この曲を聴け!
最近の発言
Chaos Rising / The Blaze (火薬バカ一代)
The Blaze (火薬バカ一代)
Burning Point (火薬バカ一代)


MyPage

BURNING POINT - 最近の発言
モバイル向きページ 
解説 - 最近の発言
新しいコメント・評価 (タイトルをクリックすると当該項目に移動します)


Chaos Rising / The Blaze
一頃のJUDAS PRIESTを彷彿とさせる疾走ナンバー。
金属的色艶を帯びてパワフルに炸裂する
ニッテ・ヴァロのハイトーンVoも
全盛期のロブ・ハルフォードに肉薄する迫力を誇っていますよ。

火薬バカ一代 ★★★ (2017-02-26 21:38:14)


The Blaze

元BATTLE BEASTの女傑ニッテ・ヴァロ(Vo)が加わった新ラインナップのお披露目を、変則ベスト盤たる前作『BURNING POINT』で済ませたピート・アホネン(G)率いるフィンランドの6人組が、満を持して’16年に発表した最新作。
欧州民謡風のメロディと猛々しい疾走感の組み合わせが、どことなくAT VANCEの名曲“SOLDIER OF TIME”を思わすOPナンバー①を聴けば、勇猛果敢にしてドラマティックなパワー・メタル・スタイルにブレがない(つか今更ブレる筈もない)ことは一聴瞭然。ただ今回はメロスピ的に突っ走ろうが、エピック・メタル然と重厚に迫ろうが、常に楽曲の中心に主役として鎮座ましますのはニッテ・ヴァロの歌声。これは現行BURNIG POINT最大の武器が、嘗て「女スティーヴ・グリメット」とも評された彼女の強力な歌唱であるという自覚の下、メンバーがその歌が最も映える曲作りに励んだ結果ではなかろうか、と。
ニッテ嬢の方もその期待に見事に応えています。前述の①や、金属質な感触を湛えて駆け抜ける③、鋭く切れ上がるハイトーン・シャウトを駆使してド迫力で歌いまくる様が圧巻の⑦、曲名や“WE RCOK”風のイントロからしてDIOリスペクトの姿勢が鮮明なラスト・ナンバー⑩等、闇を切り裂いて魔を払うが如き、神々しいパワーに満ち溢れた彼女の歌声を活かし切った楽曲を聴くにつけ、つくづくこのメンバー・チェンジは成功だったなぁと。
ニッテ・ヴァロの歌声を生で聴くためにも、BURNING POINT来日を祈念せずにはいられない1枚。ノーラ・ロウヒモ擁するBATTLE BEASTとのカップリング公演とかいかがでしょう。

火薬バカ一代 ★★★ (2017-02-18 08:53:14)


Burning Point

元BATTLE BEASTの女傑ニッテ・ヴァロ(Vo)を加入をさせた、ツインG、Key奏者を含むフィンランドの6人組パワー・メタラーが、彼女のお披露目も兼ねて'15年に発表した、新曲と過去曲のリメイクとカヴァー曲(KISSにMETAL CHURCH)からなる変則ベスト盤――といっていいのかどうか――な1枚。
BURNING POINTといえば、確か2nd『FEEDING THE FLAMES』('03年)を持っていた筈なのに、内容については薄らボンヤリとしか思い出せず、そのくせバンドの中心メンバーの名前がピート・アホネンだったことに衝撃を受けたことはいやに鮮明に覚えているのネンと。
それはともかく、こうして聴いてみるとJUDAS PRISET型のパワー・メタルに、ヴァイキング・メタルばりの雄々しさや独産メロパワ・メタルに通じるキャッチーさを注入したかのような、疾走感溢れるサウンドのカッコ良さに感心させられましてね。特に本作のために書き下ろされた新曲①④⑨が、過去作から選りすぐられた楽曲に負けず、立派にアルバムのハイライト役を果たしているのが頼もしいじゃありませんか。
そしてそれらを堂々歌いこなすニッテ・ヴァロ!BATTLE BEAST脱退後は音楽生活から身を引いてしまっていたらしく「勿体ねぇなぁ」と思っていただけに、今回の第一線への復帰は目出度い限り。その強靭なルックス…じゃなかった歌唱力は勿論健在で、本作のクオリティぶりに伸びやかに、且つ力強く貢献してくれています。
バンドとしてレベルUPが果たせたBURNIG POINTにとっても、シーンへの帰還を果たしたニッテ嬢にとっても、あと優れた作品を聴くことが出来たリスナーにとっても良いこと尽くめな、まさにWIN/WINな力作。入門盤にどうぞ。

火薬バカ一代 ★★★ (2015-11-30 23:21:05)