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FROM GENESIS TO APOCALYPSE AND BEYOND
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解説 - FROM GENESIS TO APOCALYPSE AND BEYOND
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1. kamiko! ★★★ (2020-08-22 01:17:00)

米産ヘヴィメタル2007年作
元々超悪趣味な気持ち悪い世界観でサウンドを追求していたAtrocity(独デスメタルではなく米グラインドコア)のメンバーによるヘヴィメタル。
コレは我が家にある作品の中でも屈指のポンコツサウンド、B級愛がないと聴けないクオリティだ。しかし、その作風に愛情が沸かない筈がナイ。
アルバムタイトルを日本語訳すると「創世記から黙示録へ」だろうか。何やら壮大なコンセプトを感じさせるゴージャスなタイトルなワリに
各曲のタイトルがショボい上、楽曲のロークオリティさに悶絶してしまう。一本調子の曲調が続き、いよいよこれから曲が展開するんだろうな
というところで突然曲が終了したり、フェードアウトしたりするのだ。もはやワザとやっているとしか思えない。
最も個性を放っているのは、やたらイラッとさせるヴォーカルの存在感だ。音痴を通り越してクドい。どうして歌おうと思ったんだろう。
そのヴォーカルのせいで、バックで弾きまくっているギターが人をおちょくっているかのように聴こえてしまうから面白い。
また、迷曲Passing Timeでは、徐々にテンポダウンしていくクドいドラムのリフに悶絶してしまう。ドラムのリフのみでダサいと思わせるセンスがスゴイ。
とりあえずこの盤はまともな耳で聴いてはいけない。コレに愛を感じ、笑って聴けるリスナーはこの盤はマストだろう。



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