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1. 火薬バカ一代 ★★ (2020-04-26 01:15:55)

そのまんまなプロジェクト名や、全てのアルバム・タイトルに「LA」を入れ込む等、遠く離れたフランスの地からウェスト/コースト・サウンドとロサンゼルスに対する熱烈ラブコールを送り続けているマルチ・ミュージシャン、フレデリック・スラマが立ち上げたメロハー・プロジェクトAOR。新旧TOTOのメンバーや盟友トミー・デナンダーを始め、毎度枚挙に暇がないほど豪華なゲストを迎えてレコーディングが行われている彼らの初期の歩みを総括するベスト盤。(日本盤は’04年にCOOL SOUNDからのリリース)
選曲は1st『L.A. CONSESSION』から3曲、3rd『L.A. REFRECTION』から5曲、4th『DREAMING IN L.A.』から4曲、既発曲のリメイク3曲、合わせて全15曲を収録。当時自主制作盤ゆえ入手困難だった(フレデリック本人さえCDを所有していなかったという)初期作の楽曲が気軽に聴けるので重宝しましたが、それにしては2nd『NEXT STOP:L.A.』から1曲もチョイスされていないのは画竜点睛を欠くのではないか。まぁリメイク3曲のうちの1曲は2nd収録曲ではあるのですが…。
音楽性は勿論王道AOR。こうしてまとめて聴くと、リズムは打ち込みで済ませていたスタート時から、アルバムを重ねる毎にバンド形態への拘りが感じられ始め、それに伴って音楽性も若干ハードな方向へ磨き上げられていったことが分かって興味深い。まぁそれでもHR/HMで括るには少々躊躇を覚える作風に変わりはないのですけども。
現在までに十数枚の作品を残す多作なバンドゆえ、とりあえずの入門盤にするのに丁度いい塩梅の1枚。2枚組ベスト盤も別にありますが、そこまでボリュームがあるとそれはそれで敷居が高く感じられますし。



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