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AURORA (2017年)
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AURORA
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解説 - AURORA
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1. 失恋船長 ★★★ (2018-11-10 12:26:08)

寺田恵子カンバック後はライブ活動に精を出しバンドの結束を固めてきたガールズロックの先駆者と呼ばれる彼女達。ここ最近はコンスタントにアルバムをリリース。メンバー間のわだかまりも乗り越え完全復活を印象付けています。
とくに、再始動後は音楽性のスタンスを自分達のやりたいHM/HRを中心としたものとなり、中途半端なポップスは一切やらなくなったのも好印象。今作でも彼女達らしい歌謡テイストの強い歌モノハードサウンドを散りばめた王道路線で勝負。特に驚いたのがオープニングの①まるでDPのCHILD IN TIMEが始まったのかと思うほどシリアスな空気のイントロに驚いた。中盤のパートもシリアスな空気を壊さない展開に、ここまで本格的なサウンドを聞かせてこなかった彼女達にとっては、大きくイメージを変えさせる懐の深さを感じます。②以降はキャッチーなSHOW-YA流ロックを披露。どの曲も耳馴染みも良くフックを設けたハードサウンドは敷居も低く、J-ROCKファンをも取り込める魅力を放っている。
作詩陣も懐かしい顔が揃い済み、安藤和彦、森雪之丞に湯川れい子まで担ぎ出し往年の空気感を出しました。迷いのない音楽性、進むべき親しみやすいハードサウンドは等身大の魅力を携えていました。個人的には、ギターの五十嵐美貴さんが、少し大人しいように感じますね。あえてなのか事情があるのか分かりませんが、一曲の作曲していないしチョイと気になりましたね。



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