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Nothing But the Best (火薬バカ一代)
Back to San Francisco / The Secrets of L.A. (火薬バカ一代)
Deep Whirlpool / The Secrets of L.A. (火薬バカ一代)
The Secrets of L.A. (火薬バカ一代)
The Secrets of L.A. (失恋船長)


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Nothing But the Best

そのまんまなプロジェクト名や、全てのアルバム・タイトルに「LA」を入れ込む等、遠く離れたフランスの地からウェスト/コースト・サウンドとロサンゼルスに対する熱烈ラブコールを送り続けているマルチ・ミュージシャン、フレデリック・スラマが立ち上げたメロハー・プロジェクトAOR。新旧TOTOのメンバーや盟友トミー・デナンダーを始め、毎度枚挙に暇がないほど豪華なゲストを迎えてレコーディングが行われている彼らの初期の歩みを総括するベスト盤。(日本盤は’04年にCOOL SOUNDからのリリース)
選曲は1st『L.A. CONSESSION』から3曲、3rd『L.A. REFRECTION』から5曲、4th『DREAMING IN L.A.』から4曲、既発曲のリメイク3曲、合わせて全15曲を収録。当時自主制作盤ゆえ入手困難だった(フレデリック本人さえCDを所有していなかったという)初期作の楽曲が気軽に聴けるので重宝しましたが、それにしては2nd『NEXT STOP:L.A.』から1曲もチョイスされていないのは画竜点睛を欠くのではないか。まぁリメイク3曲のうちの1曲は2nd収録曲ではあるのですが…。
音楽性は勿論王道AOR。こうしてまとめて聴くと、リズムは打ち込みで済ませていたスタート時から、アルバムを重ねる毎にバンド形態への拘りが感じられ始め、それに伴って音楽性も若干ハードな方向へ磨き上げられていったことが分かって興味深い。まぁそれでもHR/HMで括るには少々躊躇を覚える作風に変わりはないのですけども。
現在までに十数枚の作品を残す多作なバンドゆえ、とりあえずの入門盤にするのに丁度いい塩梅の1枚。2枚組ベスト盤も別にありますが、そこまでボリュームがあるとそれはそれで敷居が高く感じられますし。

火薬バカ一代 ★★ (2020-04-26 01:15:55)


Back to San Francisco / The Secrets of L.A.
フレデリック・スラマは見た感じミュージシャンとしての
オーラは限りなくゼロですが(失礼)、実に良い曲を書く人で
ビル・チャップリンのVoをフィーチュアしたこの曲はその好例。
キラキラと跳ねるピアノが効果的に使われているのもポイントです。

火薬バカ一代 ★★★ (2018-12-17 23:47:10)


Deep Whirlpool / The Secrets of L.A.
ファーギー・フレデリクセン関連作品を集める中でゲットしたアルバムでしたが、
適度にキャッチー、適度にハードなこの逸曲は、
まさに彼が歌うに相応しい出来栄えで、アルバムに対する期待値を高める
OPナンバーとしての役割をきっちり果たしてくれています。

火薬バカ一代 ★★★ (2018-12-17 23:43:19)


The Secrets of L.A.

若き日に、英語を学ぶために訪れたロサンゼルスにすっかり魅了されてしまい、以降、自身が制作したアルバムのタイトル全てに「L.A.」の単語をブッ込む等、かの地に対するZOKKON命(LOVE)っぷりをつまびらかに表明し続けるフランス人ミュージシャン、フレデリック・スラマ。その彼が立ち上げたプロジェクト、AORの9作目となるスタジオ・アルバムがこちら(’13年発表)。
メロハー作品請負人ことトミー・デナンダーがフレデリックと共同でプロデュースと曲作りを手掛けた本作は、いかにもカリフォルニアの青い空が似合いそうな(そしてプロジェクト名に違わぬ)ポップにしてキャッチー、且つ爽快なハードポップ・チューンが全編に亘って目白押し。まるでフレデリックの「ミーはロスを愛してるザンス」(誤ったフランス人像)との主張がそのまんま音として表現されているかのようですよ。
惜しむらくは本編に「これぞ!」というキメ曲が見当たらない点なのですが、それでも楽曲の平均点は高めな上、ファーギー・フレデリクセン、ジェフ・スコット・ソート、ヨラン・エドマン、ミカエル・アーランドソン、ジム・ジッドヘッド、ビル&タマラ・チャップリン夫妻、ボブ・ハリス、ロビン・ベックetc…といった、次から次に登場するゲスト・シンガー達のキャラの立った歌声が、ともすれば薄味に落ち着きかねない各曲に「華」を付与してくれています。ファーギーが歌うエネルギッシュなOPナンバー①や、ピアノが踊る④(Voはビル・チャップリン)辺りは、てきめんにその効果が表れた逸曲ではないかと。
ゲストの顔触れにピンと来るメロハー愛好家なら購入して損はない1枚です。

火薬バカ一代 ★★★ (2018-12-16 23:17:33)


The Secrets of L.A.

こちらも国内盤がルビコンからリリースされているフレデリック・スラマのメロディックロックプロジェクト第9弾かな?こちらもリードギターでトミー・ディナンダーが参加、さらにはマイケル・ランドゥの名前もあったり、歌い手もファーギー・フレデリクセンにジェフ・スコット・ソート、ジム・ジッドヘッド、ボブ・ハリス、ロビン・ベックにヨラン・エドマン、ミカエル・アーランドソンなど豪華ラインナップが客演、ありがちなAOR風のメロディックロックに、各自が彩りと味わいを増強。
何を聞かせたいかを明確に絞り込み、余すことなく伝えきるという方向性は大いに買い出し、マニアなら安心して手を出せるでしょう。その半面スリルは皆無だし、ありきたりな楽曲も多いのは事実なのだが、ワタクシのようなライトな感覚で無作法極まりない雑穀主義の音楽人生を歩むモノには問題無で楽しんでいます。個人的に、ベタに敵うもんはないと思っていますのでね。

失恋船長 ★★★ (2017-11-19 17:37:38)