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1. 失恋船長 ★★★ (2017-12-23 15:18:02)

かつてSABER TIGER、FAST DRAWと共に道産子3大メタルバンドとして関東圏でもライブを行った幻のバンドが、2017年に復活の狼煙を上げる過去の楽曲をセルフリメイクしたフルアルバムをリリース。往年のメンバーの復活と共に、今回のアルバムでフロントマンを務めるのが、ド派手なメイクとスラッシーなサウンドで人気のあったDiall、Harkenkreuz、Grudge/Curseのシンガーとして活躍、その後AlkaloidのAngelさんの後任として、御大木下昭仁率いるSaber Tigerのシンガーを務めていた、知る人ぞ知る実力派の叫さんが参加。

オリジナルシンガー伊藤竜吾はハイトーン系のシンガーだが線の細さは否めず、やはり国産バンドの最大の問題点とされる歌の弱さを補完する事を出来ないタイプだった。個人的には、逆にそこに愛着があり味のある歌い手として、愛聴するバンドではあったが、彼らが奏でる扇情的な泣きのメロディと快活なキャッチネスさを塗したジャパニーズメタルをパンチの効いた歌声で楽しんでみたいと思っていたので、このメンバーでも復活は大いに刺激を受け、最近はめっきり買わなくなったCDをリリースに合わせて即日購入。
何枚プレスしたかは分からないが直ぐに完売とアナウンスされていたのは驚きでした。彼らの音楽性を愛するファンが全国にいるのはメンバーと縁も所縁もないワタクシでも嬉しい限りでしたよ。本当に国産メタルシーンの活況ぶりを肌で感じます。いろんな意味でSNSが発達し、皆と共有するツールと思われたカラオケ&ヒットソングの構図が壊れ、CDが売れなくなった功罪なんでしょうかね。ELIZA復活は本当に嬉しいです。

聴きなれた楽曲ですが、オリジナルの方は音質も緩く、バンドサウンドのダイナミズムに欠けたものだったので、それらが少しでも太くなっているのならば、楽曲本来の魅力を引き出すことにもなるだろうし、叫さんのクセのあるキリキリと切れ込んでくるハイトーンにより、男前度もアップするのは間違いないと、聴く前から想像していたのですが、その期待に見事に応えてくれました。
テクノロジーの発達の賜物なんでしょうが、オリジナルと比べれば音質もグッと良くなり、日本人好みの哀愁のメロディを放り込むセンスとツボを抑えたアレンジは、往年の空気を損なわすことなく現代にアップデート、単なるノスタルジーでは終わらる事のない、現役感を損なわない一体感のあるバンドサウンドで聴き手を魅了するでしょう。
アップテンポでキャッチーなアメリカンなロックを歌う叫さんもカッチリとハマり、ある意味伊藤竜吾風味もあったりと、元曲のイメージを損なわない歌声で魅了。ポテンシャルの高かったオリジナルソングの底上げに協力しています。
個人的にはセルフリメイクとの事ですが半分くらいは、知らない曲だったので大いに楽しみましたね。こういう企画物は復活作としては、大歓迎ですよ。世間の熱が冷めぬうちにオリジナルアルバムを是非ともリリースして欲しいですね。名古屋のCROWLEYも復活しているし、松本龍似も復活しているし、国産HM/HRから目が離せませんね。ええ一年になりましたよ。




2. 火薬バカ一代 ★★★ (2018-02-12 22:47:50)

北海道の古豪が復活を遂げ、80年代に彼らが残した名曲の数々を現編成で録り直したリレコーディング・アルバムを発表してくれました。
ELIZAって「エリザ」じゃなくて「イライザ」と読むのね…と結構最近知ったぐらいの後追い野郎ゆえ、今となっては入手困難な彼らの音源をこうして取りまとめてくれる作品の存在は非常にありがたい。派手なビジュアル・イメージからロックンロール系バンドかと思いきや、こうして聴いてみると、どちらかと言えば様式美路線寄りとさえ言えそうなHMサウンドが持ち味のバンドだったんだなぁと。しかも(失恋船長さん情報で)現在フロントマンを務めているのが、GRUDGE/CURSEで強烈なシャウトを炸裂させていたSADAYAことSAKEBIと知っては、こりゃもうアルバムを買わない理由がない。考えてみるとGRUDGE/CURSE時代の金属質なシャウトしか知らないので、持ち前の金属声は勿論キープしつつも、きっちりとメロディも歌い上げる本作における彼氏の歌唱は実に新鮮という。
楽曲の関しては、1曲目から歌詞にしろメロディの持って行き方にしろ、昭和臭というか80年代ジャパニーズ・メタルっぽさが全開(実際昭和に書かれた楽曲なのだから当然ですが)。これがダメだという方もいらっしゃるでしょうが、個人的にはバッチ来い!派なので無問題。特に痒いところへの手の届きっぷりが半端ないツイン・リードGをフィーチュアして突っ走る⑤と、イントロでじっくり焦らしてから劇的な反転攻勢へと打って出る⑨は、「今までこんな良い曲を知らずにいたんかい」と思わず愕然とさせられた名曲ですよ。
是非このまま新作アルバム制作へ雪崩れ込んで頂きたい!と、願わずにはいられない1枚。



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