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IN MY DREAMS (2021年)
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IN MY DREAMS
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解説 - IN MY DREAMS
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 失恋船長 ★★★ (2022-02-27 13:07:34)

2017年にあのDA VINCIが復活してアルバムをリリースしたのに驚きましたが、今作はそのDA VINCIのキーボード、ダグ・セルボスカーが中心となり活動するメロディアスHM/HRバンドの1st。
オープニングから極上のメロディアスサウンドで幕開け、思いのほかエモーショナルな押しが強めの歌声に少々驚いた。ギターも前目だし、けしてキーボード中心の音作りという分けではないが随所の顔を出しています。そのメンバー全体が押し引きを心得たプレイで楽曲を色彩美豊かに飾り立てることで、こちらの期待以上のドラマが展開されています。その筋の北欧系ハードポップサウンドが大好物なマニアならグッとくること間違い無しですね。
ケン・ヘンズレーと活動を共にしていたギターのケン・イングワーセンな邪魔しないギターで迫ってきます。甘めのAOR調の曲が続き少々飽きがきたなぁと思ったらハードめのイントロが耳を惹く⑥がいい、70年代テイストもチョイ足されたメロディアスサウンドの旨味、こういう演出に掴まれますよね。
ツボを押さえたアレンジと古さに埋没しない現役感のあるサウンドメイク、ジャンルや時代を超越するメロディアスサウンドの旨味、チョイハスキーな歌声もドンズバでハマっていきますよね。ええバンドです。かつてのDA VINCIが静ならば、こちらは完全に動の極意ですよね。




2. 火薬バカ一代 ★★★ (2023-08-28 23:52:57)

前世紀に残した2枚のアルバムが未だ北欧メタル・ファンから愛され続け、ついには先頃(といっても既に6年も前の話になるのか)3rd『AMBITION ROCKS』(’17年)を引っ提げてカムバックを果たしたノルウェーはオスロ出身のDA VINCI。本作はその中心メンバーたるダグ・セルボスカー(Key)が、オーディション番組でその才能を評価されたフローデ・ヴェッセル(Vo)らをメンバーに加えて立ち上げたプロジェクト、その名もZELBOの1stアルバムとなります。’21年リリース
…っておい、それはいいけどDA VINCIは一体どうなっちまったのさ?と突っ込まないわけにはいかぬものの、ここで披露されている、暖かみ満ちたKeyをアレンジの要に据えつつ、哀愁を帯びた美旋律とフック満載で贈るハードポップ・サウンドは、ほぼほぼDA VINCIと同一路線。そりゃダグが全ての曲作りを担っているのだから当たり前の話なわけで、シンセを纏ってキャッチーに弾む曲調がJOURNEYを思わす②、ダグの哀メロ・メイカーとしての才能全開なメロディの泣きっぷりに心打たれるバラード⑦等、「往年の北欧アーティスト達にリスペクトを捧げつつ、AOR的なサウンドを創作する」というプロジェクトのコンセプトに相応しい優れた楽曲が揃い踏み。甘口なだけでなく、アップテンポの曲調、スリリングなインスト・パート、その上で舞う冷ややかなメロディといい、「北欧メタル」のイメージに忠実な⑧のようなタイプの楽曲も本編の良いアクセントとなっています。
DA VINCIの新作を待望している我が身なれど、「これが4thアルバムと納得してもいいかなぁ」と思えるだけの完成度を有した力作ですよ。



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