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Autunno / Ciro Dammicco (火薬バカ一代)
Tu Mi Eri Scoppiata Nel Cuore / Ciro Dammicco (火薬バカ一代)
Ciro Dammicco (火薬バカ一代)


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Autunno / Ciro Dammicco
アルバムを締め括る抒情的なインスト・ナンバー。
胸をかき乱すように奏でられるピアノを始め、楽器陣が醸し出す
劇的な泣きと儚い美しさに、こちとら聴く度に蕩けるチーズと化してしまいますよ。
個人的にアルバムで最も聴き返す頻度の高い至高の逸品。

火薬バカ一代 ★★★ (2019-10-10 00:29:15)


Tu Mi Eri Scoppiata Nel Cuore / Ciro Dammicco
アルバムのOPナンバーにしてハイライトを飾る名曲。邦題は“君を想う”
ピアノとアコギによる抒情的な導入部から、メロトロンを用いて
ドラマティックに盛り上がるコーラス・パートが発散する哀愁が胸を締め付けます。
イタリア語による濃い口な歌い回しも、楽曲に備わった憂愁を倍増させてくれていますよ。

火薬バカ一代 ★★★ (2019-10-10 00:15:40)


Ciro Dammicco

NEW TROLLSの『CONCERTO GROSSO Part1』に涙して以来、「あの感動よ、もう一度」とばかりに、折に触れてイタリア産のプログレ物をチェックするようになりましたが、元々そっち方面に関する知識が薄弱な上に、当然と言えば当然の話ながら、かの国のバンド全てが濃厚な泣きメロを奏でているわけもなかったという。ただ、そうした中にあって個人的に『CONCERTO~』と並ぶ大当たりだと思っているのが、後にポップ・グループDANIEL SENTACRUZ ENSEMBLE を結成して“哀しみのソレアード”を大ヒットさせるイタリア人シンガー/ソングライター、チロ・ダッミッコ(ダミッコ?ダミコ?呼び名がまちまちでどれが正しいのやら)が'72年に発表したこのソロ・デビュー作です。邦題は『オータム』。
基本的には、濃い口なイタリア語による歌い回しが一層エモーションを掻き立てる、ダッミッコの情熱的なVoが主役のカンタトゥーレ作品で(日本だったら布施明とか上条恒彦辺りが歌っていたポップスに通じる魅力あり)、そのサウンドに複雑さや実験性は皆無。全編を詩情豊かに潤すメロトロンの活躍や、哀切な調べを奏でる生ギター、ピアノ、フルートを丹念に織り込んだアレンジ等から、プログレ愛好家の評価が高いのも納得の作品。中でも聴く者の胸を締め付ける猛烈な泣きを発散するOPナンバー①と、EDを甘く切なく締め括るアルバム表題曲⑩は哀メロ野郎終生の友となる珠玉の逸品。HR的ダイナミズムも感じられる③、サビメロの盛り上がりが感動的な⑤や、優しく包み込むようなバラード⑥も胸打つ名曲ですし…って、要は捨て曲なしの名盤であると。
哀愁のメロディを愛する向きは一度はお聴き頂きたい!と強くお薦めする1枚。

火薬バカ一代 ★★★ (2019-10-08 23:51:08)