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Prisoner of the Night / Thriller (火薬バカ一代)
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Prisoner of the Night / Thriller
タテノリのロックンロール・ナンバーと共に
KILLERサウンドのもう一つの柱となっている
泣きのメロディを存分に堪能できる劇的なバラード。
イントロから演歌かと思うぐらい哀愁がダダ洩れってますよ。

火薬バカ一代 ★★★ (2023-07-20 01:22:42)


Thriller

「フランス、ベルギー、ブリティッシュ、KILLER(KILLERS)に色々あるけれど~♪」と、『ド根性ガエル』主題歌の節付けて歌いたくなるぐらい同名バンドが多いKILLER。こちらはスイス出身のKILLERが’82年に発表した2ndアルバムです。
ゴキゲンに炸裂するAC/DC直系ロックンロール・サウンドが託された本編と、スプラッター映画のゴア・シーンを抜き出したような凄惨なアートワークの乖離がとんでもなかった1stアルバムに対し、今回のジャケットにはコート&ソフト帽姿でキメたシワクチャ顔面なオッサン怪人のイラストがフィーチュア。思わず「売る気あんのかよ?」とツッコミを入れたくなりますが、内容の方は前作同様にAC/DC路線を迷いなく驀進してくれています。
タテノリの明るいロックンロール・ナンバーと、欧州のバンドらしい泣きに満ちたメロウな楽曲の2タイプを軸に構成された本編は、同郷の偉大なる先輩KROKUSに通じる要素も山盛りで、クセの強いシンガーのカミソリ声もマーク・ストレイスからの影響が感じられなくもない…ような。
デビュー作に比べるとテンポが抑え気味になった分はっちゃけたエネルギーの発露は控えめながら、勇ましく刻まれるリフ&リズムをVoの高血圧シャウトが援護射撃するヘヴィ・メタリックな②や、演歌でも始まったのかと聴き紛うイントロからして猛烈に泣きまくるドラマティックな④、ライブじゃさぞかし盛り上がったであろう喧しい⑦等、「らしい」楽曲が要所を引き締め聴き応えは十分。
個人的には1stアルバムよりも聴き直す頻度が高めだったりする1枚ですよ。

火薬バカ一代 ★★ (2023-07-19 00:35:18)


Ladykiller

こちらはスイスのKILLERです。出している音はロックンロールリフを駆使するストレートなハードサウンド、その激しく揺れるロックサウンドは原始的な響きを持つスタイルで、AC/DC直系とも言える豪快なスタイルを継承。曲によってはかなり、やりに言っているものもあるのですが、懸命にこのスタイルの音楽をかき鳴らす姿に嘘臭さを感じる事はなく、愛するべきものを力いっぱいやってるなぁという姿勢に好感が持てます。大陸的なグルーブとメロディ、無駄をそぎ落としシンプルに研磨しているが、ゴツゴツとした粗めの手触りが、これぞロックと言いたくなるスタイルを貫いており、古典的なヴァイブが息づている。ただバラードなんかもあるのだが、バリエーションの少ないスタイルの上に、歌も演奏もやや一本気なところがあるので、日本ではウケないスタイルの音楽なのかも知れませんね。AC/DCやSTATUS QUO、NAZARETHなどの古典ロックが好きな人なら大いに楽しめるでしょう。
ジャケのイメージと全然音が違うもんなぁ。

失恋船長 ★★★ (2018-11-19 12:00:12)