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AMERICAN TEARS
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Serious Blue Boy(Sail On)
/ Tear Gas
(火薬バカ一代)
Tear Gas
(火薬バカ一代)
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Serious Blue Boy(Sail On)
/ Tear Gas
神秘的なイントロと、DEEP PURPLEの“BLACK NIGHT”を思わすGリフに
導かれてスタートするアルバムのハイライト・ナンバー。8分越えの
長尺の中に、スペーシーかつドラマティックな曲展開と、リード楽器として
活躍するKeyを始め、各楽器の見せ場が盛り込まれていますが、それでもやはり
最も印象に残るのは秀逸なメロディ・センスという辺りが、マイク・マンゴールド印です。
火薬バカ一代
★★★
(2021-08-13 00:53:35)
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Tear Gas
復活後も間を置かずに新作リリースを重ねる、マーク・マンゴールド率いるAMERICAN TEARSが’75年に発表した2ndアルバム。
マークといえば、彼の名を一躍広める切っ掛けとなったTOUCHを始め、数多のメロディアスHR作品に関与してきたベテラン・アーティスト。その何れもアンサンブル重視の姿勢が徹底されており(AMERICAN TEARSの3rd『POWERHOUSE』も含む)、本作も当然そのような作風が託されているものとばかり思い込んでいたため、後追いで聴いた時は結構驚かされました。ギターレスのトリオというEL&Pばりの攻めた編成の下、自らリードVoも担当。更に相棒として「ベースに持ち替えたジミ・ヘンドリックス」の異名を取ったというジャズ畑出身のゲイリー・ソニーを迎え、弾きまくるKeyがサウンドをグイグイと牽引するプログレッシブ・ロック然とした音楽性を追求しているではありませんか。なんつーか、野球チームで「繋ぐ野球」「全員野球」の大切さを説いているコーチが、若い頃はヤクルト・スワローズの池山隆寛ばりのブンブン丸だったことを知ってしまったような衝撃を味わいましたよ。
とはいえ、テクニックの披露のみに拘泥した独り善がりな内容にはなる筈もなく。現在に通じる優れた作曲/メロディ・センスはこの時点で既に開花。その最たる例というべきが、プログレッシブ・ロック然とした大作主義、スリリングなアンサンブルに、キャッチーなメロディが組み合わされたドラマティックな名曲③ではないかなと。
「人に歴史あり」という格言の意味をしみじみと噛み締める1枚。
火薬バカ一代
★★★
(2021-08-12 00:31:54)
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