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EXTRACTION FROM MORTALITY (1989年)
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EXTRACTION FROM MORTALITY
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解説 - EXTRACTION FROM MORTALITY
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1. 火薬バカ一代 ★★ (2011-05-14 22:40:57)

スピーディでブルータルな楽曲と、それに相反する、神と聖書の教えについて歌った真摯な歌詞のギャップから、「クリスチャン・デス・メタル・バンド」としてファンの間で話題となった、ペンシルバニア州はコールブルック出身の4人組が、'89年にクリスチャン・ミュージックの専門レーベルR.E.X.MUSICから発表した1stアルバム。
「クリスチャンなのかデスなのか、一体どっちやねん」と多くのメタラー諸氏からツッコミを入れられたわけだが、実際のところ、本作にデス・メタル色は皆無。そのサウンドはSLAYER直系のストレートなスラッシュ・メタル路線で、特にこのアルバムはデビュー作という事もあってか、スラッシーな色合いが濃厚に漂う。②④⑥⑧なんて、もろ正統派の高速スラッシュ・ナンバーで、非常にカッコイイ。
但し、大仰でクラシカル、且つストレンジな味わいのイントロで幕を開けるOPナンバー①や、ヴァイオリンやヴィオラをフィーチュアした、ドラマティックでクラシカルなアルバム・タイトル・トラック⑧、人を食った曲調でラストを締める⑨と、どこか奇妙で、個性的なリフ・ワークやメロディ使いも随所で顔を覗かせていて、一筋縄では行かないノリは既に健在。
個人的には、パワー・メタリックなリフが疾走し、メロディアスなツインGが炸裂する、劇的なスピード・チューンの名曲④が一押しかな。
本作はメタル・ファンの間で高く評価され、バンドはこの後すぐ、ROAD RUNNNER RECORDSとの契約を手に入れる事となる。



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