豪快でダイナミック、売れ線街道を走っているが、脳天気な明るさではない堅実さ、その手練手管な制作陣によるハードサウンドには一定の需要があるだろう。個人的には何か始まりそうで何も始まらない印象が強く、途中で飽きてします。一曲の完成度は高いのに並べると無個性に感じてします。演奏も上手い、アレンジも当時の背景を感じるとベタ中のベタ。 難しいねぇ。下手でもどこか突き抜けた個性がないとダメなんでしょうかねぇ。ちなみにラストのLOVE POTION #9は有名な曲のカバーです。Tygers Of Pan Tangがやったヤツがハードサウンドファンには馴染みが深いでしょう。