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EDDER & BILE (2020年)
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EDDER & BILE
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解説 - EDDER & BILE
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1. kamiko! ★★★ (2021-02-19 00:05:17)

ノルウェー産デスメタル2020年作
実に16年ぶり・・とはいえ、「...IN PAINS」(1992年)購入当時以来、存在自体忘れていたバンド。16年前の作品も全く知らない。
「...IN PAINS」時代は、ウッドベースを取り入れた異色ユニットに興味を持ち愛聴していた。Carcassのビルスティアーに一目置かれたバンドでもあり
ゴアテイストなコンセプトを感じさせる世界観だったが、そのワリに攻撃力が無く当時のデスメタル群と比較してもB級以下の扱いで止むを得ない感はあった。
ゴアリーなデスメタルかつB級というと、同時期のバンドではCancerあたりを思い浮かぶが、そこまでのゴアテイストすら感じられなかった中途半端な作風。
とはいえ、地味な音響とは裏腹に、その編成と楽曲からは何か新しいサウンドを期待させるモノがあったと記憶している。
我が家のコンテナのどこかに収納されていると思うが、もはや20年以上聴いていない。その後バンド名を変えて活動していたことは、この記事を書く前に
ネット情報で調べて知ったが、今現在まで活動して作品を出していることにとても興味を持ち、試聴した内容が想像以上のクオリティでゲットしてみた。
どうやらオリジナルメンバーは1人で、メンバーは一新されているようだ。ジャケのチープなガイコツオブジェのB級テイストで、中身が大丈夫なのか心配になるが
基本オールドスタイルのゴアリーなデスメタル路線に、更に攻撃力を増すブラストを織り交ぜた、極上のデスメタルだ。
録音状態が非常に素晴らしいと感じる。硬めの音質のドラムが心地よく、抉るようなギターが突き刺さる。「...IN PAINS」時代に新しい作品を作ってくれると
期待させた空気は、この作品で聴かれる独創的な楽曲やアレンジに発揮され、現実のものとなったなぁ、と感じている。
当時感じた物足りなさは一切無い。円熟したとても聴き応えのある作品に拍手を贈りたくなる。古学校死フリークは必聴盤だ。



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