スコーピオンズが時に見せたメッセージソングなんかにも匹敵するようなレベルの楽曲をたくさん詰め込んだアルバムで見事ボン・ジョヴィに対抗しようとしたのかもしれませんノォ~このウドというモンは。かつてスコーピオンズも「Wind Of Change」や「No Pain No Gain」なんかで全てのリスナーを一心同体にさせようとしたワケという事で、それの現代版と言っても過言ではないと思いませんか?
ホワイトスネイクのイメージはヴォーカルが元ディープパープルだった事もあり、かなりの割合で「バリバリのハードロックバンド」なイメージがにじみ出ます。全米No1ヒットしたHere I Go Againは一見バラードロックだけれども逆にそれがアルバム中のハイライトになるようなイメージですし何と言おう「ボン・ジョヴィでハードロックに目覚めたリスナーが行く更なるレベル」というのか「ボン・ジョヴィの上を行くような」そんなイメージをもたらすのがディープパープル上がりのホワイトスネイクかもしれませんね。