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MR LUCKY (1996年)
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MR LUCKY
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解説 - MR LUCKY
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1. 火薬バカ一代 ★★★ (2017-12-26 23:14:04)

ESCAPE MUSICを通じて’95年にリリースされると、BURRN!!誌の輸入盤レビューで高得点を叩き出す等、世のメロハー・マニアの間で評判を呼び、久々にDAKOTAの名前に注目が集まる切っ掛けにもなった1枚。‘86年発表の3rd『LOST TRACKS』は、'84年から’86年頃にかけて書かれた楽曲のデモ・レコーディングに近い音源を集めたアルバムだったそうで、本作はそのうちの一部収録曲を差し替えた上でレコーディングをやり直し、曲順とタイトルを変更してリリースされたお色直し盤(?)なのだとか。
まぁそんな成り立ちはどうあれ、本作には良い曲が山ほど揃っていることは間違いありません。ラジオでオン・エアされるやリクエストが殺到したというヒット・バラード⑩を始め、ここには「手っ取り早くアウトテイクを寄せ集めてみました」的な急造感は皆無。つか、このレベルで残りカスだったら正規アルバムはどんだけの完成度の高さだと、DAKOTA未聴の方は余計興味を引かれるんじゃなかろうか?と。
また、’97年発表の復活作『THE LAST STANDING MAN』が、どちらかと言えばしっとりと聴かせる熟成を感じさせる作風だったのに比べ、本作は哀愁とフックの効いたメロディの大盤振る舞いは当然として、曲によってはツインVoをフィーチュアして溌剌とした躍動感溢れる楽曲も多数収録するという、聴かせると共に「ノらせる」ことも念頭に置いた如何にも80年代らしい作り。中でも軽快な疾走感とフックに富む哀愁のメロディが同居した⑥は名曲ですよ。
発表当時から今に至るまで、日本盤が発売されていない現実に首を捻りたくなる1枚です。



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