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Toute La Noirceur Du Monde / Weepers of the Land (kamiko!)


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Toute La Noirceur Du Monde / Weepers of the Land

5曲収録されている中、この曲だけフランス語のタイトルと歌詞だ。「黒い世界」と訳されるようだ。
音響的にフランス語の歌詞が独特な異国情緒を感じさせるかというと、デスヴォイスやガナリ声なので他の曲との差は感じない。
ワリとアップテンポで耳に馴染みやすいリズムのリフ、低音の鐘の音のエフェクト、凍てつく氷を思わせる寒々としたエコー・リバーブなどの効果が
とてもカッコ良くてシブい。

kamiko! ★★★ (2020-08-11 23:20:36)


Weepers of the Land

カナダ産ドゥームメタル2018年作
雪山ジャケとバンド名がロシアの都市名というところに惹かれ、ロシア産ドゥームかと思ってゲットしたが、カナダの2人組バンドだった。
ロシアの都市名をバンド名にするのが流行ってるのか、ボクの知る限り、フィンランド産ドゥームKYPCKとカナダ産スラッジのAstrakhanが
バンド名にロシアの都市名を採用している。寒々としたドゥームのイメージがきっとフィットしたんだろうね。
Norilskという都市がどんな所なのか、このバンドがこの都市についてテーマにしているのかは不明だが、少なくともこの土地をイメージ
しているのは過去2作品と今作のジャケからなんとなくわかる。歌詞を訳してどんなテーマなのか調べてみようと思ったところ
一部フランス語で歌われている曲があることがわかった。歌詞からNorilskの地について歌っているんだろうなということはわかったが
カナダ人がロシアの地をフランス語で歌うことの意味はさっぱり理解できないままだ。まあ、それはそれで良し。
そもそもこのサウンドは試聴した瞬間にゲットしただけあって、ボクのツボにはドストライクだ。雪山を感じさせる、仄かにヴィンテージ臭
のするサウンド、かつ、ヴォーカルはドロドロと低音で歌ったりブラックメタル的なガナリ声で歌ったりする。
楽曲はスローからミドルテンポ主体で、一聴すると非常に地味で淡々としたサウンドに聴こえるが、コレが慣れてくると深い味わいにハマってしまう。
寒さを感じさせる哀愁がほんのり漂う旋律、氷のザクザク感がステキなギターのキザミ、叩き過ぎないクールなドラム、なかなか良い仕事をしてるベース
ナマ音に近いアコースティックなパートを織り交ぜるなど、一口では語れないとても奥深い味わいがある。きっと万人受けはしない、上級者向けドゥームだ。

kamiko! ★★★ (2020-08-11 23:03:57)