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Queen of the Hill (失恋船長)


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Queen of the Hill
スウェーデンの若手5人組による2nd。シャリシャリとしたシャープな音像には現代的な要素を感じるが、出している音は王道ど真ん中のHM/HRサウンドを披露。ヨラン・エドマンのいたMADISONなどにも通ずる甘さと透明感もあるがイーブルなダークさが手触りとしてあり、より攻撃的でソリッドなサウンドは勢いがある。その流れで一気に聴かせるかと思いきや、しっかりとスローナンバーを放り込み、硬軟のバランスを加える事でアルバムにメリハリを生み出しているのはありがたい。
どこかありがちなスタイル故に、こういう作品を聴く側の趣味趣向が大きく評価に反映されるのだが、北欧らしいメロディを臭さを排してねじ込んできた音楽性は、時代の流れに左右される事のない絶大的な普遍性が根っこにある為に、安心して聴く事が出来るのが嬉しい。反面スリルは皆無故に飽きのサイクルが早まるのも事実。そんな中で親しみやすいメロディと現代的王道メタルを楽しめるマニアなら手にとって損はしないでしょう。

⑤曲目に収録される『Japanese Steel』ってどんな内容の歌詞なのか気になりますよ。イントロでチョイとですが和と取り込んでいますがね。

失恋船長 ★★★ (2019-07-26 12:28:31)