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Love Equals War / Love Equals War (火薬バカ一代)
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Love Equals War / Love Equals War
神秘的なイントロから、煌びやかに
メロディアスに展開していくアルバム表題曲。
高揚感を伴うポップな曲調がまさにOPナンバーに打ってつけです。

火薬バカ一代 ★★★ (2019-02-18 00:07:38)


Love Equals War

1st『CONNECTED』(’15年)が雑誌やネット上において高評価を獲得し、非常に幸先の良い日本デビューを飾ることに成功するも、好事魔多し。その後はメンバーの脱退が相次ぎ、4年間もの沈黙を余儀なくされてしまったわけですが、長いブランクをものともせず、この2ndアルバム(’19年)でもポップ&キャッチーに煌めく王道北欧産メロハー・サウンドを追求する一念に揺るぎなし。寧ろ新加入のギタリストが楽器の腕前だけでなく曲作りに関しても豊富なアイデアを持った逸材だったこともあり、収録曲のクオリティから、Keyを活かした技ありのアレンジ、それにパフォーマンスに至るまで、自分たちの長所を素直に伸ばした充実の内容に仕上がっていてホクホク顔ですよ。
神秘的なイントロから高揚感を伴いスタートする①、爽快な躍動感に満ちたアップテンポの②、ピアノの美旋律と、聴かせるGソロにグッとくる③、Voの伸びやかな歌声が映える抒情的な導入からエモーショナルに盛り上がっていく④、そして再びアクセルを踏み込んでエンジンを吹かせるパワフルなロック・チューン⑤…といった具合に、緩急織り交ぜて流麗に紡がれる本編は、例えば前作で気になった「アルバム後半の若干のテンションの緩み」(粗という程のものじゃありませんが)みたいなポイントを、本作ではサックスを取り入れたメロウな⑦、女性Voとのデュエットもドラマティックな⑩のような印象的な名曲を配することで、きっちりアジャストしてきています。あらやだ頼もしい、と。
完成度に関しちゃ前作に勝るとも劣らぬ1枚。『CONNECTED』の成功がフロックではなかっとことを立派に証明してくれて嬉しい限り。

火薬バカ一代 ★★★ (2019-02-17 10:28:56)


Say a Prayer / Connected
美しいメロディに連発にため息が溢れます
素直に耳が喜びますよ
蒼天だなぁ

失恋船長 ★★★ (2019-02-16 11:53:30)


Connected

プログレ・メタル・バンドSEVEN TEARSを前身として’09年に結成され、同郷の詩人ブルーノ・K. ウィエルの作品からバンド名を頂きCARE OF NIGHTを名乗ったスウェーデンの5人組が、'16年にRUBICON MUSICから発表した1stアルバム。
OPナンバーは“カサンドラ”。このマッチョな獄長が支配する世紀末世界の大監獄みたいな曲名に反して、神秘的なイントロからフレッシュなコーラス・ワークが響き渡る健康美に満ちた①がアルバム全体の方向性を物語る通り、本作において追求されているのは、甘美でキャッチーなメロディ、クリアなハイトーンで溌剌と歌うVoと美麗なハーモニー、多彩な音色で楽曲をドラマティックに修飾するKey、コンパクトにまとまった魅力的なソロを奏でるGが織りなす、北欧メロディック・ロックの美点を集約したようなサウンド。
特に強力なメロハー・チューンが連続するアルバム前半の充実度には目を見張ります。ライブ映え確実の①、ドライブ感溢れる疾走ナンバー②、イントロからGがよく歌う③、透き通ったピアノの美旋律とメロウなサックスが映えるバラード④…。逆にそのせいで後半ややテンションが緩んでしまうように感じられる点は痛し痒しですが、それは飽くまで前半戦が素晴らし過ぎるからであって、本編に捨て曲がないことは衆目の一致をみるところではないでしょうか。
レーベル主導で、曲作りから参加ミュージシャンの人選に至るまでお膳立てが揃ったメロディックHRプロジェクトもいいですが、そればかりというのは余り健全な状況とは言えません。新人バンドが独力で作り上げた作品がこれだけの完成度を誇っているのは非常に頼もしい限りですよ。応援したくなる1枚。

火薬バカ一代 ★★★ (2019-02-14 23:52:58)


Connected

ドイツのAor Heavenからリリースされた記念すべき1st。北欧産の叙情派メロディアスHM/HRサウンドをAor Heavenが手掛けるんだからハズレを掴まされるわけが御座いません。期待を裏切らない展開は、テクノロジー以外でグランジやオルタナなんてブームがあったんかと錯覚させるような80年代テイスト満載の素直なサウンドは、フックに富んだ哀愁のメロディと瑞々しい北欧の風が吹く、もはや古典とも言えるスタイルを踏襲。繊細さとロックのダイナミズムさを巧みに織り込ませながら、切なさと甘美なポップセンスが両立させるブランドサウンドを余すことなく聴かせてくれます。
歌を大切にした作りながらも優しく包み込むキーボードの甘美な旋律、そしてツボを押さえた情感豊かなギター、あまりにも出来過ぎ感が強いために、大きな個性を見つける事は出来ないが、メジャー級の洗練度と完成度の高さは、デビュー作としては申し分ない出来栄えであり、聴き込む程に味わい深さも出てくる。
それにしても改めて北欧のバンドはメロディの組み立て方が上手いと再確認させられた。そりゃ国内盤がRUBICON MUSICから出たのも理解できますね。

失恋船長 ★★★ (2019-01-12 15:43:52)