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Firepower (火薬バカ一代)
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CHATEAUX - 最近の発言
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Chained and Desperate

我らがEBONY主催のコンピ作『METAL MANIAX』に参加、それを契機に同レーベルからフルアルバムをリリースするのだが、このバンドが欲しかったのはリードヴォーカルだったようで、今までのトリオ編成ではなくゲストにスティーブ・グリメットを迎え入れレコーディングを敢行。恐らくタイトなスケジュールを縫ってのレコーディングだったと思うが、憂いのある沸騰型NWOBHMサウンドを披露。見事に英国産ハードサウンドの系譜を受け継いでいる。
重厚な展開が映える表題曲②、ノリ重視の③、そしてバラード④ではグリメットの朗々とした歌いまわしに酔わされ、燃えるメタルナンバー⑤で昇天と、NWOBHMマニアならずとも腰を上げずにはいられない曲順でおもてなしとEBONY謹製の分離の悪い音質を、ものともしない熱量で多くのハンデを覆してきます。スピードよりもパワーで勝負する楽曲、鋭いギターはリフ、ソロと工夫を凝らしバンドサウンドを牽引、ヌルイ音質にピリッとした気迫を植え付けている。

失恋船長 ★★★ (2020-02-27 20:42:00)


Hero / Firepower
久々に聴き直す機会があったのですが、
タイトルも直球なら曲調もストレート。
余計な装飾をまとわず、HMが殆ど骨格だけで
突っ走ってるようなシンプルさに痺れましたよ。
BATTLEAXEっぽい。

火薬バカ一代 ★★★ (2019-11-30 01:00:02)


Highly Strung / Highly Strung
浮遊するGサウンドによるイントロで引き絞られた緊張感が
一気に解き放たれるように疾走へと転じるOPナンバー。
リヴァープの掛け過ぎで生々しい熱気を削がれてしまった
Voプロダクションは頂けませんが、それを差し引いても
ストレートに疾駆する楽曲のカッコ良さは
OPナンバーに相応しいものがあるのではないかと。

火薬バカ一代 ★★★ (2017-04-18 23:36:23)


Highly Strung

結構最近までバンド名をどう読むのか知らなかった(辞書引けよ)ティム・ブロウトン率いる英国のHMトリオが’85年に発表し、ラスト作ともなった3rdアルバム。ちなみにバンド名は「シャトー」と読む。お城を意味するフランス語で、日本だと安アパートが時々名乗っていたりするアレですね。
今回もEBONY RECORDSからのリリースですが、前2作に比べるとプロダクションが改善。埃っぽいラフネスやササクレ感が減少し、よりカッチリと整合性を増したサウンドは、NWOBHMというよりは「パワー・メタリック」と表現したくなる厚みと緊張感を獲得。リヴァープ過多なVoの音作りは、折角のクリス・メイソンの熱いシャウトから生々しさを奪っているようで戴けませんが、それでもティム・ブロウトン(G)がクリエイトする徹頭徹尾HM!なパワー・チューンが放つ熱気は相変わらずムンムン。特にエフェクトのかけられたGサウンドがグルグル浮遊するイントロを、鋭利なリフと豪快に打ち鳴らされるリズムとがブチ破って疾走を開始するOPナンバー①のカッコ良さにゃ、メタル魂にガンガンにガソリンを注ぎ込まれる思いですよ。
以降も、ティムのギタリストの才能を凝縮したかのような攻撃的インスト曲④あり、緩急を効かせた⑤あり、タイトル通りアッパーに駆け抜ける⑦あり、重厚に押し出す⑧あり…と、最後まで高いテンションを保ったまま完走。贅沢が許されるなら後半にもう1曲ぐらい問答無用でブッ飛ばすスピード・ナンバーが欲しかったところですが、ともかくCHATEAUXの有終の美を飾るに相応しい1枚であったことは確か。再結成したりしねえのかなぁ。

火薬バカ一代 ★★★ (2017-04-18 22:53:38)


White Steel / Firepower
スピードは然程でもないのですが、鬼のようなGリフの刻みっぷり
は殆どスラッシュ・メタルの領域に半身を突っ込んでいますね。
それでいて、アグレッシブな曲調を突いてぐぐっとせり上がってくる
Gソロは実に情熱的でエモーショナル。
ティム・ブロウトンの動く姿は見たことがないのですが、
何となく「顔で弾く」タイプのギタリストっぽいなぁと。

火薬バカ一代 ★★★ (2017-04-17 23:38:01)


V8 Crash / Firepower
このタイトル聞くと、思わずイモータン・ジョー様に
お祈りのポーズを捧げたくなりますが、それはともかく。
音、悪っ
しかしこの壊滅的プロダクションが
バリバリ刻まれるGリフとリズム、その上に乗る
熱いシャウトの迫力を増しているので、
(レーベルメイトのSAVAGEを思い出します)
これはこれで全然有りだな!と。

火薬バカ一代 ★★★ (2017-04-15 08:57:33)


Rock n Roll Thunder / Firepower
ササクレた音色で猛然と刻まれるGリフに
メタル魂が燃え上がるスピード・ナンバー。
「ロックンロール」と「サンダー」という
イカした単語二つを合体させたタイトルが物語る通り、
前作よりもストレートで荒々しく、埃っぽくなった
2ndアルバムの作風を象徴するような名曲です。

火薬バカ一代 ★★★ (2017-04-15 08:50:08)


Firepower

SAVAGEの『LOOSE ‘N LETHAL』を筆頭に、EBONY RECORDS作品のアートワークを数多く手掛けて来たゲイリー・シャープによるSFタッチのイラストが目印の2nd。(’84年)
前作『CHAINED AND DESPERATE』発表後にメンバー・チェンジが発生し、Bのクリス・メイソンがVoを兼ねるトリオ編成へと移行していますが、「小細工?無用!」とばかりにソリッドに突き進む、HM以外の何者でもないサウンドにパワーダウンの兆候は見られません(音の悪さが相変わらずなのは流石EBONY)。どうもCHATEAUXというとスティーヴ・グリメットが参加したデビュー作にばかり注目が集まりがちのような気がしますが、単純な完成度で言えば本作の方が上ではないかと。
レンジの広さは前任者に及ばずとも、熱量の高さじゃ一歩も引けを取らないクリスの歌唱を活かすべく、重厚なタイプの楽曲の出来栄えが目立っていた前作から、今回はより直線的でアグレッシブな方向へとサウンドを軌道修正。その好例と言うべきパワー漲るOPナンバー①と、『マッドマックス』感迸る(V8を崇めよ!)ラスト・ナンバー⑧は、荒々しい音色で破壊的に刻まれるGリフといい、土煙蹴立てて爆走するリズムといい、その上に乗っかる火傷しそうに熱いVoのシャウトといい、これ聴いてメタル魂に点火されない男が居ようか?な名曲っぷり。この2曲に挟まれたその他の収録曲も、重厚なミッド・チューン③⑤、畳み掛ける疾走ナンバー④、歌に負けじとティム・ブロウトンが熱く歌わせるGにもグッとくる⑥等、「いやぁ、HMって本当に良いものですね」とマイク水野ばりに微笑みたくなる逸品揃い。
何だったら本作をCHATEAUXの入門盤にしてみてはいかがでしょうか?

火薬バカ一代 ★★★ (2017-04-13 23:40:01)


Spirit of the Chateaux / Chained and Desperate
NWOBHMのトリビュート・バンド、ROXXCALIBURが
カヴァーしていた、このバンドのテーマ曲。
重厚なミッド・チューンだけど聴いていて飽きが来ないのは
スティーヴ・グリメットの見事な歌唱力と
ティム・ブロウトン(G)のメロディ・センスの良さのお陰かと。

火薬バカ一代 ★★ (2017-04-12 23:43:08)


Straight to the Heart / Chained and Desperate
音質の悪さが却って独特の味になっている
Gリフ主導で鋭角的に疾走する
オーソドックスなHMのカッコ良さが凝縮された名曲。
伸びのあるハイトーンから、曲中で多用される
「ウッ」の掛け声まで、スティーヴ・グリメットが
既に実力派シンガーとしての才能を如何なく発揮してくれています。

火薬バカ一代 ★★★ (2017-04-12 23:15:52)


Chained and Desperate

'81年、ティム・ブロウトン(G)によって英国のチェルトナムで結成されたSTEALERが、EBONY RECORDSのコンピ盤『METAL MANIAX』への参加を契機にバンド名をCHATEAUX(シャトー)と改めて、'83年に同レーベルから発表した1stアルバム。
デビュー・シングル『FIGHT TO THE LAST』(’82年)ではアレックス・ヒューストン(B)がVoを兼任していましたが、本作でフロントマン役を担うのは誰あろうスティーヴ・グリメット。この翌年にはGRIM REAPERで(やはりEBONY RECORDSから)デビューを飾ることとなる彼氏が何故ここで歌っているのかその理由はよう分かりませんけども、取り敢えずこの頃から既に歌の上手さがズバ抜けていたことはハッキリしています。
音楽性の方もGRIM REAPERと同一のNWOBHM路線…というかアレをもっと野暮ったくした感じのサウンド。音の悪さじゃ人後に落ちないEBONY作品ゆえプロダクションは粗悪極まりなく、相当に聴き手を選ぶ作品であることは否定しえないのですが、だとしても、チリチリとした音色で刻まれるGリフがソリッドに疾走し、その上でスティーヴが強靭なシャウトを轟かせる様にメタル魂にボッと火を点される⑤を始め、HM以外の何者でもないカッコ良さを主張する収録曲の数々からは、音の悪さや垢抜けなさといった弱点をぶっちぎるサムシングが感じ取れるのではないかと。特にバンドのテーマ曲(なのか?)②、へヴィ・バラードの大作④、重厚な⑧といった、Voの熱唱が映えるドラマティックな楽曲の聴き応えは本編の白眉。
知名度ではGRIM REAPERに大きく水をあけらていますが、内容では負けていませんて。

火薬バカ一代 ★★★ (2017-04-12 23:10:39)


White Steel / Firepower
めちゃかっこええーギターソロは鳥肌もんです。

モルドフ2 ★★ (2006-08-06 19:28:15)


Straight to the Heart / Chained and Desperate
これも最強だなぁ

いもむし ★★ (2005-09-01 06:58:27)


Rock n Roll Thunder / Firepower
こりゃあいい。

いもむし ★★★ (2005-08-31 12:32:00)


Rock n Roll Thunder / Firepower
SAXONの「HEAVY METAL THUNDER」の対抗馬、かどうかは知らない。
非常にスピーディーで、いかにもNWOBHMという感じ。

せーら ★★★ (2005-05-15 00:50:11)


White Steel / Firepower
殆どスラッシュメタルと言えるスピーディーでアグレッシヴな名曲。
ギターがメチャクチャ格好良い。

せーら ★★★ (2005-05-15 00:42:47)


Spirit of the Chateaux / Chained and Desperate
このバンドのテーマソング。
ミドルテンポで、ドラマティックに展開する。

せーら ★★ (2005-05-15 00:40:13)