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Eternal Return

米産サイケデリックドゥーム2018年作
前作がワリとツボに入ったので、今年に入った頃ゲットしてみた。前作の延長上の音楽性ではあるものの、正当進化した印象。
ライトに聴ける初心者向けなイメージを前作で持ったが、今作は濃さが上乗せされて、若干マイナーチェンジした翳りが魅力的だ。
また、ギターの浮遊感と重量が若干増した。ライトな酩酊感から、ヘヴィードープスモーカー向けサウンドにシフトした印象だ。
前作のジャケデザインが結構ツボだったが、同じ画風の今回のジャケも優秀だ。森に佇む女性、血糊がホラーな感じでいいね。
濃厚なサイケ臭にイーヴルなホラーテイストが素晴らしい。だるーい女声ヴォーカルが催眠術のようにダラダラ歌うところもいい。
とりあえずこの路線では非の打ち所が無いトップクラスの完成されたサウンドだ。超オススメ。

kamiko! ★★★ (2020-08-15 23:01:19)


Grief's Infernal Flower

米産サイケデリックドゥーム2015年作
ヘヴィでストーナー要素を含むギター、気怠い女性ヴォーカルによる、安定感のあるサウンド。
その路線ではワリと有名なバンドなんじゃないかと思う。オカルトな雰囲気がありながらも暗くないから
気軽にダラダラと楽しめるところがいい。適度な酩酊感と浮遊感が魅力的だ。
この路線では最も標準的な、判りやすい音楽性で、既に完成されたサウンドだと感じるので、サイケデリックドゥーム初心者向けだ。
鈍重なリフをバックにギターソロ(というよりは高音域を掻き鳴らす)が響き渡る様が粉っぽく適度なストーナーな感じでいい。

kamiko! ★★★ (2020-08-15 22:39:40)