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Catapilla
一般的には2ndの方が評価が高いんでしょうか。
しかしハードロックファンにはやはりこの1stを。
ジャズときくと抵抗ある人もいるかもしれませんが、難解さ・取っ付き難さはなく、どの曲も耳馴染みの良いフレーズとハイテンションで激しい演奏満載です。
私の第一印象は「あやしい」でした。
全体的に酩酊感があって不穏な感じ。しかし、聴いていて憂鬱になるような音でもなく・・・
BLACK WIDOWの「SACRIFICE」のように、暗黒に酔うといった感じの音でしょうか。
キャメル
★★
(2006-09-30 01:15:00)
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Embryonic Fusion
/ Catapilla
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20分超えの大作、という事でやはり一番の目玉でしょうか。
全編楽しいんですが、聴き所はやはり「ハッ!」の掛け声と共に
テンポアップする所ですかね。彼女の獣声もますます唸りをあげ
強靭なベースとドラムに引っ張られサックスが不安定な色を持って響く。
何度も繰り返しドラムが逞しく連打する頃になると、もう頭がかなり激しく動いてます。
で、それなのに唐突に哀愁のメロディを持ったギターが登場。最高。
ここ入るところの、ちょっとしたキメがかなり好きです。
しかし、後ろのオルガンみたいな音はなんでしょうか。クレジットはされてないんですが。
やっと静まったと思った途端に始まるベース、ブオンブオンたまらん~。
そしてギターソロへ。サックス抜きで完全にハードロック状態。熱い熱い!
・・・どろどろドラムにサックスの懊悩。ベースの低音も痺れる。
更には無機的に冷たいギターのアルペジオ。昂るサックス。
一曲目のイントロも「これぞイントロ」な名イントロだけども
このエンディングもそれとまた同じに、素晴らしいものとなっている・・・素晴らしい。
野崎
★★★
(2006-09-27 19:50:36)
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Catapilla
この作品で、よく言われるのが「女性ボーカル」。
だからって天上の~とか、美しい~なんて思っちゃいけませんね。
確かに女性ならではの涼しく穏やかな風にも歌うのですが
人を外れた畜生道の暗闇から聞こえてでもくる獣じみた声、も出します。
この二つを使い分けるわけですからコチラとしては目眩を起こすしかありませんね。
ですが個人的に最も魅力的なのは。リズム隊。こうまで重くあることの要です。
特にドラムの、硬くて太い音。つい「これだよこれ・・・」なんて一人で言ってみたくもなります。
ベースもいやにズッシリしてるじゃあないですか。ラスト曲の後半、ベースで始まる所とか痺れますね。
70年代マイナー道への入り口的作品だと思うのですが、まだ「だってジャズって・・・」と敬遠している方。
あくまでもジャジーなハードロック!と思ってください。ヴァーティゴ渦巻きにハズレ無し。
ちなみに2ndはやや大人しくなったものの、やはり暗いので共にオススメ出来ます。
野崎
★★
(2006-09-27 19:15:00)
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