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Edge Of A Broken Heart / Anthropocene (火薬バカ一代)
Anthropocene (火薬バカ一代)
Light a Light / Cry of Dawn (火薬バカ一代)
Cry of Dawn (火薬バカ一代)
Cry of Dawn (失恋船長)


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CRY OF DAWN - 最近の発言
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Edge Of A Broken Heart / Anthropocene
アコースティック・バージョンが収録されていることからも
バンドがこの曲をアルバムのリーダー・トラックの一つに
位置付けていることが分かる美しいバラード。
やはりこの手の楽曲を歌わせるとヨラン・エドマンの歌唱は絶品すね。
トミー・デナンダーのギターも楽曲をエモーショナルに彩ってくれています。

火薬バカ一代 ★★★ (2023-07-21 00:24:40)


Anthropocene

様々なバンド/プロジェクトに参加しては衰え知らずの伸びやかな美声を提供し続ける「Mr.北欧ボイス」ことヨラン・エドマンを主役に据えたFRONTIERS RECORDSのプロジェクト、CRY OF DWANが’23年にまさかの2ndアルバムをリリース。1st『CRY OF DWAN』は大変素晴らしい内容でしたけど既に7年前の作品であり、「ああ、1枚きりの単発プロジェクトだったのね」と納得しかけていただけに今回の続編リリースには意表を突かれましたよ。
制作チームの顔触れは一新されており、ブレーン役にはダニエル・フローレスに代わってトミー・デナンダーが就任。それに伴い音楽性の方にも若干の路線変更が見受けられます。例えばKeyの役割が透明感や抒情性の増幅から、華やかさやキャッチネスの演出へと変化していることが物語る通り、北欧メロハー風味よりもAOR/ハードポップ方向へ大きく踏み込んだ仕上がり。とはいえ一般的なAORに比べりゃサウンドには遥かにエッジが効いていますし、インスト・パートにおける技ありなアレンジからはTOTOを信奉するトミー・デナンダーならではの拘りがチラ見え。そこに北欧メロハーだろうがAORだろうが、悠々歌いこなすヨラン・エドマンの卓越した歌唱力が加わるのですから、完成度の高さは推して知るべしといったところじゃないでしょうか?
“LIGHT A LIGHT”級のキメ曲に欠けるため、入門盤にするならまずは前作をお勧めさせて頂きますが、ポップに躍動する②、メロウなバラード⑤、歯切れ良くロックする⑧等、確実に耳を捉える収録曲が並ぶ本作とてクオリティ面では引けを取りません。「次があるならもう少し早めリリースをお願いしまっせぇ」とリクエストしたくなる1枚ですよ。

火薬バカ一代 ★★ (2023-07-13 00:42:18)


Light a Light / Cry of Dawn
青空に向かって昇り詰めていくような
爽やかさと高揚感を併せ持ったハードポップ・チューンで
ヨランのクセのない歌声もこの曲調に見事にハマっています。

火薬バカ一代 ★★★ (2022-09-20 23:36:10)


Cry of Dawn

ネオクラシカルな疾走ナンバーで威力を発揮するクリアなハイトーンと、バラード系の楽曲の魅力を引き立てるソウルフルな歌い回しを武器に、ここ日本では「Mr.北欧ボイス」の称号を欲しいままにするシンガー、ヨラン・エドマンを主役に起用したFRONTIERS RECORDS発のプロジェクト、CRY OF DOWNが’16年に発表した1stアルバム。
プロデュースはダニエル・フローレスが担当、曲作りにはFIND ME、ONE DESIRE他のソレン・クロンクヴィスト、PALACEのマイケル・パレスら、ハリー・ヘス(HALEM SCAREM)主演のプロジェクトFIRST SIGNALに関わっていた面子が再結集していて(NEWMANのスティーヴ・ニューマンもゲスト参加)、これまでのFIRST SIGNAL作品の打率の高さを思えば本作に対する期待値も跳ね上がろうというもので、実際その期待を裏切らない見事なクオリティを誇っているのですから大したもの。
まぁホームラン級の出来栄えというよりは、ヒットで出塁→バントで進塁→犠牲フライで1点を取りに行くような手堅さの方が印象に残る仕上がりではありますが、この安定感さこそFRONTIERS RECORDSのプロジェクトに求められているものであることは間違いありませんし、ヨランの美声が映えるよう設計された北欧ハードポップ・チューンの数々だって、冷ややかに疾走する②、印象的なKeyのイントロからスタートする③、キャッチーに躍動する④等々、耳を確実に捉える秀曲がズラリ勢揃い。中でも涼し気な哀感とポップな高揚感を併せ持って駆け抜ける⑤は、本編のハイライトとして一際眩い輝きを放っていますよ。
ぼちぼち2枚目を聴いてみたいのですが、作らないんでしょうかね?

火薬バカ一代 ★★★ (2022-09-19 23:12:58)


Cry of Dawn

インギー歴代No.1シンガーはヨラン・エドマンだと思っているワタクシにとって、ヨランは常に気になる存在である。クリアーなクリスタルヴォイスを持つヨランの声質は北欧のイメージそのもの、そして彼は中低音域を駆使してポール・ロジャース顔負けのエモーショナルさも併せ持つ非常に人間臭い唄を聴かせる稀有な存在です。

そのヨランの歌声をサポートするのは安心安定のブランド、我らがFrontiersと来ていますから音楽性も想像がつくでしょう。オープニングから炸裂する哀愁のメロディと叙情味溢れるウエッティなサウンド、そこに絡むミスター北欧ヴォイスの期待を裏切らないパフォーマンス、早くも涙腺が緩みます。
それもそのはず、脇を固めるのがプロデュースも務めるダニエル・フローレス、マイケル・パレス、FIND MEのゾーレン・クロンクヴィスト等が前面バックアップ。期待を一ミリも裏切らないメロディアスHM/HRサウンドを披露しています。

フック満載だよなぁ。本当に心が洗われます。甘く切ないクリアーサウンド、ややエッジ不足とも言えなくないが、それはAOR寄りもロックプロジェクトならではの不満であり、その筋のサウンドを求めるマニアなら大満足の名盤でしょうね。
ギターとベースを担当するマイケル・パレスも邪魔しないが、爪跡を残すソロプレイなど、聴き込む程に味わいが深まるのも印象的だった。90年代中頃から2000年過ぎまで、お世話になりまくった音楽性、ワタクシの心に永遠に寄り添ってくれるアルバムが2016年に出ましたね。それにしてもFrontiersは本当に凄い。歴史に残るレーベルとなりましたね。

失恋船長 ★★★ (2019-07-27 17:55:35)