないでしょう。逆に味ですよね。
単純に走るだけじゃないドラマ性、コンパクトな楽曲に秘めた思いは、アレンジ不足と嘆くのか、努力の賜と評価するのかで大きく分かれるでしょうが、マイナーメタルを愛する猛者ならば、そのなかせのメロディにグッと掴まれるでしょうね。
でも、メジャーなレコード会社からの音源になれている人には勧められませんけどね。



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