パープルのSMOKE ON THE WATERのように有名なリフ①のインパクトが強烈。ライブでも重要なレパートリーなのも頷けるが、このバンドを紹介するとなれば、この曲は外せないだろう。蒸気機関車のあえぎ、やぶにらみのマリーのイカした邦題を頂戴した⑩③も代表曲だ。 このアルバムから正式メンバーになったジョン・エヴァンの存在感も大きい。アコースティックな静のパートからハードな動へのパートへと変化するスタイルに老舗プログレバンドと重なる姿も魅力だ。
上記の発言を見ても誰ひとりとてRUSHの名前を挙げていない。「The Looking Glass」「Surrender To Reason」の2曲など完全のRUSHそのものと言える。その魅力に気がつかなければDREAM THEATERへの理解など得られないだろう。 日本においてRUSHがいかに人気ないかを痛感するね。そりゃ何度聞いても耳に残らないだろう。雑誌の評価も高いバンドで、イメージも崇高そうだからといって祭り立てることもないがムリは禁物だと言いたい。 とくにImages and Wordsの分かりやすさとヒット曲重視の耳では、耳が可哀そうだよ。
中世バロックの世界に倒錯した大作ナンバーはなくなったが、その代わりに名曲中の名曲「Kill the King」が生まれたり、ムード満点のバラード「Rainbow Eyes」などライブでも重要なナンバーが多数収録。作風はけして間違ってはいなかった。 この程度でコマーシャルになったと叩かれる70年代って純粋に凄いと思うよ。その目もけして間違っていないもの。
めちゃくちゃコマーシャル路線を突き詰めたアルバム。マイク・ストーンとキース・オルセンの二人をプロデュースに迎えたのは大成功と言えるだろう。 ヤングギター誌でも大絶賛のラブバラード「IS THIS LOVE」などジョン・サイクス加入の成功例を見てとれるが、やはりリメイクしたヒット曲「HERE I GO AGAIN」の成功が全米2位へと導いたのは間違いないだろう。 その半面英国では16位までしか上らなかった。 しかしカヴァーデイルの野心はここに成就することになった。
メンバー間のゴタゴタでレコーディングは途中で棚上げになる。おまけにカヴァーデイルは娘の病気を理由に休養と問題が多すぎた。すったもんだでメンバーは解雇。ベーシックトラックは録音済みだったので、契約をこなすためにメル・ギャレーを呼んでレコーディングを完成させた。 そんな内部事情はアルバムにもモロに反映されている。なんだかとてもまとまりのない作品になってしまった。それでも6曲目がスマッシュヒット。そのおかげで全英9位と面目は保たれた。 そのヒットしたHere I Go~はリメイクして大ヒットする。
俺は曲聴いてレビュー書いてここ見てレビュー書くことを生きがいにしてるわけじゃないんでね! たま~に年に数回しか見ないわけ。あんたHN使ってここでガッツリ書いてるんなら名無しのコメントなんか相手にしない方が良いんじゃないか? 俺は彼らを応援してるから完全否定するコメントに突っかかったわけ。俺は「まんま」じゃないと言ってるだけで似てるは似てるよ。更に何曲か後はFlight of the Warriorに似てるもんな。
再結成の噂がずっとあった第2期DEEP PURPLEが遂に再始動。多くのファンは往年のキレまくった暴走ロックを期待したが、いきなり後期RAINBOW時代から存在していた「Knocking at Your Back Door」でスタート。 当然あれっ?と肩透かしを喰らったファンも多かったでしょうが、ここはかつてのバンドと切り離して聞いて欲しい。 貫禄溢れるオープニングナンバーはライブでも重要なレパートリー、その雰囲気をそのままに、またも後期RAINBOWな「Under the Gun」の登場と完全にアダルトなロックサウンドへと変貌を遂げました。
この音源は英国のBBCで放送されたものが元。アルバム「紫の炎」リリース後の英国でのライブ。 やはり注目するのは代表曲「Smoke on the Water」二人のヴォーカルのぶつかり合いは聞きごたえたっぷり。グレンのやり過ぎでカヴァーデイルの立場もなしだが、会場は熱狂的に新しいアイデアを歓迎している。 ライブだから求められる再現性とインプロ。第3期がいかに優れたミュージシャンが集合していたかを、この一枚で明確に表せている。しかし日本では第2期がやたらと人気が高い、それはひとえに我が国での来日公演がなかったからだろうと言われている。 やはり伝説のLIVE IN JAPANの影響が大きいのだろう。
我々日本人にとっては「LIVE IN JAPAN」の名で浸透している、初来日の模様を録音した当初は日本のみでリリースされたライブアルバム。このライブアルバムを聞けば、いかにバンドが均整のとれた演奏をしている事に驚かされる。ムリ無駄のないプレイ、ライブでも完璧にこなす高い技術、それでありながらも臨場感のある才気に満ちた演奏は、このバンドの真骨頂とも言えるドラマシズムと構成力の高さとアイデアを見事に具現化している。 その完璧な演奏の中にあっても、リッチーは枠をはみ出たプレイで一人狂乱とも言えるパフォーマンスを披露。その崩し方の美学は言葉に尽くせぬほど、才気に溢れていて、そりゃ毎回凄いってわけじゃないけど、このバンドの原動力はリッチーだったことは疑いのない事実だろう。 そして気管支炎になり万全な体調ではない中でもギランのパフォーマンス力はファンを満足させるものだ。 日本限定で発売された商品なのに、あまりの出来の良さが話題を呼び、タイトルを「MADE IN JAPAN」に変え世界でリリースされた。 その人気ぶりは、ライブアルバムの名盤として後世に名を残し、このアルバムこそ、DEEP PURPLE最高のアルバムに上げるファンも多い事で知られている。
このバンドの代表作と言えば、このアルバムを推す人が多いだろう。前作に続き全英1位を獲得。その人気の勢いは留まるところを知らず世界中でも売れまくった。今もって人気のある一枚だろう。 DEEP PURPLE的様式美の確立。レコーディング環境も整い随分とまとまりのある演奏が聞ける。それに一番の強みは前作の負のイメージを払しょくするほど粒の揃った楽曲が多く、その辺りも世界的にうけた要因だろう。 一部の根強いファンからはIN ROCKのような荒さが消えたと残念がるファンがいるのは事実だが、それを差し引いてもハードロックの完成系とも言えるスタイルをさらに推し進めているのは疑いのない事実であり、やはり代表作と呼ぶに相応しいハイパフォーマンスと曲の良さは特筆すべきであろう。
今でもライブの定番「Power and the Glory」や「The Eagle Has Landed」など名曲が収録された名盤。人気に陰りが見えたNWOBHM路線を捨てコマーシャルな面を強化。ライトな音だがパワフルだ。ノリの良いポップソングもあるし、今聞いての懐かしさと共に新鮮さも運んでいる。当時、名物編集長の酒井が酷評したらしく、その意見に乗っかるドがつくミーハーが真に受け、イマイチな扱いを受けているんだから不思議だ。海外では高い評価をうけているのにだ。やはり日本のメタルシーンは閉鎖的すぎるんだろう。一人二人のDJや編集の人間に流されるんだからね。恐ろしいよ。今は平成30年、そんな奴はいないだろうと思っていたら、サクソンのページは当時の論調を引きずるburrn!信者の多さにドン引きする。
1983年から活動しているハードコアスラッシャー。Skull Thrash Zone Volume Iの名を連ねているから知られた存在です。 このアルバムは結成20年を記念する一枚。初期の頃よりもメタル度が高めに設定されているのでメタラーには聞きやすいアルバムになった。そのかいあって真の意味でクロスオーバーたる魅力が詰まっている。殺傷力の高いスピードナンバーと魂の咆哮、こういうの聞いちゃうと北欧メロデスみたいなぬるいの聞いてらんないよね。