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BERSERKER (2017年)
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BERSERKER
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解説 - BERSERKER
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 夢想家・I ★★★ (2017-11-19 23:49:57)

かつてはBATTLE BEASTのメイン・ソングライター/リーダー的存在であったものの、メンバー間の意見の対立から不本意な形で脱退(解雇)を余儀なくされたアントン・カバネンが決意も新たに結成したニュー・バンドBEAST IN BLACKの '17年発表のデビュー・アルバムです。

音楽性はズバリ、BATTLE BEASTそのまんまな正統派HM、まぁBATTLE BEAST自体3rdまでは彼がほぼ全曲の作詞/作曲を手掛けて来たので、ある意味当然ではあるんですが、本作でもその卓越した作曲センスはいかんなく発揮されており、ファンが期待するクォリティーを十分に満たす内容になっているのは流石としか言いようがありません。
ただ、BATTLE BEASTの4th「BRINGER OF PAIN」との比較は避けようがないので、基本的に質の面では互角という前提で細かい違いを挙げますと、

・ ジャケに描かれていたライオン・ヘッドの獣人と、漫画「ベルセルク」ネタはこちらが色濃く継承
・ Voが男性(パートによって力強いシャウトと女声のように聴こえるファルセットを使い分ける実力派)
・ エピック・メタル度が若干高め(本当に若干の差、曲によってはすこぶるPOP)
・ 専任Keyの不在(サウンドにおけるシンセの主張が強いので絶対入れた方が良いと思いますが…)

等の違いがあると思います。

アントンの脱退劇は衝撃でしたが、こうして双方の新譜が出揃い、それぞれ優れた内容だったので一ファンとして安堵。どちらも継続フォローのしがいがあると分かって嬉しいです。
順調に発展して、結果的にWin-Winだったと皆がHAPPYで丸く収まる事を期待しています。




2. 名無し ★★★ (2017-11-24 06:06:04)

当然と言えば当然、まんまBattle Beastですね。
いや~、しかし熱すぎる!
まだ全部は聞いていませんがとにかく熱い!
特に「Born Again」がお気に入りです。
メロディも歌詞も最高、熱いのにラスト泣ける!!!
ボーカルも上手すぎの逸材ですね。



3. 火薬バカ一代 ★★★ (2018-01-08 23:37:45)

中心メンバーとして創作面を一手に担ってきたものの、民主化を求める他メンバーのクーデターに遭い新日…もといBATTLE BEASTから放逐されてしまったアントンが、「元気があれば何でもできる!」と発奮(違うアントンと混同した文章)。新たにWARDRUMのヤニス・パパドプロス(Vo)らと共に別団体を旗揚げし、’17年に発表したデビュー作。
バンド名は勿論、獅子をあしらったアートワークや、漫画『ベルセルク』を題材に取った歌詞まで、本作にはBATTLE BEAST時代を彷彿とさせるモチーフが山盛り。男臭いシャウトのみならず女性と聴き紛うソフトな歌い上げまで器用に使い分けるヤニスのVo、煌びやかでシンフォニックなKeyによる装飾、サブVoとして随所で濁声コーラスを噛ませて来るアントンの歌声とが相俟って、勇ましくドラマティック、それでいてキャッチーな正統派HMサウンドは、知らずに聴いたらBATTLE BEASTの新譜だと思うこと必定ですよ。
これは別にアントンが新しいことにチャレンジしたくてバンドを追ん出たわけじゃなく、他メンバーとの対立の末に解雇されてしまった経緯を考えれば実に自然なこと。寧ろ、新体制へ移行したBATTLE BEASTが今後一層の音楽性の拡散を予感させることを踏まえると、こっちのバンドこそがこのサウンド・スタイルの継承者なのかも…と、アントンの溜った鬱憤を晴らすかの如きシャウトからスタートするOPナンバー①、メタル版ABBAとでも言うべき②、高らかに響き渡る③、スラッシーなアグレッション迸る⑤、“THE FINAL COUNTDOWN”を彷彿とさせる⑨といった優れた楽曲の数々を聴きながら思った次第。
ただ、どうせならダンス・ビートはもちっと減らしてくれても良かったかなぁ、なんて。




4. Reb ★★★ (2018-01-19 23:10:50)

質の高いヘヴィメタルアルバムです。ヘヴィメタルと言えばダサい
くさいメロディが特徴とよく言われますが、まさに王道と言える物
をやっています。しかも若いバンドにしてはギターソロも緩急があ
り非常にいいですね。最近デスメタルに少しハマっていたんですが
久々にこういうメロディックなものを聴いたら、メロディの少ない
ものはやっぱりつまらないと思いました。



5. 正直者 ★★★ (2018-06-23 21:55:02)

バトル・ビーストを抜けたA・カバネンの新バンドによる初アルバム。勇壮な曲調から哀愁系の泣きメロまでバトル・ビーストそのものだ。それもカバネンがメインソングライターなんだから当然だろう。男性版バトル・ビーストは本家よりも過激で甘い楽曲が多数収録、その振り幅についていけるかがカギだ。キャッチーなメロディを中心に様々な要素を独自の解釈でミクスチャー系に仕上げたセンスが驚異的な閃きだと思うよ。ダンサンブルなリズムにも必然性を感じられる。


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