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BLOOD FARMERS - 最近の発言
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Headless Eyes

米産ドゥーム2014年作
世に作品を出す前は、Black Sabbathのカヴァーバンドをやっていたということもあり、サバス初期作品の独特な温もりや型に嵌らないギターワークなどから
Black Sabbathの影響を感じないでもない。前作から約20年近く経って知らない間に発表されたこの盤は、前作の血塗れ感満載のノイズが影を潜めた代わりに
ヴィンテージドゥームに近いロックの原点といった音楽性がより前面に出た。その分、初期Black Sabbathの湿り気やコンパクトさが若干増した印象はしている。
とはいえ、そのギターには過去作同様に血の感触が感じられ、只ならぬ狂気が宿っている。演奏スタイルこそ変化したが、根本的な狂気の世界は変わっていない。
B級ホラー映画によくある農夫の連続猟奇殺人的なイメージは、前作までの作品で強烈に印象付けられた感じがするが、その世界観は今作でも色濃い。
女性の目を抉り、片目眼帯の男がその目をまるで義眼のように埋め込む、血に塗れた猟奇的な性癖を感じさせるジャケ、ジャケ裏はサイケによくある棺桶。
インナーには、採取した目を瓶に入れているイラストがレトロ調な画風で描かれている。猟奇的狂気に満ちた危険な空気が大きな魅力だ。それが音に反映されている。
残念ながら、創始メンバーのうち、ベーシストのDr. Phibesは44歳の若さで亡くなっており、どうやらEli Brownがヴォーカルとベースを兼任しているようだ。
このバンドは作品数が僅かで、一部ドゥームファンから崇められるものの知名度はそこそこ。ボクはこのジャンルではレジェンド級の方々だと感じている。
前作よりヘヴィさは控えめだが、ギターノイズは絶妙な浮遊感と倍音を作り出し、全ての音に意図的な強弱・緩急があり、露骨ではない仄かに感じられるゴア要素が宿る。
そういった演奏を、サラリと自然体でやっているという貫禄がこの音から伝わってくる。全てを知り尽くし達観した余裕すら伝わってくる。
20年近くの長い間音沙汰ナシ、というよりは既に解散したと思っていたが、実はこの間、M-SQUADというサイケデリックバンドで2つの作品を残している。
もちろん作品のクオリティは高い。が、2作品ともゲットできていない。日本に空輸できないショップで僅かに見かけた程度だ。まあ、Blood Farmerほどの完成度
ではないと感じているので、それ以上探してはいないが、まあ入手は困難なんだろう。このM-SQUADのSmoke(2002年作)はアルバムタイトルから察する通り
浮遊感の強いストーナー作品だ。そういう活動経歴もあってか、この作品には過去作ではあまり感じなかったストーナー的浮遊感がやや濃くなっている。
とりあえず、Blood Farmersの作品は、ドゥームロック路線愛聴者は、バイブルとして必携。次の作品を作るのかどうか定かではないが、検索に全くヒットしない
ところからも、また活動停止しているのかも知れない。折角再結成したのだから、活動を継続して、またスゴイ作品を聴かせて欲しいと切に願う!

kamiko! ★★★ (2020-09-25 16:51:47)


Permanent Brain Damage

血まみれ農夫の侵略なる邦題もついたデモ音源のCD化。世の中にオジー時代のサバスは好きだとか、最強だとか、メタルの元祖だとか、ビックな発言をする奴の多さに辟易する。なぜなら、ビックマウスな奴らに限ってドゥームロックを全然知らない。BURRN!周辺の情報を頼りに生きてるかだろう。見渡せば底の浅い賢人ばかりだよ。
本当に名前で音楽を聞いてるんだよな、ミーハーの極致だよ。

ドロドロの鮮血まみれのホラームービー、まさに陰惨極まるB級映画を見ているような気持ち悪さに圧倒される。ゴワゴワと重く圧し掛かかり、足元に絡みつくようなヘヴィグルーブ。そんな重苦しい間合いに、威嚇するように切れ込むリフの嵐。これがドゥームメタルの醍醐味だ。イチンキ臭いオジー賛歌のサバスフリークじゃないホンモノに強く薦めたい!

正直者 ★★★ (2018-06-12 19:04:21)


Headless Eyes

出ました。まさかの2ndアルバム(2014)。
1stが1995年なので19年ぶりだそうです。

19年越しなのに、相も変わらず素晴らしきドゥーム。
ギターのジャリついた感じは薄れて、音が少しマイルドに。
そして「血まみれ農夫」的なヤバさ、狂気を孕んだ空気はいくらか減退して、その分モヤ~ンとした酩酊ムードがかなり強化された。
これは酔える。旅立てる。
いや~、最高ですな。

極太うどん野郎 ★★★ (2014-12-13 22:26:33)


Blood Farmers

個人的にはあんまり得意ではないジャンルなんですが、贔屓にしているCDショップに並んでいるジャケットに魅入られ思わず購入なんですが、所謂、ドロドロとしたディストーションが掛かった引きずるようにヘヴィなリフワーク、単純な4拍子であっても独特のグルーブが、なんとも言えない捩じれと歪みを生み出し酔いどれ感もハンパなく聴き手を危険ドラックな世界へと誘い、音像的にも相当なトリップ感があり中毒性の高いサウンドに魅入られます。イイじゃないのホラーテイスト満載の血まみれドゥームサウンド(カタカナ&日本語のレトロな帯びたたきも良かったね)単に古い音楽をなぞるだけではないDEEPな音にクラクラ酔わされます。4、5年前に衝動買いしたアルバムだったんですが、思いのほか、この手のスタイルに耐性ができており、以降かなりの勢いでハマり買い漁る事になりました。その中でも今作は陰湿でサイケな雰囲気と暴力性、その中にある密度の高い緊張感溢れる名演の数々はドゥームロックというジャンルの中でも最高峰に位置していると言っても過言ではないでしょう。個人的にもY.G.Bのギターソロやバンドの真骨頂とも言える狂気が吹き荒れるカルトなホラーサウンドが展開されるGeneral Urko / I Drink Your Blood はたまらんですよ

失恋船長 ★★★ (2014-08-25 13:47:01)


Blood Farmers

これぞドゥームという音で、レトロなロック臭もある。
終始ドロドロしているわけではなく、リズムチェンジしたりグルーヴィなパートをぶち込んだりしていてかなり聴かせる。
ブンブン鳴るベースと奇声を発するかのようなギター、雰囲気出しまくりの音質は褒めるしかない。

ジャケの農夫さんに見つめられたら買わざるを得ない一枚。

極太うどん野郎 ★★★ (2012-05-29 03:08:07)


Awakening of the Beast / Permanent Brain Damage
ELECTRIC WIZARDのようにずっしりと重いインスト。
ギターだけでなく、ドラムのリフの刻み方もかっこいい。

イヌスケ ★★★ (2006-01-21 00:13:56)


Deathmaster / Permanent Brain Damage
14分を超える大曲。
ライヴで演ったら悶絶必至だろう。
今はそれも叶わぬ夢。

イヌスケ ★★★ (2006-01-21 00:04:29)


St. Chibes / Permanent Brain Damage
BLOOD FARMERSにしては割と軽快な曲。
もちろん十分ヘヴィ。

イヌスケ ★★★ (2006-01-21 00:01:55)


Veil of Blood (Screaming Bloody Murder) / Permanent Brain Damage
ドゥームの名曲!
ギターソロが終わってメインリフが出てきた瞬間にノックアウトされる。

イヌスケ ★★★ (2006-01-20 23:41:11)


Behind the Brown Door / Permanent Brain Damage
14分を超えるアルバム1曲目。
脳が揺さぶられるかと思うくらいヘヴィな曲だ。
感情に任せて弾きまくるギターソロも良い。

イヌスケ ★★★ (2006-01-20 23:30:28)


Blood Farmers


アートワークのせいかもしれませんが、殺人現場の実況中継した記録映画のサントラとでも言いましょうか、悪質で陰惨な、死臭漂う激重作品。ドゥームロック屈指の名盤だと個人的には思ってます。すばらしいリフと重たいリズムに脳が蹂躙されます。

sleeper ★★ (2006-01-19 22:30:00)


Twisted Brain, Part 2 / Blood Farmers
二部構成の大曲のパート2。
砂漠というかゾンビの街でのオアシスのような寂しくも美しいインスト。

イヌスケ ★★★ (2006-01-14 23:08:05)


Twisted Brain, Part 1 / Blood Farmers
二部構成の大曲のパート1。
ヴォーカルは狂気じみた笑い声のみ。

イヌスケ ★★★ (2006-01-14 23:01:56)


General Urko / I Drink Your Blood / Blood Farmers
思わず笑っちゃうほどホラーなタイトルの10分を超える曲。
"I drink your blood"が始まった途端にクールなリフの連続で悶絶必死!

イヌスケ ★★★ (2006-01-14 22:57:34)


Permanent Brain Damage

1991年のデモ音源の待望のCD化。
1st『BLOOD FARMERS』と重複しているのは"bullet in my head"(もちろんテイク違い)1曲のみで、全6曲普通にフルアルバムとして聴けます。
演奏が上手いから長い曲でも緊張感が途切れない。
ヴォーカルの声質もドゥーム系ではいそうでいなかったタイプで良い。
判で押したようにワイノ声が多い中、このヴォーカルは貴重だった。
ボーナストラックで1996年のNYでのライヴを収録。
ファンとしてはこれも嬉しい。

イヌスケ ★★ (2005-11-06 11:06:00)


Blood Farmers

"血まみれ農夫"BLOOD FARMERSの1st(1995年)。
ドゥーム専門レーベルHELLHOUNDからリリースされた唯一の作品。
ジャケットのおじさんの目がイッちゃってます。
かなりホラー映画に傾倒していたバンドですが、本作はSEVENCHURCHの1stと並ぶドゥームメタルの陰の傑作です。
センスの良いリフによる病的なまでに重苦しい曲が素晴らしい。
ギターがこの手の音では珍しいコードを使ったり、安易なワイノ声に逃げないヴォーカルの声質もツボ。
裏ジャケのおばさんゾンビ4人組(お昼寝中)がなんか可愛い。
最近デモ音源がCD化されたが、そちらも必聴。

イヌスケ ★★ (2005-09-19 12:31:00)


Deathmaster / Permanent Brain Damage
ギターの音はオーソドックスなヘヴィロック路線で王道。
5部構成で、徐々にカルトチックにギターが唸り始める。
まいった。

Kamiko ★★★ (2004-09-29 02:13:53)


Awakening of the Beast / Permanent Brain Damage
この曲は他の曲と一風変わって往年のヘヴィロックを感じさせる重みあるギターの音が魅力。このジャンルのギターとしては模範的な音だ。

Kamiko ★★★ (2004-09-29 01:04:17)


Permanent Brain Damage

邦題「血塗れ農夫の侵略」。
B級の濃厚に遅~いドゥームを期待してたが、イロモノっぽさが無くていい意味で見事に期待を裏切られました。
適度に歪ませたギターは重すぎず、むしろ掻き毟るかのような尖った音が渋い。
ベースの音もむやみにエフェクターで加工していないピュアな音である。
微妙にトーンがずれた時の揺れ、ハウリング音、フランジャーのスペイシーさなどが程よいスパイスとなってて、同じリフでも全てに異なった表情を見せる。
ずっしりとした遅いテンポながら、結構ギターは弾くとこは弾きまくってて、非常に起伏に富んだ作品になっていると思う。
ヴォーカルもしっかりと歌っててパワフル。ドラムも良い仕事してるなあ。
こういう正攻法の音楽性ながら、見事に血に塗れた雰囲気を感じ取ることができる。購入前に想像してたB級の世界観が超A級のサウンドで表現されている凄まじい作品だ。

Kamiko ★★ (2004-09-28 23:41:00)