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SEMENDRIA (2020年)
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解説 - SEMENDRIA
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1. 失恋船長 ★★★ (2021-06-06 20:53:16)

つい最近まで全く知らなかったセルビアンメタルを代表する現役バンドの最新作。パワフルかつシンフォニックサウンドは意外なほど様になっており、付け焼刃ではない長年に渡り熟成された音楽性のような気がします。
主軸なるツインギターコンビはブランコビッチ兄弟。シンガーにはEden’s Curseでも活躍するニコラ・ミイッチがいるので、そっち方面のメジャーサウンドに詳しい人ならば当然の如く押さえているのでしょうね。
親しみやすいメロディとメタルバンドが持つ熱いドラマ性、裏切らない展開と欧州風味満点のメロディは、メジャー感に満ち溢れており、普段C級D級の四畳半一間なNWOBHMサウンドを愛聴するものには眩しいくらいである。

これだけでも凄いのに、今作は①にマーク・ボールズ、②はリッパー・オーウェンズ、⑦はファビオ・リオーネとやり過ぎなくらいドンピシャのゲスト参加で華を添えています。②みたいな歌唱のリッパーも新鮮でした。
疾走する叙情的なメロディの数々、そしてフォーキーさも散りばめたシンフォニックパワーメタルサウンドは、個人的には少々恥ずかしい気分になるので熱心に耳を傾けないのだが、今作を聴いたきっかけは、なんてことはない第三のブランコビッチなる派手目の顔立ちの妹が参加したことが大きい。

メロディアスロックの総本山、フロンティアからThe Big Deal なるバンドがデビューするらしいのだが、そこでシンガー兼キーボードで参加しているらしい、そこからの繋がりです。キーボード弾きながらROCK THE NIGHTがちょいエロなのよ。そんな不純なセクシャルハラスメント全開のマイノリティー違反を繰り返すワタクシは、銃殺さても文句も言えませんが、忙しいです。雑誌なんかなくともいくらでも情報が入る時代、本当にフォローしきれませんよ。

横道にそれ過ぎましたが、オランダのElegy+アメリカのKamelotが合体してバルト風味に仕上げたようなサウンドになっていると思います。門外漢のサウンドなので、この辺りの類似性しか見い出せませんが、フォーキーさなどはrhapsodyのようなRPG戦闘シーンメタルが好きな人にも訴求するのでしょうね。
でも、このバンドが先人達からパクリ倒しても気が付かない、ライトリスナーなので、ツメの甘さはお許しください。妹から繋がったんっす。



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