5つ(6つ?)のパートで構成された大作。見事な起承転結を魅せるドラマティックナンバーです。 静かに始まり、"Wave"にて曲に動きが「起」き、ハードに跳ねるようなリズムで進み、 "Mad"に入った途端、急にテンポを落として雰囲気が変わりますが、 美しいリードギターを皮切りに再び元のリズムを継「承」し、 "The Opium Den"及び"The Slide"では、一「転」して静かに、女声による日本語も含むつぶやきが響き、 それから、ベースリフが始まって、段々と時間をかけて盛り上がっていってからまた静かに、 そして音が止まり"Standing In The Swing"に入ると、ピアノとヴォーカルで厳かに進み、 最後にバンド一体となった一番の盛り上がりを見せて「結」末へと雪崩れ込む。 …こんな感じでしょうか。12分越えという長さを感じさせない、素晴らしい曲です。