(作詞・作曲:吉井和哉 / 編曲:THE YELLOW MONKEY)
1995年1月21日、TRIAD / 日本コロムビアよりリリースされた5thシングル。
TV朝日系「mew」オープニングテーマ。4thアルバム『smile』の先行シングルとしてリリース。
この時期に初の日本武道館公演が決まり、「ヒット曲ぐらいないとマズいだろう」というスタッフからの提案によって製作された。当初吉井は『smile』収録の「エデンの夜に」、または「ヴィーナスの花」を先行シングルとして考えていたが、スタッフを納得させることはできず、新たに作曲したのが「Love Communication」である。目論み通りスマッシュヒットし、自身初となるTOP30入りを果たした。
スタッフは、作曲を依頼する際、3rdシングルである「『悲しきASIAN BOY』のような曲を作ってくれ」という要望をしたが、吉井は「それはもうやったでしょう。結果も出なかったじゃないですか。自分たちは違う方向に行きたいんです」と反論した。しかし、スタッフは「いや、君らの真骨頂は『悲しきASIAN BOY』路線だと思う」と吉井を説得させた。当時のディレクターである宗清裕之は、「そこでちゃんと作ってくるのが吉井くんのすごいところなんです」というコメントを残している。吉井自らが希望し、PVの監督を担当した。その背景には、「その時の日本プロモーション・ビデオの質感が気に入らなかった」という理由があったという。
2007年に行われた「スピッツ結成20周年祭り」に吉井和哉がゲストで登場し、スピッツとのコラボで「Love Communication」が披露された。
チャート最高順位
29位(オリコン)