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WEAPON OF LOVE (1985年)
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WEAPON OF LOVE
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解説 - WEAPON OF LOVE
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1. 失恋船長 ★★★ (2021-12-10 19:43:12)

ドイツのHM/HRバンドVIVAのシンガーだったマルコ・パガニーニ。次なる成功を収め動き出したのがこのバンドになります。今では放送禁止であろう、ジャケットがインパクト大なのだが、音楽性は至って真面目な正攻法で迫るHM/HRサウンドを展開、欧州風味のあるメロディだが、大陸的なグルーブを持ち込みアメリカの地を意識してる。そのバランスをMad MaxやBlind Guardian、Destructionとの仕事で有名なカレ・トラップやマルコの同郷の先輩、ヴィック・ヴァージェントらのアドバイスを受け完成させたのも作風に影響を及ぼしているのかもしれません。ルドルフ、マイケルのシェンカー兄弟の妹、バーバラと一緒にやっていたVIVA時代にも通ずる親しみやすさを上手くアメリカン志向に変換しているが、ヨーロッパのバンドである事に代わりは無く、その感触は島国ニッポンの我々に通ずるものがあり、嫌いにはなれませんね、なんと言っても主役であるマルコさんは、ダミ声系のシンガーなので、その癖の強さは大衆性を帯びたサウンドにはイマイチフィットしないんですけどね。そこが評価を大きく分けるでしょう。全然似合っていない部分とガチンとハマった時の格好良さが同時に表れるのが愛されポイントでもあるんですけどね。この不器用さがたまらんのよ。メジャー化したSCOPIONSとACCEPTが正面衝突した残骸のようなスタイルとも言える。上手く褒められん。


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