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THE ENDGAME (2022年)
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THE ENDGAME
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解説 - THE ENDGAME
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. cri0841 ★★★ (2022-05-15 22:17:30)

2022年発表の9th。前作も素晴らしかったが、今回はもっと素晴らしいかも!
メロディの充実度、哀愁度、ケチのつけようが無いよコレでは・・・。
正直、北欧系はほとんど聴かないんだけど、これだけ出来が良ければねぇ、降参ですヨ。
HR/HMの黄金期はいつなんだ?彼らの充実っぷりを目の当たりにすると本当に判らなくなるなぁ。
どの曲が一番良いのかすら悩むほどの作品だよ、名盤です!




2. うにぶ ★★★ (2022-09-22 21:00:12)

まずアートワークとタイトルが好きです。クスリとさせられます。
再結成後の『COUP DE GRACE』からこのアルバムまでの4枚は、どれもこれも傑作、名盤と言って差し支えない、ハイ・クオリティなメロディアス・ハード作品だと思います。まさに今がバンドの黄金期でしょう。
で、このアルバムの位置づけですが、最初はけっこう聴いていて悩みました。捨て曲なしの好アルバムであるのは間違いない。でも前3作と比較してどうなのか。
前3作には必ず1曲、最高のお気に入り曲があって、次点曲も含め、固定のキラーチューンがハイライトになっていました。
ところがこのアルバム、お気に入り曲が選べない。
いや、正確に言えば、日替わりで1番が代わっちゃうんです。今日はこの曲推し、今日聴いたらこれも良いなぁと・・・。
ここしばらく、4作をとっかえひっかえ聴いていましたが、このアルバムだけ決着がつかず。聴けば聴くほど、どの曲も旨味が増していき、捨てられない。いや、新たに感動してしまう。
しばらく抵抗していたんですが、負けました。全曲がキラーチューンなんだと認めざるを得ません。
一聴目から耳あたりが良いけど、実はスルメ曲だらけ。多彩な曲をそろえているのに、全部胸に響きます。
3分少々のポップ・ソングがメインで、本来私の好みはもっとドラマティックに長々と盛り上げてくれる曲で、あっさりしすぎだよと思うのに、それでも魅了されてしまいます。
結論。
これ世紀の超名盤です。
少なくとも私は一生聴き続けます。今のところ、今年のナンバー1アルバム。




3. 失恋船長 ★★ (2023-01-11 16:27:31)

完全にやり切っていますね。やり切りすぎかも知れません。前作でも感じたデジャブ感。今回はそういうのも、お構いなしにやり切っています。個人的には少々やり過ぎ感と狙いすましたメジャーロック感が強すぎてイマイチのめり込めませんが、彼らのファンが求める王道スタイルを完璧に踏襲していますね。
ファンの期待に応えすぎた優等生なアルバム。それだけに大きな裏切りや斬新な手法が見当たらないのはチョイと残念だし、ビルド&スクラップ過ぎるのだが、ワタクシの貧乏臭い耳には気恥ずかしさが上回ってしまいましたね。

メディアの評判も上々らしいのですが、前作や前々作にあった、芯の太さというのか、メランコリックさや哀愁度をシリアスな作風の中に込めていた分、今作は完全に陽な感性の中で解放しているのが、チョイとワタクシの好みから外れているという感じでしたね。
普段、マイナースピードメタルやNWOBHM系、ジャパメタ漁りがベストな耳ですので、チョイとメジャー過ぎでした。小っ恥ずかしい。

それにしても今が全盛期でしょうね。迷いがないから説得力がある。普段なら聴かないもんね。ここまでメインストリーム寄りなのは、オジサンにはハズいのよ。③から④の流れも良いのよねぇ。④のイントロなんて泣けるじゃん、そこからシンガロングさせる歌メロ、ライブ映えするでしょうね。ファンの心の寄り添う極上のハードナンバー、トリートここにありでしょう。④から⑤も良いのよ。隙が見当たらんのよね。どの曲からも火がつきそうなヒットポテンシャルがあるのも見逃せないです。ただワシの耳が貧乏なだけなんですよ。

陽性な面も強めた今作は、これからメタルを聴きたい人にはドンピシャのサウンドではないでしょうか、そして、この快活なキャッチネスさこそ、このバンドなんでしょうね。世代やジャンルを超えたメジャーロックアルバム。バンドの歴史としては転換期になるような一枚でしょう。




5. kamiko! ★★ (2023-08-18 17:10:02)

スウェーデン産HR2022年作
このサイトの数少なくなった常連さんが高評価してるこの盤、ということで聴いてみた。コレの音響はスゴイ。
ハイクオリティで心地よく、年配HRファンの心を鷲掴みする適度な感じ、特にこの北欧情緒がボクのツボにハマる。

ただ、ボクがメジャー路線の盤にあまり手が伸びないのには理由がありまして。
現在進行形の世界的な混乱や戦争の暗示を感じさせるコンセプトや、偏向的な思想を思わせる内容が見えにくい形で
含まれていそうな盤に生理的な抵抗を感じてしまう。まあね、ボクの妄想なんですがね。
直近ではMegadethの盤なんかがそうでした。まあ、それでもYouTubeにチャンネル登録してるファンなんですが(笑)。
Treatは初期2作品がウチのCDコンテナのどこかに眠ってると思いますが・・それ以降はほぼノーマーク。
Tungska(2018年)に興味を持ち調べたのが昨年、まあこのタイトルがボクの検索に引っ掛かったワケでして
ロシアの地名がバンド名やタイトルに使用される、このメタル界七不思議にヒットしてしまったワケで・・・
こういう盤は曲のタイトルを翻訳したりジャケを観察したりするボクの性癖が発動します。
総合的に見て前作のサウンドは◎でも生理的にどこか受け付けない何かが存在するボクの被害妄想が発動。
で、今作・・・目玉か卵子のようなモノに精子が泳いでいるロゴ、タイトルはエンドゲーム。
1曲目には精神分析専門用語、2曲目はラビットホール、3曲目に共生を意味する単語
8曲目にはハリウッドからのイエス、この4曲のタイトルがボクのチェックに引っ掛かった。
Freudian Slipはまあ、端的に言えばうっかりミス、誤認。ラビットホールは直訳すればウサギの穴ですが
コレは一度踏み込めば後戻りできないような非常識な世界・・とボクは解釈している。
それに続く曲がSinbiosis(共生)です。で、後半にハリウッドからのイエス、という流れです。
ハリウッドで作成されたと思われる映像がフェイクニュースとして氾濫する現在の認知戦のなか
世の中がSDGsなんかの共産主義思想に偏った共生社会に向かっているという危機感をボクは妄想的に持っている。
かつ、予防医療の接種の影響で生殖能力が低下している異常事態が静かに進行している現状を思うと・・・
この盤で暗示される内容に生理的違和感を感じずにはいられない・・というのが正直な感想。
前作に引き続いて、今作もコンセプト的に抵抗を感じるんですよねぇ。

こういう盤は結構多い。過去はファンだったOrphaned Landが特に露骨だったが、大御所Ozzy、BlackSabbathにも
そういうテイストが色濃く感じられることに近年気付いた。
Treatに近い音楽性で言えば筆頭はTeslaでしょうか。

まあ、こういうことを強く気にし始めると、メジャー路線の音楽鑑賞自体に若干の抵抗を感じてくるんですがね。
今回は歌詞まで翻訳してませんが・・HRファンの多くはワリと曲に含まれるタイトルや歌詞はあまり気にしていないんじゃないかな。
普段ダークサイドの偏った思想の音楽ばかり愛聴しているボクが言うのもなんですがね。
そういう盤は手に取る時に、もうこの人たちは狂ってるんだよということが予め判ってるからいいんですよ。
メジャー路線盤は綺麗で健全に作られてそうで、いざ手に取った後からジワジワとそういう生理的に受け入れがたいモノを感じる
ということが結構あるんですよね。まあ、完全にボクの妄想ですからね。
というワケで・・・音的に満点ですが、★は2個とさせて頂きました。そう言いつつ今、聴きながら書き込んでるんだけどね(笑)



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