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Enter the Night (失恋船長)


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Enter the Night

Blazon Stone、Rocka Rollasなどで活躍するマルチプレイヤーのCEDことセデリック・フォースバーグが立ち上げた、へヴィメタルプロジェクトチームの2枚目。今回もシンガー以外は自分で担当するメタルオタクぶりを発揮、おまけに音楽性も古臭いトラディショナル志向、彼が関わるバンド全部そうじゃんなのに驚かされるが、もう少し捻りと言うのか?今の時代を意識したらと、コチラが気にかけるくらい徹底したオールドスクールサウンドを現代に再現している。
テクノロジーの発達以外、彼には目が入らないのでしょうね。正直、彼が携わる他のバンドとの違いを問われると近似値過ぎて困るのだが(大橋巨泉が石坂浩二をヘイちゃんと呼び、ケント・ギルバードにニアピン賞を授ける姿が思い出される)、好きモノにはたまらない安心安定のブランドとして、期待を一ミリも裏切らないと言うのは素晴らしい事です。
究極の同人誌メタル的な立ち位置の為に、向き合い方は人それぞれとなるだろうが、古き良きトラディショナルサウンドをお探しの方には、ピッタリのサウンドでしょう。遊びも少なく類型的ですので飽きも速いのですが、その分、即効性も高く、ドがつく程の、直球古典サウンドが聴きたくなったら、真っ先に脳裏に過る様な毒性があるのも魅力の一つでしょう。
古いタイプと侮るなかれな、それ以上の点数でも以下でもない100%75点満点の今アルバムは傑作ですよ。

失恋船長 ★★★ (2019-10-23 17:00:47)