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正直者さんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 1-100

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正直者さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順
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正直者さんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 1-100

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Ado - うっせぇわ (2021-10-09 23:09:45)

久しぶりに聴いた日本一カッコ悪い曲。JPOPの悪い所が全部詰まっている。
椎名林檎の唄マネをしている女子高生が、チェッカーズのギザギザハートの子守唄を、
サンプリングした曲を歌っているだけ。いかにも二次元物の作風、JAPANイコール秋葉原と言われかねない音楽性だ。
これは頂けないが売れるんだから世も末だ。日頃質の高い音楽を聴いていると、こういうものは受け付けない。
好みの話をしているんじゃない質の問題を語っている。
一番頂けないのが、糞ダサい歌詞。社会性なんてないよ。Twitterやインスタの時代だからなぁ。
こんなもん毒にも薬にもならぬ。
ファンの皆様には申し訳ございません。


IRON MAIDEN - Senjutsu (2021-10-09 22:56:06)

結論から言えば地味なアルバム。第七の予言のように動よりは静、剛ではなく柔、北斗の拳ならラオウよりはトキです。
ん~、BURRNの評価は絶大だったが職業ライターの話は鵜呑みに出来ないね。
個人の好みの話じゃなくて、これはメイデンのカタログを紐解いても駄作の部類に入るだろう。とてもじゃないがメイデン初心者にこれからすすめるヤツはいないわぁ。

ここにヘヴィメタルのエンターテイメント性を極めた男たちの姿はない。劇的に展開される一流のドラマを忘れたバンド。なし崩し的にすすんでいくから欠伸が止まりません。昔のアイデアに負けるアルバムならわざわざ出さなくてもね。


KKS PRIEST - Sermons of the Sinner ★★ (2021-10-09 22:48:35)

元ジューダス・プリーストのK.K.ダウニング(G)、ティム”リッパー”オーウェンズ(Vo)、レス・ビンクス(Dr)らによる新バンド、結論から言えばBURRN!!読者が喜びそうな作風になっています。
完全にジューダス・プリーストの模倣犯。K.Kがいるから当然だろうか?やり過ぎは支持できません。
ここまでくればパロディと非難されても仕方がない。まるでラルフ・シーパースがいるバンドでやりそうな曲ばかり。
レス・ビンクスも無理してドラム叩いていない?なんか年寄りの冷や水って感じかな?
次は個性を出して欲しいね。本家もだらしないアルバムを連発しているからK.Kには期待したい。
普通の新人なら好意的に受け止めるけど、ジューダスプリーストもメンバーが3人いるんだから期待するよね。


BAD HABIT - Above and Beyond ★★★ (2021-10-09 22:40:33)

北欧メタルの方程式にのっとった透明感溢れる哀メロ、美メロが盛りだくさん。いかにもBAD HABITなスタイルに落ち着いている。メランコリックなヘヴィさも残しているが、もっと広いジャンルとして浸透して欲しいメロディックロック路線、日本人好みの哀愁のメロディは滑らかに流れ出し悠久の時を描いている。


STAN BUSH - In This Life ★★★ (2021-10-09 22:30:15)

メロディックロック一筋、今作もベテランらしい貫禄のあるアルバムを叩きつけてきた。良く練られたアレンジは哀愁のメロディがタップリと沁み込み、このまま末永く付き合いたいなぁと思いました。溢れ出る叙情的なメロディ、メロハー好きにはたまらんですよハイ。なんといっても若い頃から変わらない艶とハリのある歌声は間違いない、今後もこの路線でお願いしますよ。


RAVEN - Wiped Out ★★★ (2021-07-18 23:16:03)

NWOBHM期に現れた爆音最速サウンドを代名詞に活動していたRAVENの代表作。とにかくエネルギッシュなプレイが詰め込まれている。時代が必要とした音は海外でウケ入れられるもルックスの良くない彼等に見向きもしない日本の編集部。だから彼等は当時無名だった。NWOBHM四天王など笑止千万。それをいつまでも真に受けた奴らも凄いが、デマを紹介したメディアの罪も重い。
俺たちはRAVENを最初から支持したぞ‼


WILD HORSES (2021-07-18 22:40:59)

2009年に、まだNWOBHM四天王なんて死語を持ち出している奴がいる。どこまで雑誌が好きなんだろう?
思考を止めた受け売り人生、死んでいるのと同じだね。
NWOBHM四天王なんてミュージックライフが勝手に決めたフェイク情報。WILD HORSESをNWOBHMと棲み分けたのは日本だけ。当時もすぐに否定された議論。2009年に支持者がいるとは驚きである。
いかに音で判断できないかを自ら申し出るとは…自称サクソンファンのいう事にゃ耳を傾けられないね。


SAXON - Rock the Nations - Northern Lady ★★★ (2021-06-16 20:33:37)

BURRNIN VINYL VOL.2
1987年4月号 輸入盤シングル ページ75 酒井44点

輸入盤とはいえたまらんだろうね、ここまでネガティブキャンペーンやられたら。
雑誌の顔と言える編集長自らが酷評したならこぞってやり玉に挙げるだろう。
熱狂的な信者いるからね。
酒井氏はこういってます。
嫌いな言葉を使いたくないが『昔のサクソンは良かった!』シングルにした気持ちは分からないでもないが…辛いな

このようなレビューを後ろ盾に同じレビューを繰り返す。
私が言いたいのは酷評することが悪いのではない、パクって同じ発言を繰り返すのが問題なのである。


SAXON - Rock the Nations - Waiting for the Night ★★★ (2021-06-16 20:20:39)

BURRNIN VINYL VOL.2
1986年11月号 輸入盤シングル ページ35 酒井68点

これは酒井氏のレビューになりますが冒頭からいきなりの嘘が飛び出します。現在のサクソンはレコードよりも遅い、ヨコノリのテンポで演奏している。疾走感を失ったサクソンになんの魅力があるのか⁉

この批評がサクソンのイメージを最悪なものにしました。事実、全く同じ意見も目にします。
マラドーナの神の手ゴールと同じ、本人のみぞ知る事実。パクったのかセンスの塊だから酒井氏と一言一句違わない名セリフが天から降ってきたのか?

一つ言えるのはサクソンと言えばK.SOTOさん、このアルバムの批評など魂が乗っている。
血が沸騰する熱いレビューに真のファン心理を見たね。
ハッキリと言いますけど、普通は雑誌と同じ評価にならないよ。好きであればあるほど変わるのよ。
そんな角度から評価するがあるのよ。それが凄いと思えるから認めるのよ。
どんなに言い訳をしても他人が支持するのは本当のことを言っているレビュアーです。
盗んだ言葉じゃ理屈こねても利口にゃ見えないさ。


SAXON - Dogs of War ★★★ (2021-06-15 18:43:05)

これはいいね!BURRN!!のレビューに引っ張られる投稿がない。ホントにいいね!
1.2.3と同意できる投稿があるので私は遠慮するが、本物はみんなが見逃しがちな、いいものを見つけてくるんですよ。
これは名盤よ。それを伝える文章が本物なのよ。
BURRN!!を完全に読んでから、いや、BURRN!!のレビューページを見ながら書いてあるやつに価値なんてない。


SAXON - Strong Arm Metal ★★★ (2021-06-15 18:04:04)

1985年別冊BURRN!!2月号に掲載。
酒井編集長が78点をつけました。

酒井氏のレビューを抜粋するとアイアンメイデンと勝負しても勝てないがサクソンが好きだったと冒頭に記載。
そしてこうもある、L.Aメタルにうつつをぬかしている人にこの渋さは分かるまい。
最後はこうしめた。熱かったころの彼等を求めたい人はどうぞ‼

なるほど、サクソンを支持する奴はヘヴィメタル熱いマニアックなユーザーと置き換えることが出来るわけだ。
当時流行っていたL.Aじゃない、本物のメタラーはサクソンを聞ている奴だと解釈させられる。
自分自身を酒井氏のコメントに寄せまくり、何かしらのポジティブなイメージを植え付けることで達成された成功体験でもあったのだろうか?○○はマニアだぜ、あいつサクソン聞いているからな。
だせぇなぁ。そんなのみんな聞いてるわ。メジャー会社から発売された音源だぞ。

ここで注目するのは熱かった時代のサクソン発言である、つまり酒井氏は、これ以降と以前を分けた形にした。
こうしてBURRN!!の記事を鵜呑みにして発言を繰り広げるBURRN!!信者が世の中に排出されるわけだ。
公害レベルの排出量だが、はたから見れば滑稽である。

なんかプンプンにおってきたぞ。そして俺はL.Aメタルやアイアンメイデンよりもサクソンが好きだと得意気に話す顔が見えてきたぞ。現行犯逮捕ですね。これは任三郎じゃなくてもわかるわ。

サクソンのページには信頼できるレビュアーが戻って欲しい、過去ログで信頼できるのはK.SOTOさん、彼の投稿はBURRN!!の影響を受けてない読み応えのあるものばかりだった。優れた洞察力は一目を置ける内容、彼が再び投稿すれば問題は解決する。完全に雑誌を写し書いているようなものはルール違反でしょう。
でもなぁ…大抵のメタラーはBURRN!!読むからなぁ…こいつパクってんなぁてバレるはずなんだよ。
やっぱ、自分の都合の良い解釈したのかなぁ。BURRN!!に歩調を合わせることで、同じ目線に立つ凄いセンスの持ち主みたいに思われるとか…
あとからアイツBURRN!!と同じこと言っているとバレるリスクの方が無茶苦茶高いと思うけどなぁ…
たぶんだけどバレてるよな。いないところで絶対に陰口叩かれてる、みんなBURRN!!読んでるもん。


ZIGGY - HOT LIPS - GLORIA (2021-06-15 17:44:19)

↑のひとよ

あのさぁ…
楽曲の歌詞をそのまま載せるのは著作権の侵害だから…
やめましょう…


KIK TRACEE - No Rules ★★★ (2021-06-14 01:23:33)

失恋船長さんに捧げるレビューを一発送ります。

ではBURRNIN VINYLのVol.4の191ページに掲載されている、現編集長の広瀬さんが84点をつけたアルバムNO RULESをやっつけます。ガンズのような癖のあるロックンロールをプレイしてるとありますが、広瀬さんのおっしゃる通りで適切な表現がなされています。WARRANT SKID ROW FAITH NO MOREと言った売れるバンドのエッセンスを持っているという表現も的を得ている。流石は広瀬編集長、私も同感です。
以上、ノールールに従いましたが、BURRN!!のレビューを下書きに投稿するのは、オリンピックに例えるならばドーピングです。そして学校のテストで例えるならカンニングに等しいです。やはり、そこはあえて外して書くのがマナーだろう。あっ‼ノールールだった(笑)


SAXON ★★★ (2021-06-14 01:02:12)

ちょいと横から失礼します。
HIGASHI VS 失恋船長 を興味深く拝見しました。
いやーとても興味深い内容です。
アルバムInspirationsにおける失恋船長さんの投稿内容が、HIGASHI氏にとっては自分の事を指摘していると感じた。
この食い違いが一連の騒動に繋がっていると認識しています。間違っているでしょうか?

何度も読み返さなくても失恋船長さんが投稿している内容が、果たして個人攻撃と解釈するかは人それぞれでしょう。
とくに注目する点は、貴方の80年代の話、カセットテープの辺りを読めば、一般的な解釈、或いは自分の経験談から来ていると読めるでしょう。ところがHIGASHI氏とっては、俺のことを侮辱しているに繋がる…何故か?
それは、自分が≪BURRN!!のレビューに歩調を合わせるだけの自称サクソンファン≫に該当しているからです。
SAXONに限らず、元ネタはBURRN!!のクロスレビューを参考にしているのは明らかです。手元に過去のレビューを集めたBURRNIN VINYLがあるので発言内容を確かめられます。
失恋船長さんが言ったことはHIGASHI氏にとっては図星だったのです。それで傷つき反撃の狼煙を上げたのですが、逆に、逆に、逆に、自分が≪BURRN!!のレビューに歩調を合わせるだけの自称サクソンファン≫だということを公言した形になったのは皮肉です。
そりゃそうですよ、私なら、あれを読んで自分が攻撃されたとは思いません。失恋船長さんはハッキリと、昔の話を前提にした≪BURRN!!のレビューに歩調を合わせるだけの自称サクソンファン≫と断言してますからね。

私から言わせれば誰だれさんは熱狂的なファンと認知されるのは他人から言われて成立するので、自分で公言するのは自称です。だいたい、熱狂的なファンは評論家がいったから、そうなんだと簡単に寝返りません(笑)

しかし、失恋船長さんのコメントは該当する者にとってはキツイ一撃でしょうね。腹を立てる自称SAXONファンも多いでしょう(笑)あと、他のユーザーのコメントに目を通さないは傷つきますよ(笑)
あそこは素直にごめんだけでイイです。社交辞令を学んでください(笑)
でも安心してください。世の中の人間が皆、雑誌のレビューやラジオに感化される人ばかりではありません。
実際に私も貴方を支持するユーザーです。
今日の投稿もBURRN!!のレビューで見たことないものばかりで凄い知識だと思いますよ。
少なくとも伊藤何某や酒井何某を信奉する≪BURRN!!のレビューに歩調を合わせるだけの自称○○ファン≫達とは大違いです。掲示板は思いを書きなぐる場所。誰が正しいとか間違っているを決める場所ではない。
負けるが勝ち。貴方の姿勢は素晴らしい。


SATAN - Life Sentence ★★★ (2021-05-08 15:38:06)

これはいいね!素晴らしいよ。手放しで褒め千切れる、音が深いのよ。英国らしい愁いのあるメロディをタップリと含んだ攻撃的なツインギター、小気味の良いリフはNWOBHMの伝統を完全に引き継いでいる。なによりメロディの良さに息を飲む。そして強力な楽曲はどれもがドラマティックに展開され荒涼たるサタンワールドに導いている。独特の暗く湿った音色も不気味に鳴りサタンというバンド名から派生したイメージを増幅させている。久しぶりのアルバムだったが驚くほど完成度も高く素直に驚かされた。B級メタルとしては完璧だ。


L.A. GUNS - Loud & Dangerous: Live From Hollywood ★★★ (2021-05-08 14:53:08)

いつどこで開催されたライブかわからない。ちょっと意地悪だよ(笑)。トレイシー・ガンズのいないインチキL.A GUNS。でもでも、これがどうして捨てたもんじゃない。昔の曲も引っ張り出してきたがこれもイイ!!
ロックンロールバンドってこうじゃなくちゃと思わせるイキのいい演奏、図太くてセクシーなステイシーのギターも切れ味が鋭く、迫力の面でスタジオ作を完全に喰っちゃっている。


JEFF BECK - Wired ★★★ (2021-05-08 14:41:34)

まずはメインで使われたギターが全然違う。だから出てくる音も当然変わるのは常識。同じことをやるなら愛機を変えないでしょ。ヤン・ハマーのキーボードもメインに据え意識して変えてきたギターアプローチ。前作と相対する関係性があるから、このアルバムも並び称して絶賛される。比較してどうのこうのではない。対なんだよね。
ヤン・ハマーだからマハヴィシュヌオーケストラから影響は感じられない。それは前作の話。どこかで書いていたのだろうけど、間違いが多いね。
これはピアノ主体の前作とキーボード主体の違いが一番大きいのだ。フュージョンロック全開だぜ。
だけどレスポールとストラトの違いくらいわかってほしいわ。


JEFF BECK - Blow by Blow ★★★ (2021-05-08 14:34:35)

メタル系のサイトなのにベックのコメントが以外と多いんだね。でも全然、芯は喰っていない。
ジャズやブルースがどうのこうのじゃない。
ファンクとプログレッシブなオーケストレーションという食材をロック鍋で煮込んだんだ。
スゴイスゴイは分かったけど、何がスゴイかの言及がないのにも驚く。
そうかベックはBURRN!!では詳しく掲載されないか(笑)
フュージョンって何?の答えがここにある。
あとギターはストラトキャスターじゃなくてレスポールを使用。その違いくらいは、どなたか気が付いて欲しい。
一番、酷いのはストラトがどうのこうの言っている嘘つきもいたな。耳がちぎれているのか?


CRAIG ERICKSON - Roadhouse Stomp! ★★★ (2021-05-08 14:26:53)

シンガーとギターの二刀流、アイオワからやってきたブルースマンのデビューアルバム。渋いが力強いトーンを操るギターはセクシー、男ぽい歌声もバッチリと決まり、これまたセクシーです。
宵越しの金はもたねぇさと夜通しバーで飲み明かしたくなる軽快なロックはジョニー・ウィンターあたりに近い。
古典ナンバーを咀嚼した泣きと豪快さ、テクニックだけじゃない心に染み入る本物の音色に惚れる。
全曲オリジナルになるんだけど親しみやすい。ブルースブルースしていないロックな部分が強いから眠くならないんだよ。


KEN HENSLEY - My Book Of Answers - Lost (My Guardian) (2021-05-07 21:09:00)

このプロモにひっくり返ったよ。
古希を過ぎた爺さんがタンクトップにジーンズ、やせ細ったシワシワの腕。肘のたるみがえげつない。
これはないでしょう。これは痛々しいよ。本人はイケてると思っているんでしょ?ダメだよね(笑)
北海道では、恥ずかしげもなく大胆な行動を取るおバカさんのことを、”はんかくさいんでないかい”と言います。
この衣装でプロモを撮影した事実に唖然とさせられる。誰も止められないのかね(笑)
顔もシワシワ、これじゃ即身成仏だよ。枯れたのは才能だけじゃなかった。はぁ~ため息も忘れたよ。
しかも、よりによって先行公開する⁉


QUIET RIOT - Metal Health ★★★ (2021-02-14 13:24:47)

徹底的してシンプル。その言葉を信条に完全無欠の陽性ロックンロールを作り上げた快作。なかでも世代を超えて愛されるCum on Feel the Noizeは、デモ行進などでも団結力を高めるために合掌するのだから恐れ入る。文化の違いとは言えロックを歌い上げるのだからなぁ。それくらい認知されている大ヒット曲が収録されている。
この成功体験がシーンを活性化、明るくてキャッチーなハードロックは売れる、その先駆けてとなったのは歴史的に重要だと思う。
しかし、その衝撃があまりにも強く、バンドは早くもマンネリ化。究極の一発屋バンドになってしまった。カバーソングとは言え大ヒットを飛ばした功績は揺るぎません。頑張れケヴィン・ダブロウであった。


GARY MOORE - Corridors of Power ★★★ (2021-02-14 13:10:39)

北アイルランド出身のギターヒーロー。ブルースに回帰した90年代はさておいて、ハードロック時代の傑作と言えばこれ。アイリッシュ風味の強いアルバムじゃないのも重要。ニール・マーレイにイアン・ペイスといった有名人をバックに従え暴れ回っている。
ハードな曲では感情を剥き出しに、バラードでは徹底的に泣かせる。ギタークレイジーと呼ばれ愛された男。このアルバムは特に、セールスを気にすることなく自由なマインドでプレイしているように感じる。
熱いギターに負けない、ワイルドな歌声。常に全力でプレイされる魂の乗った名演に酔いしれる。ゲイリーの歴史のみならずロック史においても重要なアルバム。そして日本では、ゲイリーの人気に火が付いたアルバムとして知られている。


BLUE OYSTER CULT - Secret Treaties ★★★ (2021-01-03 20:33:43)

新年早々BOCの3枚目までドゥームロックだ、などど大嘘をぬかす、とんでもないセンスの持ち主が現れたので、ここで明確に宣言しておく。ほとんどの人たちは、BOCがドゥームロックなんて思っていないでしょう。
雑誌に書いてあったとか、偉い批評家がカテゴライズしたなんて話じゃない、音そのものがドゥームではない。
ついでだが今作はクトゥルフ神話は全く関係ない、ドイツ軍が実際に唱えた地球空洞説を題材にしたコンセプトアルバムだ。まさに歴史上語られるべきオカルトの歴史、戦況が厳しくなるナチスがすがったものが、荒唐無稽なオカルトだなんて正気とは思えない狂気である。
まさにBOCがやってきた音楽性とバチーンとハマるテーマ、ブラックサバスが警鐘するオカルティズムとは別次元の恐怖、BOCの音楽は、けしてヘヴィではない。もっと親しみやすくライトなロックをやっている。
それに70年代のロックバンドにありがちなドラッグカルチャーが一切ない、そういったインテリジェンスな感覚が並みのバンドとは違うのです。
明日、目が覚めて、これがドゥームロックと敬称される世界なら、あたしゃパラレルワールドに迷いこんだと思うよ。その世界ではカラコンして金髪の女は全員、外国人と呼ばれているに違いない。
どんだけ拡大解釈してもBOCにドゥームと呼ばれる時代は断じてありません。これはカテゴライズの問題を話しているのではない。何がロックだとかメタルだとか、そんなどうでもよい話でもない。もっと人として大切な話をしている。
腹が立ちすぎて上手くレビューできそうもないので、続きは他の人にバトンを渡したい。
どうか、心ある有志に託すよ。あー頭が痛い。


STEEL PANTHER - Feel the Steel ★★★ (2020-11-20 21:38:51)

デフォルメした音楽だが、本人たちは大まじめにふざけている。そんな遊び心を理解できる大人が楽しめるパーティーロック。確かな実力のあるミュージシャンがヤッテいるんだから間違いは起きない。
80年代当時を知らないティーンエージャーにとっては大いなる刺激を与えたろう。そしてオジサンたちを総立ちさせるような面白さが詰まっていると思うよ。


ISSA - The Storm ★★★ (2020-11-20 21:30:38)

一曲目を聞いてイングヴェイの元嫁を思い出したよね(笑)幅広い楽曲を難なく歌いこなすイッサ嬢、彼女がメタルに限定されたアーティストではないスター性のある存在だと言える。しかしだ、ポップス畑で終わらせるのは勿体ないと思える芯の太い歌声はロックシンガーそのものだ。ツアーで鍛え上げた強靭な喉、確かな歌声を武器にキャッチーなメロディラインを最大限に生かしたアレンジは見事としか言いようがない。ノルウェーが生んだ新たなるロックディーバの登場、彼女のキャリアとしては転機となるアルバムなはずだ。


EXTREME - Extreme II: Pornograffitti ★★★ (2020-11-20 20:52:45)

キャッチーでノリのいいリズム、ファンキーなハードサウンドはファンクメタルの雛形となる完成度。ヴァン・ヘイレンに代表されるアメリカンハードをクイーン風味の装飾、美しいハーモニーなど完全に影響を受けているはずだ。バラードの大ヒットに押され大ブレイクを果たすが、それ以上に時代に与えた影響は大きい。単なるティーンエージャー向けのロックとは言い難い、クオリティの高さはと話題性満載のバラエティ豊かな楽曲は、まさにファンクロックの玉手箱だった。


URIAH HEEP - ...Very 'eavy ...Very 'umble - Wake Up (set your sights) ★★★ (2020-11-19 16:54:21)

嘘だ(笑)自分のコメントに自分で答えるなんて嘘だ(笑)
頼む嘘だと言ってくれ(泣笑)
病気だって…


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Monsters of Rock - Stargazer by Rainbow (2020-10-30 22:01:03)

誰が聞いても生粋のロックンロールシンガー、グラハム・ボネットの声に中世ヨーロッパの世界は似合わない。
ましてこのテイクはグラハムのがなりが目立ち曲の良さを殺している。
多くのRAINBOWファンが認知するグラハムじゃないで有名なテイク。ましてやシンガーとしてタイプが違い過ぎるロニーと比較するのはナンセンス。どこかで書いてあったグラハム賛歌の受け売りを、ここで当てはめたんだろうが間違っている。

また大したファンでもない奴に限って注目を集める為に過度の表現を用いる。だから皆から嫌われる。
RAINBOWファンは勿論だが、全メタルファンに謝罪するべき愚行だ。


URIAH HEEP - Abominog ★★ (2020-10-11 13:46:51)

メンバーが変われば音楽性も変わるのは当然。それよりもケンがどうのこうのとか、バイロンがどうとか比較することがナンセンス極まりない。同じことならいざ知らず、違う事をやっているのに無意味な議論は不必要。
書くことがないからスペースを埋めるためにやっているようにすら感じる。
まず幻想的でダークなイメージがあったヒープサウンドが完全に別物へと移行する。ピーター・ゴルビーのストレートな歌唱スタイルとジョン・シンクレアのモダンなアプローチを受け入れヒープはライトな産業ロック路線へと向かった。

その驚くほどの変貌についていけないファンも続出したが、新しい層に売り込むための賢い選択として受け止めたい。アメリカでの成功を念頭に置いて、新たなる活動拠点を見出したい、そんな苦悩を感じさせる。
明らかに5曲ものカヴァーソングは多すぎるが、オーソドックスな部分をしっかりと持っているため、世代を超えてロック好きに訴える世界を作り上げたのは間違いない。
ライトなノリとフックの強いメロディ、余計なものを省いたサウンドは小気味いい。中途半端なわだかまりを捨て徹底的に産業ロックスタイルへと傾いのも新生ヒープをアピール出来ている。
結果、メンバーチェンジは成功した。ボブ・デイズリーの貢献度の高さも見逃さないでほしい。

ここからは余談だが、ヒープに詳しくもないのに上から目線で、俺は何でも知っているといってマウントを取りに来ている奴がいる。本当にこういうのは勘弁してください。
まったく知識がない。それが悪いのではない、誰もが最初はニワカである。そして一番大切なのは好きという気持ちだ。でもだ何も知らないくせに他人に、俺に何でも聞け、いや、俺は何でも知っているな空気を勝手に作り何にも知らない奴が一人いる。
この程度の浅い知識でよくぞ、あそこまでデカい面で…もういいや笑いが止まらん。
ロック歴何十年を自慢する究極のニワカ。こういうやつが昔から、お前がガキの頃から俺はロックを聞いているとか、どうでもいいことを自慢するが、質問に対してメディア発以外のことはなにも答えられない。だから全ての発言が薄い。
人間に一番大切なのは謙虚な心。このサイトで一番の嫌われ者に何を言っても無駄だが、見るに堪えんニワカ知識には腹が立つ。このバンドが誤解されかねない。それが心配だ。


URIAH HEEP - Abominog - Too Scared to Run ★★★ (2020-10-11 13:29:15)

いきなりそれまでのヒープとは違うストレートなハードロックナンバーが飛び出した。
これが新生ヒープサウンドなのかと驚いたが、ピーター・ゴルビーの太い歌声がバンドに合っているとは思わない。
そうは言ってもスローマンよりは合っている、そして力強い(笑)
シンクレアのシンセはケンと比較にならないほど新しいアプローチを試みている。
ストレートなハードロックにシンクレアのモダンな感性が持ち込まれた新生ヒープの幕開けです。


URIAH HEEP - Abominog - Chasing Shadows ★★ (2020-10-11 13:23:24)

この曲はシンクレア加入の影響を強く感じさせた。
計算し尽くされた構成やハーモニーの付け方、誰のスタイルに触発されたかは容易に想像がつく。
軽快なノリと浮遊感のあるシンクレアのシンセ、そこにハードなミックのギターを融合させ、アルバムの道筋を立てた。
これがダメならアルバム全部がダメ。これが低評価であとがイイというのはブレている証拠。
いくつになっても変わらないニワカヒープであることを露呈している。
上から目線で語るなど笑止千万。知識がないのはバレているのだから謙虚に接して欲しいね。
バカ丸出しである。


URIAH HEEP - Abominog - Hot Persuasion (2020-10-11 13:15:51)

シンクレアのシンセがとにかく明るい。そしてテクノぽい感性を持ち込んでいる。
明るくモダンなハードサウンドに成り下がったが若々しくダイナミックな演奏によりシェイプアップされている。
今となっては懐かしい思い出の時代だ。


URIAH HEEP - Abominog - Think It Over ★★★ (2020-10-11 13:10:42)

ミック・ボックスのお気に入りだったのか(笑)ジョン・スローマン時代にシングルとして発表された曲を再録。
ピーター・ゴルビーの歌声は暑苦しいがスローマンよりは安定感がある。
ヒープにしては産業ロック寄りのストレートな仕上がりでも、明快なノリとメロディ、フックのしっかりとしたアレンジは、余計なものを取り払ったソリッドなサウンドにフィットしている。


URIAH HEEP - Abominog - Sell Your Soul ★★★ (2020-10-10 22:00:12)

これはシンクレアのいたLIONからアイデアを借用。昔のバンドってやったもん勝ちみたいな感じだったよね。
ピーター・ゴルビー時代のヒープにとっては重要なナンバー。
それ以前のヒープにはないストレートなハードロックスタイル。これぞピーター・ゴルビーの唄が必要だろうよ。
ヘヴィに生まれ変わった新生ヒープサウンドを引っ張るようにとミック・ボックスは荒々しいギターで対応している。


URIAH HEEP - Abominog - Prisoner ★★ (2020-10-10 21:52:13)

パンクバンドSUE SAAD & THE NEXTのカヴァーソング。オリジナルで歌っているのはスー・サアドという女性シンガー。
哀愁が漂うメロウなバラードタイプのロックソング。
シーナー・イーストがカヴァーしたことで一般的に知られてる。ヒープと同時期に取り上げたようなイメージだが、調べてまで発言はしない。いずれにしろ、ヒープが取り立ててやるまでもないヒットソング。
原曲にあった切なさをピーターのストレートな歌唱スタイルでは表現できない。


URIAH HEEP - Abominog - That's the Way That It Is ★★ (2020-10-10 21:45:50)

THE BLISS BANDのカヴァー曲。オリジナルは7分を超える大作だった。
オリジナルにあった英国ロックならではの憂いと気品あふれる重厚な味わいがないのが残念。
ブリティッシュロック好きなら原曲は知っているだろうが自称のニワカなら聞いたことないかな?
普通にポール・ブリスって有名なんだけどね…


URIAH HEEP - Abominog - Hot Night in a Cold Town ★★ (2020-10-10 21:38:35)

ほぼオリジナルと変わらないカヴァー。もう少しヒープらしさを聞かせて欲しい。
ジョン・クーガーは躍動感がSteppenwolfがやった奴は男の哀愁が滲み出ている。
ピーター・ゴルビーのストレートな歌声がハマっていない。
ブリティッシュロックが好きなら違和感ある。アメリカンすぎじゃありません?
音も太くてデカすぎる。


URIAH HEEP - Abominog - On the Rebound ★★ (2020-10-10 21:30:58)

これはラス・バラードのカヴァーです。
ディスコ調のノリをヒープ流のハードロックに変換。ジョン・シンクレアのシンセがビシバシ聞こえてくる。
これで良かったのか?疑問符だらけだが、ハモンドオルガンが抜けるとこうなるのかと落胆したよ。
それがヒープファンってものだろ?
モダンでライトなロックバンドに成り下がったが質は高い。


URIAH HEEP - Abominog - Running All Night (with the Lion) ★★ (2020-10-10 21:25:37)

ジョン・シンクレアのいたLIONのカヴァー。オリジナルはもう少しブリティッシュロックの雰囲気が漂っていた。
ピーター・ゴルビーのストレートな歌唱スタイルがイメージを変えているね。バックの演奏も厚みが…


LOUDNESS - TERROR 〜剥離〜 ★★★ (2020-09-17 20:47:38)

失敗作と世間から烙印を押されているが、初期の悪魔3部作に通ずるダークメタルサウンドに震えあがる。雑誌のインタビューでもサバスを意識したと発言していたが、その言葉に偽りなし、無駄なモダンメタルもトリップしたインドメタルとも、遠からず離れてはいない統一感すら感じさせ聞き込むほどに味わいが深まる。
密接に絡み合う一体感のあるサウンドの凄み、厚みのあるサウンドの向こうから聞こえる緻密な仕掛けを用意と、勢いだけで逃げない70年代テイストのロックと向き合った拘りに驚かされる。
このバンド、想像以上に器用なんだと思い知った。ヘヴィでありながらもリズミカルなドラムとベースが土台を築き、高崎のオープンマインドが空間をトリップしている。リリースされた時から、こういうアプローチのサウンドが続くとは思わないが、スラッシュ、グランジ、ドゥームと全てのヘヴィミュージックと繋がっているかのような、濃密な世界観は非難されるものではない。


LOUDNESS - Best Songs Collection ★★★ (2020-09-17 20:29:59)

ヨーロピアンスタイルのラウドネスは凄かったと再認識できるベスト。高崎のソロと樋口のソロからも選ばれている点もポイント高し。音質は厳しいが、やはり勢いが凄まじい。俺たちがシーンを塗り替えてやるんだという野望がギラついている。世界制覇を目指し渡米したラウドネスは、やはり大人しくなった。
ここで聞ける音こそラウドネスでしょうよ。
いろんなベストが売られているが、統一感のある選曲の美味しさにニンマリ出来るのはこれでしょう。THUNDERからLIKE HELLだけにしたのも方向性的に大正解。
シングルからメンバーのソロ作まで、ライブではお馴染みの名曲連発に興奮しっぱなしです。


GUNS N' ROSES - "The Spaghetti Incident?" ★★ (2020-09-17 19:59:40)

最後にチャールズ・マンソンの曲を取り上げ全米では相当な物議を醸しだした。ガンズらしい反骨心なんだろうけど失敗だろうな。パンクバンドのカヴァーになると発売前に紹介されたが、グラム系からも多く取り上げられた。イジーのパートを後任のギルビー・クラークに差し替えられたのも話題になった。兎に角、この時代のガンズは何をやってもニュースになる。Use Yourと同時期に録音されていたせいなのか、パンキッシュな曲があるにも関わらず激情渦巻くガンズらしさが足りないのが気がかり。バンド内の軋轢が始まっていたのかもしれない。


GUNS N' ROSES - Chinese Democracy (2020-09-17 19:53:13)

結論から言えば失敗。ガンズの名を持ち出してリリースするべきではない内容である。ライブで二度とアペタイトの曲をやらない覚悟があるなら新生ガンズとして支持もできるが、ライブでは最初のアルバムの曲ばかり演奏している。
これはガンズというより、アクセル・ローズのエゴ剥き出しの作品。完全に彼一人のモノである。
それが悪いのではない、単にロックとして聞くには眠たい曲が多すぎる。後半は完全に失速した。音がいいのは当たりまえ、演奏が素晴らしいのも当然。金の掛け方が違う。一枚のアルバムに14億って馬鹿げている。
アクセルは裸の王様だった。


MEAT LOAF - Bat Out of Hell ★★★ (2020-09-17 19:47:01)

ミュージカル育ちのハードロッカー、ミート・ローフのデビュー作。オープニングナンバーが始まった途端、ワクワク楽しいダイナミックなロックンロールショーが目の前で展開、底抜けに賑やかでショーアップされたサウンドは、地球を丸ごと飲み込むほど勢いがある。
コマーシャル性を取り入れつつも緻密にしてドラマティックな音作りに長けたプロデュースによって成功へと導かれた。


SWEET - Give Us a Wink ★★★ (2020-09-17 19:35:12)

空前のグラムブームが去った後はハードロック路線にスイッチした時代の傑作。CD化の際はボーナストラックが大量に追加され凄いボリュームになった。当時の人気に後押しされイキのいい奴が多い。前作と合わせてSWEETを知りたいならまずはこれからとススメたい。何度聴いても飽きないのは難しいことをやっていないから、直球勝負のハード&ポップロックの充実ぶりから目が離せません。


BERNIE MARSDEN'S ALASKA - Heart of the Storm ★★★ (2020-08-14 12:54:00)

外は猛暑日とゲリラ豪雨が続く日々、だから家の中では爽快な気分を味わおうと手にしたのがアラスカ、カニカマみたいな名前なんで日本人にはあれなんだが(笑)
WHITESNAKEを辞めたバーニー・マースデンがリーダーのバンド。主役はバーニーの渋いギターと思いきや、すがすがしいキーボードがヒュンヒュンと音を出しながら飛んで飛んで回って回る。ポップなロックアルバムになったのには驚いた。
至極真っ当なハードポップ路線、それでもバーニーは楽しそうに健全なフレーズを奏でている。
重量感やパンチ力に欠ける歯抜けロックだ。軟弱極まりないハードポップを健気にやり切っている。NEED YOUR LOVEなんて、WHITESNAKEのAORヴァージョンみたいで面白い。だから嫌いにはなれません。


EARTHSHAKER - Pretty Good! ★★★ (2020-08-14 12:26:08)

このアルバム、実は同僚の外国人に評判がいい。日本人の耳では、70年代フォークみたいな世界観の歌詞なのに、やたらと彼らはクールと連発する。日本人らしい、音楽だとまできたもんだ。
理由は至極当然とも言える答えが聞ける。バックの演奏、リズムパターンやグルーブには、完全に海の向こうの音なのに、唄が日本人そのものだというのだ。
これって、一般的な日本人には理解できないんだよね。でも本当に音楽を愛している人なら理解できるでしょう。
この音が本物のロックであることを…
洋楽(笑)なるものを聞いている多くの人は、音を聞いているのではなく、誰がやっているかが重要なんだな。つまり、音そのものの評価ではなく、演者の名前が重要になる。何にも分かっていないのに、俺は洋楽(笑)なるものを何十年も聞いているからロックに精通していると思い込み平気で嘘をつく。
そういう人間を見分けるのは簡単だが、日本人のほとんどがそうなんだよなぁ。

本当にロックを愛しているならEARTHSHAKERは知って欲しい。洋楽(笑)なるものを名前で聞き知った風な顔をしている愚か者に成らない為にもね。


TWISTED SISTER - Stay Hungry - Burn in Hell ★★★ (2020-06-26 19:16:12)

とにかく硬派なのよ。アメリカよりも先にイギリスで売れたのも納得。
TSの本当の姿はこっちなんだろうね。売れたのがあの曲じゃなければ違う人生がまっていたわけだ。
でも売れなきゃ飯が喰えない。分かっちゃいるけどやめられない。

一応はストーリーのあるPVだけど、この時代なんでコメディ要素も爆発。当然、日本人には笑えない…トホホ


QUIET RIOT - QR III - The Wild and the Young ★★★ (2020-06-26 19:09:43)

PVは頭に2分くらいデジタルサウンドのイントロを付け加えている。意味不明の演技はほっておき、
演奏シーンは華やかな時代に迎合、イイ感じに洗練さている。屈託のない笑顔とほんのりとした哀愁。
日本人の味覚にあう味付だね。


QUIET RIOT - Condition Critical - Party All Night ★★★ (2020-06-26 19:02:44)

昔のPVというよりもアメリカ人は判りやすさを求め過ぎでさ、なんでも誇張しすぎなのよ。
その抜けのバカバカしさを楽しめるPV。これもQRなのよ。
どうでもいいけど、ライナーノーツ読み込んだきたら急に饒舌になるの止めてほしいよね(笑)
このPVよりも頭がすっからかんですよ。


LOUDNESS - SOLDIER OF FORTUNE - Long After Midnight ★★★ (2020-06-25 18:46:21)

マイクに代わっての成功例。二井原ではこうはいかない。
英詩の乗せ方がネイティブ。スムーズで途切れない、語感の響きもグルーヴィーで滑らか。
彼が何人か分かる歌い方。黒人じゃないし、ヨーロッパ英語でもない、アメリカ英語だ。
マイクのメタリックな声質が、ここではセクシーに感じる。曲の方向性にもあっていると思う。
北米マーケットを意識したのに、売り上げはどんズベリですよ。
この曲、もっと評価されてもいいよね。アメリカ人に聞かせると、彼らが言うにはあざといってさ。
日本人には分かりません。


LOUDNESS - SOLDIER OF FORTUNE - Demon Disease ★★★ (2020-06-25 18:40:26)

アルバムの中で一番ヨーロッパ。
ちょっと古臭い曲調なんだけど、文句なしにいい。
マイクの歌も上り調子でテンションアップ。そのまま突き抜けるかと思いきや、キーを落としメロウに歌う。
樋口のドラムが全体を引っ張っているが、中盤のギターソロタイムの為にあるようなものだ。
高崎のギターにノックアウト、マジで凄いよ。


LOUDNESS - SOLDIER OF FORTUNE - Faces in the Fire ★★★ (2020-06-25 18:36:19)

ちょっと軽め。コマーシャル性が高い。シングルのB面だからって軽すぎるよ。
ライブでの演奏を見越して各パートのソロが聞ける。
この曲だけ二井原が歌っている姿が予想できた。マイクに似合っていない気がする。
裏でなっている山下のベースがめっちゃええ。良く歌い踊るベースだ。


LOUDNESS - SOLDIER OF FORTUNE - Running for Cover ★★★ (2020-06-25 18:32:07)

強力なグルーブがむっちゃ気持ちいい。
マイクの歌もガッツリハマっている。二井原ヴァージョンも聞いたがむこうはバタ臭い。
コマーシャル性の高い曲なのに複雑と思わせる構成。LOUDNESSの立体的な組み立てによる美学を感じる。
難しいことをやっているよ。


TANK - This Means War ★★★ (2020-06-23 19:10:25)

ドラマティックなシンセを導入、従来のイメージを早くも覆した。直球で投げつけるパンクロックな攻撃性がなくなったと思われがちだが、そんな事は全くない。MOTORHEADと共通点も多いバンドだが、英国らしい哀愁をたずさえた男のロックを、巧みな描写を交えて展開している。
直線的すぎた過去2枚から比べると、音楽面の多様化は次作『HONOUR&BLOOD』への布石と感じる。これがあるから名作が生まれた。
コンパクトな楽曲も増えコクが薄まったのは気になるが、現在まで続くタンク流哀愁メタルの起点となる重要な作品だ。


FAST DRAW - 弱虫毛虫~LET OFF THE ALARM~ - あほな害虫 ★★★ (2020-06-23 18:12:06)

よくライブに行ったよ。想い出がいっぱいだね。
粘りつく小玉さんの歌声も超クール。ギターもザクザク刻みながらも粘っている。

複数アカウントを駆使する連中に一言、あんたら、あほな害虫だな。


FLATBACKER - 戦争 -アクシデント- - HARD BLOW ★★★ (2020-06-23 18:07:25)

なんでサビでおかま言葉になるんだよ(笑)
とにかく強烈なインパクトをメタルシーンに轟かしたパンクメタル。

卑劣な複数アカウントどもに喰らわせたいね。HARD BLOWをさ。


AEROSMITH - Permanent Vacation ★★★ (2020-06-15 14:19:39)

とうとうエアロまでブルース・フェバーンに頼るとは、古き良きアメリカンロックの歴史に終止符を打たれた気分だ。KISSもそうだったから文句は言わないが、複雑だったよ。
ちなみにエアロはメタルなんてやったことありません。あと景気が悪いから陽気な歌が流行るのは可笑しいという論理には、腹を抱えて笑った。今世紀一番笑った。世の中に、ここまでズレた奴がいるのかと心底思い知らされたよ。そりゃ、複数アカウントで何度もやりたくなる。誰にも受け入れられない発想だもん。気の毒に思える、だから自作自演で慰めるんだな。アーメン。

日本人なら哀愁を滲ませた情熱的なMagic Touchでしょうよ。ラジオやMTVのオンエアー用の曲が多い中で、芯の強いロックなのに華やかな時代と迎合している。試行錯誤を繰り返したカムバック賞アルバム。このあとヒット作を連発。過去のイメージを残しながら、80年代のムーブメントを乗り切ったエアロは無双状態であった。


OZZY OSBOURNE - Ordinary Man (2020-06-15 02:31:11)

二度目の引退発言もあるが、にわかには信じられない。シャロンが辞めさせてくれるかね(笑)

それにしても、わざとらしいくらいメディアが口をそろえ大絶賛。これもにわかに信じられない。莫大な広告料と、アクセス数稼ぎが目に見えて辛い。それもこれも結果が伴えばいいけど…

とてもじゃないがダフ・マッケンガイにギーザーのグルーブも、ボブ・デイズリーの魅力的なラインをなぞるなど不可能。役者不足感がハンパない。ものを知らなければ気にならないかもしれないが、メタルに対する一般常識があれば受け入れられない抜擢だ。
昔、喜国さんの漫画であったよな。ヴィヴィアン・キャンベルがデフ・レパードのギターになると予言したネタがね。

この世の中には、作品の質よりも大切なルールがある。バンドの見栄えも重要。インスタ映えって奴だ。好き嫌いと、技術に対する批評は別の次元。そこを聞き分ける耳を持っていなければ批評にあらず。

白い服が好きか、髪の長い女が好きか、そんなどうでもいい見た目の話には付き合えない。核になる音楽の話が重要。このアルバムには、ショウビジネスの匂いしか漂わない。これを聞いてインスピレーションを受けるアーティストなどいないだろう。オジーよ、これ以上晩節を汚さないでおくれよ。


しかしだ、粒そろいの楽曲が揃っている。これは売れる。だから勝ち組だ。芸術というのは難しい。必ずしも素晴らしいものが売れるとは限らない。
インスタ映えする話題性があれば人は並ぶ。このアルバムは現代を象徴するようだ。そしてなんの疑いもなく、列に並べる奴等の面を拝めるのは助かる。信用ならん連中だからな。


WHITE LION - Pride ★★★ (2020-06-15 02:01:23)

L.Aメタルとはロス出身のアーティストにあらず(笑)わざわざ名無しで噛みつかなくとも…草も生えんよ。

アイドル出身、マイク・トランプのルックスの良さも魅力だったが、やはりKEYになるのはヴィト・プラッタのセンスに富んだギター。テクニカルな要素もあるのだが、構築美に溢れる個性豊かなギターこそ、このグループの花形。L.Aで隆盛を極めたヘアメタル勢とはニュアンスの違いが日本でもウケた。ポップさの中に漂わせた哀愁、猥雑さとは無縁の清廉性も人気に火が付いた理由。東海岸の優等生メタルの代表格へと登り詰める。


CELTIC FROST - Morbid Tales / Emperor’s Return ★★★ (2020-04-15 21:21:19)

文字通り「MORBID TALES」とMetal Blade盤「EMPEROR’S RETURN」収録の曲をシャッフルして収録。HELLHAMMERからバンド名を改名するも、音楽性にさしたる変更はなし、ギターリフオリエンテッドなスラッシュサウンドは、イーブルな手触りを残す病的なほど陰鬱なダークスタイルを確立。喉を潰すよう歌うTom G. Warriorも黒いエキスを放出と、厭らしさに見も心も侵されそうだ。
ハードコアとブラックサバスが融合したと騒がれたサウンドは、アンダーグランドシーンの勢力図を塗り替えるほどのインパクトだった。


ALICE COOPER - Killer ★★★ (2020-03-21 15:17:47)

元祖ショックロッカー、アリス・クーパーの出世作。ボブ・エズリンのアイデアの
もと、類まれなキャラクターを開放。シアトリカルな演出と悪魔の申し子キャラがウケたのだが、サウンドは至ってシンプル。
多少なりとも、キャラを生かしストーリー性を感じさているために、プログレにも通じる展開はあるが、概ねシンプルなロックを鳴らしている。
悪魔色に塗られた知的なハードロックの誕生。ジョニー・ロットンが、このアルバムを絶賛した為にパンクロッカーからも支持されたという、エピソードも興味を掻き立てる。


MANOWAR - The Triumph of Steel ★★★ (2020-03-21 15:05:51)

「アンプの音量を下げるくらいなら死を選ぶ」こんな明言を残した男の中の男、ジョーイ・ディマイオはメタルの中のメタルを突き進んでいる。偽メタルに死を合言葉に、濃厚マッチョメタルを展開。並々ならぬメタル道を極める姿勢に信者が続出、今なお熱狂的なファンを生み続けている。
この音を聞け、重厚で切れ味鋭い任侠メタルの応酬に快感を覚える。中世ヨーロッパの英雄伝説になぞらえた、物語が見せるドラマティックサウンドに圧倒されっぱなしだ。一ミリのブレもない構造を伴ったヘヴィメタルサウンドは一種異様なほど際立った存在だ。


MEGADETH - So Far, So Good... So What! - Liar ★★★ (2020-02-14 20:23:37)

メガデスにしてはストレートでキャッチーな曲調に驚く。
世の中に蔓延る矛盾を嘘つきと罵る歌は痛快だ。
匿名性をいいことにやりたい放題の奴らに向かって叫ぼう。


PRETTY MAIDS - Red, Hot and Heavy - Battle of Pride (2020-02-12 19:00:20)

出だしの「プゥオ〜ッ」という部分がカッコいい。

毎日、デンマークのメアリー皇太子妃の写真を見ながらこの曲を聴いています。

ペコチャンテイオー ★★★ (2020-02-11 23:11:32)

誰だ!この書き込みを消した奴わ(笑)
この糞すべりは絶対に残すべきだ(爆笑)
こんなにおもろないのは歴史的である。
だって何にもかかっていないんだもん。
笑いってのは、ネタ振りがあって落ちでしょ。
それが皆無だ‼

私が代わりに再アップさせていただきます。新規の一発目がこれってスゴイ。
初めて見る文言じゃないのがシクラメンのかほりだ。


ACCEPT - Kaizoku-ban: Live in Japan ★★★ (2020-02-05 22:10:44)

脂が乗りまくっていた時期に名古屋で録音されたライブ盤。海賊版というタイトルになったのは、ほとんど手直ししていない演奏を収めたからだ。
そのかいあって凄まじい熱気が詰まっている。魂を震わす迫真のライブ、是非ともご賞味あれだ。


MCAULEY SCHENKER GROUP - Save Yourself ★★ (2020-01-31 20:24:01)

アメリカで売れようとして大失敗した前作。ファンに対する背信行為ともいえるヴォーカルオリエンテッドな作風に落胆の声は大きかった。今作も中途半端な路線の楽曲が交互に登場するために印象は悪い。統一感に欠けた消化不良気味のアルバムになった。しかしだマイケルのギターに焦点を絞った楽曲のキレは素晴らしい。マイケルらしい叙情性に満ちたフレージングの構築をおろそかにしなかったのも正解。ソロも含めテクニカルなプレイを多く収録しているのもマイケルらしい。でもだSAVE YOURSELFが始まった途端、前作の不甲斐なさを払拭したとガッツポーズを決めたのに、この勢いを持続出来なかったのが残念。


RATT - Collage ★★ (2020-01-31 19:30:47)

アルバムタイトルが示した通りの作品。過去の未発表曲をリメイクした企画盤。お楽しみのリメイク品もあれど、なんだか面白みに欠ける内容。覇気がないだけなのか、それとも地味にまとまっただけなのか?ウォーレンのギターが大人しい、昔みたいに緩急をつけたフラッシーなプレイでノックアウトして欲しかったな。


HALFORD - Made of Metal ★★★ (2020-01-29 21:21:42)

ジューダスプリーストのノストラダムスに不満のあったメタラーのストレスを発散させたアルバム。とにかく勢いのあるロブが歌うに相応しい攻撃的な曲が多い。これはこれでよいのだが、70年代のロックに戻ったノストラダムスも悪くない。
これはロブのソロとして楽しむべき、このモダンなギターはプリーストでは聞けないよ。味付の違いがソロアルバムなんだと声高らかに叫んでいる。これがロブが世界中のファンに届けたメタルの在り方だ。


RATT - Infestation ★★★ (2020-01-29 21:10:58)

グラマラスでノリのよいラットンロールが返ってきた。それだけで聞く価値が高まっている。前作の失敗があったからこそ素直に初期のスタイルに帰還できたと思う。外部の血を入れるだけではない、自らがファンの意見に耳を傾けバンドのスタンスを見直した結果、優れたアルバムが出来た。
理屈抜きで楽しめるポジティブサウンド、楽しく陽気なL.Aスタイルに自らが辿り着いたのだから鬼に金棒でさぁね。


TURISAS - Battle Metal ★★★ (2020-01-29 21:02:37)

アルバムタイトルが見事に示している。勇壮なメロディが大地を駆け抜けるサウンドは否が応でも戦意を奮い立たせる効果を発揮している。ラグビーのようなコンタクトスポーツの前に聞いて欲しい戦闘歌だ。
荒々しい攻撃性とは打って変わって、驚くほどにシンフォニックかつフォークロアに装飾された美意識は、ヴァイオリンや女性ヴォーカルによるアテンドがあったのは間違いない。ここで聞ける重厚で荘厳な音色は従来のヘヴィメタルをより進化させた。


Hyts - Hyts ★★★ (2020-01-26 01:28:37)

邦題は「地獄のフィッツ」。BURRNの創刊号でもレビューされているから知っている人も多い。アメリカの泥臭い典型的なロックだが、キーボードがお化粧することでメイクアップ完了と言わんばかりに身奇麗に仕上げきた。
その反面、裏じゃけに映るオッサンぶりにたじろいでしまうが、素顔の美しさが一番と言いたいね。基本はアメリカンロック、それこそサミー・ヘイガーなんか好きな人なら納得だろう。しかしだ、メイクが少々盛りすぎなんで緊張感が持続しないのがキツイ、そこはAOR系のソフトロックとして割り切って欲しい。


SAMMY HAGAR - Voa ★★★ (2020-01-26 01:19:31)

アルバムタイトルがヴォイスオブアメリカなんだからスゴイっス。サミーの代名詞となる「I CAN'T DRIVE 55」があるだけで買いだ。アメリカのフォークやカントリーの洗礼をうけたロックは嘘や裏切りが全くない。刺激ばかりじゃファンは納得しない、しかしムードを大切にしているのが分かるが、曲展開のひねりが少ない、もう少し工夫があれば良いのだが、サミーらしい感性がギラリと光っているだけに物足りなさを覚える。それでも腕っぷしの強さでねじ伏せるだけの力があるから問題なしだ。流石はサミーだね。


SLY - Sly - Superstitious ★★ (2020-01-13 13:33:44)

ヘヴィでトライバルなリズムがこのメンツでは斬新。
しかしニイちゃんの歌が曲調にあっていない。リメイクして欲しいな。樋口宗孝没後10周年も過ぎました。
ライブ盤でよいから、今のパフォーマンスで歌いなおしてくれ。
この曲に用いられたアイデアがもったいないぞ。


SLY - Sly - Sly ★★★ (2020-01-13 13:29:27)

折角、真新し曲が続いたのに古臭いジャパメタナンバーが登場。
でもメンバーには似合いっている。日本人が普通に聞いて故郷を思い出すヘヴィメタルナンバー。
LOUDNESSでもEARTHSHAKERでもボツになる曲ではあるが、この中では及第点を超えている。
それが一番問題。このメンツが、この程度で満足させてはいけないよ。
それくらいの役者が揃っているんだ。みんな期待したんだぜ。
文句たれたけどカッコイイ。


SLY - Sly - Silent Thunder ★★★ (2020-01-13 13:25:57)

樋口のドラムは雷神のようだ。難しいフレーズをキメまくる寺沢と樋口のリズム隊。単純にカッコイイ。
ヘヴィな中でもシャラは心に何かを訴えてくるね。この編成の成功例。


SLY - Sly ★★★ (2020-01-13 13:17:46)

高崎晃が自己啓発に引っ掛かり?おかしくなった。その異変にドン引きした樋口宗孝はバンドを離れる選択をする。
このアルバムは実質、山田正樹を擁したLOUDNESSの次作を意識した作風。その為、モダン・グルーブメタルを意識はしているが、猫も杓子もパンテラ化じゃないので安心だ。
でも曲数も多く、クオリティも散漫。それにシャラのソロアルバム制作話ありきのバンド編成みたいな?よもや話もある。

破格の予算を組みCMを流し売り込むもこの内容は弱すぎた。やっぱメインソングライターって重要だな。シャラにはヘヴィすぎたよ。面白くない曲が多すぎる。アイデアは良かったのに、まとめるプロデュース力も足りていない。
戦犯は樋口宗孝説が濃厚だが、二井原の力みまくりの歌も台無しにしてるぞ。
イケそでイケない、そんなもどかしさ満載の名盤になり損ねてデビュー作。ホント、アイデアは悪くないんよ。

ちなみにスライとは、狡猾とかずる賢いの意味。

ホントは最近知ったのに体裁を保つため、前から知っていましたよと不自然な形で発表する奴ことね。


BIFF BYFORD - School Of Hard Knocks - School of Hard Knocks ★★★ (2020-01-13 12:54:13)

12月13日にオフィシャルな形で動画サイトにUPされています。4週間で再生回数5万超え。

これも時代に迎合したヘヴィネス路線のSAXONではないクラシックロックの偉大さをビンビンに感じさせる。
しかし、古臭くないのはビフが現役のロッカーだからだ。だから、今のSAXONと聞き比べてもそん色がない。
むしろ初期の頃のヴァイブスを感じる。SAXONファンなら、あれっと気がつくお楽しみも(きがつけない人も多いかな)…
でもあっさりした終わり方は良くないぞ(笑)、そしてビフが歌えば、それはもはやSAXONだを実践しました。


BIFF BYFORD - School Of Hard Knocks - Welcome to the Show ★★★ (2020-01-13 12:42:35)

Amazonの通知が10月25日は届いたな(笑)シングル扱いで先行2曲が購入可能。
この曲は10月24日にはオフィシャルな形でフル尺UPされていましたが今現在再生回数は6万超え程度。

ソロアルバムのオープニングでもあるビフのミュージックライフを共有できるような雰囲気。
最近のSAXONは不釣り合いなくらいヘヴィでラウド。無理して若作りしているボトックス治療まみれのムービースターのようだが、これは等身大のロックを聞かせてくれる。ソロアルバムというよりは本来SAXONとはこれだよな、と昔からのファンは泣いて喜ぶ雰囲気作りがされている。
同じ時代を生きていない若者でも理解可能な世代を超えた追体験。威厳に満ちたクラシックロックの偉大さ。哀愁のあるメロディとかき鳴らされるパワーコード、ビフの歴史を凝縮したブリティシュロックナンバー。


JUNIOR WELLS - Play the Blues - Messin' With the Kid ★★★ (2020-01-04 01:55:55)

あんまりブルースには詳しくないが、それでもこれくらいは知っているよ。
70年代のロックを聴いて育ったんでね。だから、そいつがどんくらい当時の音楽に精通してるかすぐに判るのさ。
知ったかぶりも度が過ぎれば犯罪者と変わらんよ。だって嘘を流布するんだからね。
感違いと知ったかぶりの違いがすぐに分かりますよ。ホントにたちが悪いだろ(笑)

ブルースをあんまり齧っていないオジサンでもこれくらいは知っています。
それくらい有名なブルースソング。スタンダードってやつですよ。
ウェルズはお得意のハーモニカを封印してレコーディングに挑んだ。
でもこの曲には諸説あってわからん。俺は知ったかぶりは出来ないんでね。


そして作曲者のクレジット問題もある。よくある話で俺が書いただよね。
マディ・ガイも一枚噛んでいる。正式に契約書にサインした奴の勝ちだ。
今ではメル・ロンドンの曲扱いだが、ジュニア・ウェルズが大切にしていた曲だ。
その辺りが真実なんだろうよ。

要するにそれくらい有名な曲なんです。だからジョニー・ウィンターも、ロリー・ギャラガーも取り上げたのさ。


JOHNNY WINTER - White, Hot & Blue - Messin' With the Kid ★★★ (2020-01-04 01:33:14)

ジョニー・ウィンターのハードなギターがめちゃクールだぜ。
歌もド迫力。オリジナルにある軽快なノリよりタイトにスピードアップさせたアレンジも悪くない。
ブルースのスタンダードをジョニーらしく攻めたアレンジで録音してくれた。
ロリー・ギャラガーの曲でもTasteんなアホな(笑)
アモス・ウェルズ・ブレイクモア・ジュニアが録音した曲がオリジナルですよ。


RORY GALLAGHER - LIVE! In Europe - Messin' With the Kid (2020-01-04 01:18:00)

この曲はシカゴ出身の超絶有名シンガーのジュニア・ウェルズが唄いヒットさせた曲。
クレジットはプロデューサーのメル・ロンドンになっているが、実質はウェルズがジャムって完成させた曲だ。
ロリー・ギャラガーのファンじゃなくても知られているスタンダードなブルースロック。
マディ・ウォーターズとか、あの辺だよね。
そこまで雑誌に書いてないか(笑)ニワカ知識がエグイぜ。


TOTO - Isolation - Angel Don't Cry ★★★ (2020-01-02 18:49:37)

アルバム時代は売れなかったがイイ曲が沢山あるアルバム。
この曲は特にいいぞ。ファーギーの伸びやかな歌声も激ハマリだ。


DIAMOND DAWN - Overdrive ★★★ (2020-01-02 18:43:15)

スウェーデン出身ならではの眩い光を放つ透明感溢れる北欧的メロディ、鮮度抜群のピカピカの新人らしいポジティヴな空気にクラクラしそうです。エネルギッシュなヴォーカルとハードなギター、キーボードの優しい音色が全てを包み込み、聞きやすくしているのも、なかなかどうして新人のくせに老獪だ。だが、まだまだ荒削りな部分もあるのは事実、今後の成長を見守りたくなる期待の新人の登場です。


ANGELICA - Thrive ★★★ (2020-01-02 18:24:20)

ザ・マーダー・オヴ・マイ・スウィートの女性シンガー:アンジェリカ・ライリンのソロ作。参加メンバーは、ダニエル・フローレスとヨハン・ニーマンのバンド仲間に、マグナス・カールソン、イェスパー・ストロムブラードといった腕利きのギタリストがゲスト参加したりと豪華な顔ぶれが揃う。

基本ザ・マーダー・オヴ・マイ・スウィート変わらない音楽性の為、わざわざソロを作らなくともと言いたくなるが、ソロアルバムらしく、彼女の歌をより主張させたことにより、ダイレクトに彼女の魅力が伝わるようになっている。優しさの中に情熱を潜ませたクリアーな歌声は様々な表情を見せてくれるぞ。


ANTHEM - No Smoke Without Fire - Do You Understand ★★★ (2019-12-14 17:12:43)

私はこの歌詞が大好きだ。


足元だけを 確かめながら
誰かの事で喉を潤す
影を作って 後ろを歩く
自分の姿を 大きく見せる

Oh! No! 眩暈がするぜ
I don't care! すぐに飽きるさ

辞書でもなけりゃ 喋れもしない
手本がなけりゃ すぐにバレちまうのさ

Oh! No! 嫌気がさすぜ
I don't care! すぐに飽きるさ

Do you understand who you are?
Understand what you wanna be
Do you understand What you are?
Understand

本当にこんな、まぬけで腰ぬけの弱虫のネットの神様が多すぎるな。笑えてくる。


聖飢魔II - 悪魔 Relativity ★★★ (2019-12-11 22:02:49)

英詩によるセルフカバーアルバム第二弾。これといった変化をつけたアレンジはないが、英詩に変更された影響もあるが、閣下の圧倒的なパフォーマンス力によって見違えるほど逞しくなった。まるで欧米のバンドのように聞こえる。
それが狙いだったんだろうが、新曲も含め悪魔の復活に相応しい音源を手土産に魔界から見事に帰還した。


HALESTORM - Halestorm ★★★ (2019-12-11 21:53:23)

美男美女の兄弟が中心となって結成されたペンシルバニアのバンド。ボーカルのメロディラインだけ聞けばエバネッセンスみたいに聞こえるけど、骨太はモダンロックと伝統的メタルサウンドのいいところを取り込み、ダイナミックに鳴らせる才能をデビュー作からもっていたのが凄い。歌声も焼けつくようなハードさがあり、火傷するほどのイイ女ぷりを発揮している。これが新時代のメタルヒーローなら大歓迎だ。ブレットなんとかみたいな流行りもんとは分けが違うよ。


LORDI - Babez for Breakfast ★★★ (2019-12-11 21:48:06)

敏腕プロデューサーのマイケル・ワグナーを迎え、いかにも80年代を基盤とする活きのいいダイナミックなサウンドを叩きつけてきた。リフ、メロディどれもがキャッチーで、とても初対面とは思えない、馴染の顔が揃っている為に初めて聞いたような気がしないのだが(笑)北欧のモンスター軍団は見た目が怖いので、こんぐらい親しめる音を揃えた方がウケもよさそうだ。なにか吹っ切れた印象を受けた、王道のロックと思えるローディ流の極太サウンドはメチャクチャ聞きやすかった。やっぱDNAレベルで80年代のメタルを受け継いでいるんだろうな。そうとしか思えんよ、この音はさ。


CHINA - China ★★★ (2019-11-29 20:28:35)

スイスののBON JOVIと評され話題なったデビュー作。EUROPEの後釜をみんな探していたのから、このバンドの登場はたいむりーだった記憶がある。雑誌の評価もすこぶる良く(酒井が褒めるとみな絶賛するみたいなノリ)、女の子にもウケていたから野郎どもものっかったってか(笑)
音そのものが魅力あるからいいんですよ。アメリカのバンドの良いところを学び、スイス風に味付けした音楽性は爽快感タップし、ホントに気持ち良く弾けてっからね。麗しの80年代ってのを思い出すねぇ。やっぱ音楽は楽しくなくちゃ。


KANE ROBERTS - Kane Roberts ★★★ (2019-11-29 20:13:23)

アリス・クーパーとの活動で一気にその名を馳せた肉体派ギタリストのケイン・ロバーツがソロに転向。マシンガン風に改造したギターを抱えるランボースタイルに、やりすぎだろと突っ込まずにはいられないが、肉体派とは裏腹な細部に拘ったメロディアスなギタープレーでシーンを一気に駆け抜けた。ギタープレーも凄いが、歌のウマさに二度びっくり、筋骨隆々の身体から発せられるとは思えない繊細さが、重厚なロックと重なり合いメロディ重視の姿勢を促している。デビュー作から充実の完成度を誇るアルバムに仕上がった


ZADKIEL - ZADKIEL ★★★ (2019-11-29 19:41:01)

日本における元祖スラッシュと崇められるバンド。暴走するダーティーロックは確かに注目を集めた。VENOMやMOTORHEADからの影響を要所要所に導入し、荒削りながら自分たちのやりたいことを見事に実践している。


MAGNUM - Sacred Blood “Divine” Lies ★★★ (2019-11-16 01:21:32)

いかにもブリティッシュな憂いが満ち溢れている。新しい要素は見当たらないが、音に対する信頼と深みが物凄く強い。70年代から変わらぬ音楽性を温めながら、無理なく今の時代に相応しい音を響かせる音楽的ブレインであるトニーのセンスに毎度ながらも感嘆させられる。ボブの歌声も衰え知らずだ。マグナムの歴史に相応しいアルバムだ。


IMPELLITTERI - The Nature of the Beast ★★★ (2019-11-16 00:50:50)

世間から時代遅れと後ろ指をさされても変わることのなかった音楽性。スピード重視のテクニカルなプレイこそ、己の信念と胸を張れる男気すら漂わせていたのが最近のクリスだった。
フル・ピッキングを多用した力強いプレイ、ネオ・クラシカルからモダンヘヴィネスまで飲み挑んだ、ヘヴィ・メタルの伝統と革新、クリスは自らの創造性を試しているように、多種多様な楽曲を収録してくれた。

クリスの劇的なスピードプレイの横にはロブの強靭なハイトーンが良く似合う。互いが水を得た魚の如く駆け回っている。スピーディーでメロディアスなサウンドを好むすべてのメタルファンに捧げる入魂のアルバムが仕上がった。


TAK MATSUMOTO - Wanna Go Home - Jammin' of the Guitar (2019-10-11 17:36:09)

松本 「よくいるでしょ。この曲のここはツェッペリンだな、とかいう人。それをまるですごいことでも発見したようにいう人、いるじゃない(笑)。僕らはそういう次元ではやってないんだよね。あくまでも楽しんでやっていることだから」

インタビュアー「遊び心があるわけですよね」

松本 「たとえば、B'zの曲の中に「スモーク・オン・ザ・ウォーター」のフレーズを入れちゃおうか、とかね」
- 「でも、必ず“あれパクリだぜ”とかいうヤツがいるでしょ(笑)」
松本 「いるよ(笑)。ピントがずれてるよね。ロック好きなヤツがバンドやって、そうならない方が不思議だよ。遊ぶ側のセンスだし、聞く人のセンスの問題だと思うけど」。

このコメントを噛みしめて欲しい。この曲は同じギタリスト、スティーブ・ヴァイのソロアルバム に収録された「Erotic Nightmares」過ぎる。もう売れたんだから、パクリは止めとけよと注意出来ない大物になっていたのだろうか?いくらなんでもあんまりだ。ギター弾きならヴァイは神だろうよ。少なくともTAKのこともリスペクトしているよ、そういった良識のあるファンすらも否定するような愚行だ。


B'Z - The 7th Blues - THE BORDER ★★ (2019-10-11 17:26:17)

Lenny Kravitz「It Ain't Over Til It's Over」にソックリ。これをB'zらしい展開って評価したら、彼らはパクリ専門の脳なしグループを認めるようなもんだろう。知らなくても良いのだが、客観性と思慮深さが足りな過ぎる。
上手く盗みましたと褒めるのが妥当だよ自称名無し君達。


B'Z - IN THE LIFE - 憂いのGYPSY (2019-10-11 17:19:50)

この曲の噂をききつけAerosmithサイドが激怒、べスト盤「Big Ones」に「What It Takes」を急遽収録したと言う都市伝説まで生まれたパクリ過ぎ曲。しかし、これもファンなら絶賛しないと、名無し&サブ垢の餌食になる。卑劣なクソを生み出す罪深いカバーソングだ。


B'Z - BREAK THROUGH - B・U・M (2019-10-11 17:15:16)

Dan Reed Network「World Has a Heart Too」そのもの、良識を問われる問題だが、歌謡曲しかしらない日本人なら騙せるだろう。それに盲目で熱狂的なファンは、客観性ゼロだもの。名無しやサブ垢で総攻撃だよ。でもさ、あまりにも知識に乏しいから、すぐにアイツだとバレるのがオモシロい。


B'Z - B'z - Nothing To Change ★★★ (2019-10-11 17:09:35)

Dan Reed Network「Tamin' The Wild Nights」との類似性が指摘されるスローバラード。目くじら立てて酷評するような内容ではないが、完全にパクったのは間違いない。オシャレなロックグループを目指していたのだからアイデアは凄く良かった。


DAN REED NETWORK - Dan Reed Network - Tamin' the Wild Nights ★★★ (2019-10-11 17:06:06)

景観の良い雄大なメロディ、売れそうな可能性を秘めた曲だ。B'zのデビューアルバムに収録されたNothing To Changeの元ネタとして知られている。雰囲気も含め類似性の高いグループだったな。