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END OF REGULATION TIME
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1. 火薬バカ一代 ★★★ (2017-10-25 00:42:07)

バンドについては殆ど何も知らんのですが(他グループで活動していたりするメンバーがいるわけでもなし)。中古盤屋で安く売り出されているのを見つけたのと、《北欧より届いた夢幻の調べ――》なるこっちの食指をそそる帯惹句、あと国内盤の解説を平野和祥氏が書いてることに興味を惹かれて、「まぁ酷い作品ってことはないだろう」と試しに購入してみたらこれが大当たりだった…というスウェーデンの5人組が'96年に発表した1stアルバム。
基本的な音楽性は、北欧産らしい透明感と哀感を宿したハードポップ。そこにプログレ・タッチのKeyワークやドラマティックな曲展開等の凝ったアレンジの数々、更にはほぼ全編に亘りフィーチュアされているストリングス(本物)が加わることで、クラシカルな気品も漂わす、このバンド独自のサウンドの醸成に成功しています。OPナンバー①を初めて聴いた時に思い浮かんだのは「北欧版NEW ENGLAND」という例えでしたね。
インスト・パートの充実っぷりに比べると(北欧メタルらしく)シンガーの歌唱力がやや弱く、そこが引っ掛かるという人もいらっしゃるかもしれませんが、プレーンであるがゆえにボーカル・ハーモニーによく馴染み、楽曲に備わった繊細さやリリカルな美しさを引き立たせるこのVoは、個人的には結構「有り」。特に、劇的な曲展開に乗せて冷ややかなメロディとハーモニーが華麗に舞う④に始まり、曲間を設けずに⑤⑥と組曲形式に綴られていく壮大な流れは、間違いなく本編のクライマックス。
どうやらアルバムをもう1枚残しているようなので(そちらは日本未発売)、機会があればそっちもチェックしてみたいと思わされる完成度を有した1枚です。



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