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ヘヴィメタル/ハードロック
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OPUS ECLYPSE
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The Forest
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The Forest
スペイン産フォークメタル2018年作
針葉樹林をバックに鹿と頭蓋骨を供えた祭壇が描かれるジャケ、ストレートなアルバムタイトルから、北欧の森林崇拝愛が濃厚に感じられる。
内容は5曲入りでトータル20分にも満たない作品。2000円超支払ったので内容量に物足りなさを感じないでもないが、森フェチの魅力が詰まっているので妥当な対価か。
メタルとは畑違いのゴシック系トラッドバンドTrobar de Morteはスペインの森林崇拝フェチご用達サウンドだが、そのメンバーによるサイドプロジェクトがコレだ。
メンバーのDaimonielがギター&ベースを全て担当しており、クラシックフォークギターとメタリックなギターを融合した、本家路線とは異なるメタル寄りな音楽性だ。
ブラックやドゥーム的様式とは異なるフォークメタル。結構粗削りな演奏だが、イマイチピリッとしない演奏力を雰囲気で充分ガバーしている。、
歪んだバッキングと冷たく繊細なフォークギターのコントラストが美しい。ギターの音量のアンバランスさが若干露呈しつつもシンセの残響でカバーできている。
ヴォーカルはLady Morteで女声だ。本家ではマルチに楽器を使いこなし、学がある人だなと感じさせるが、ゴシック系のヘヴンリーヴォイスに魅力がある。
メタルではなかなかお目にかかれないタイプのヴォーカルで、その独特な歌唱法が森林で呪術を施しているような妖艶さを感じさせる。
サイドプロジェクトなので本腰で活動し続けるかどうかは不明だが、20分程度とはいわず、バッチリと尺のあるフルレングスアルバムを熱望するところだ。
kamiko!
★★★
(2020-11-15 12:38:32)
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