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Breakaway (1987年)
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Breakaway
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解説 - Breakaway
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1. 失恋船長 ★★★ (2025-01-01 21:05:02)

前作から3年のブランクを空けてリリースされたソロアルバム第2弾。ドラマーはチャック・ラフをいうアメリカンロック界隈では有名なドラマー、この人選からも今作は外連味のないアメリカンロックを軸に展開するんだろうという事が聴く前から予想できる。レーベルはMusic For Nationsに変更と言うことで、コマーシャル性は高いが哀愁のあるメロディを良い色濃くし叙情味をアップ。そこに熱情も込め、ロックな躍動感を高めている。

彼の声質が、もう王道アメリカンロックサウンドを醸し出している。それだけに何故か初見で聴いた気がしないという問題点はあるが、歌だけではないギターの上手さも際立ちソロアルバムを作り成立させるだけの実力を兼ね備えているマイケル・ファーロング。しかし1987年と言えば、WILD DOGSの3枚目のアルバムがリリースされた時期と同じ、なぜ、同時期に作品がリリースされたのかという不可解な要素があるのだが、今作の持つ音楽性の高さ、軟弱にならない一歩手前で踏ん張りロックな要素を残した歌モノサウンドは普遍的な魅力を発揮。青空の下、ビール片手にBBQでもしながら大音量で聴きたくなるような一枚だ。

それはロックありポップソングあり、哀愁のナンバーありバラードありと、メリハリのある展開が聴き手を魅了するから、そのバランス感覚の秀でた作風に万能性を見いだす。ゴリゴリのハードサウンドを好むマニアには中々勧める事は出来ないが、マイケル・ファーロングのアメリカンロックだよなぁな熱い歌声が好きな人は少なくないでしょうね。
楽曲の練り上げられバラエティに富んでいるが、ミックスが平坦な為、その鮮やかさの鮮度が落ちているのがマイナス。しかし、ないものねだりなんで、そういう事は言わないのがマナーでしょう。ポップだわ。ライトだわ。売れ線サウンドだけど、ロックしてますね。



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