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DOWNTOWN DREAMERS (1988年)
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DOWNTOWN DREAMERS
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解説 - DOWNTOWN DREAMERS
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1. 失恋船長 ★★ (2017-07-11 15:24:51)

イタリア人ギタリスト、アレックス・マシ率いるバンドの2nd。前作から大幅にメンバーチェンジ、ベースに北欧のTorchのギターだったクラウス・ワイルド。ヴォーカルには様式美サバス路線の本格派バンドValhallaやマット・ソーラムのいたHawkのデヴィット・フェフォルトにチェンジ、メンバーチェンジがもたらした効果なのか前作で感じられたぎこちなさが解消。後に大成する片鱗を感じさせるインストの⑥を皮切りに、所々でネオクラフュージョン風味のギターもねじ込まれますが、前作以上に楽曲中心の姿勢を見せており、より洗練されたバンドサウンドへと進んでいます。
とは言えマシと言えばこの曲だというようなリーダートラックが見当たらないのが視聴後に残る地味さがあり、攻撃的な疾走ナンバーやライトなアメリカンロックがあったりと、やや統一感に欠ける面も実は気になる所、その辺りが一般的な評価を下げる最大の要因でしょうが(不安定さと単調さが、ない交ぜになっているのも更に拍車を掛けている)、その一芸の足りなさを嘆くよりも、色気のあるパートや曲を聴かせると言う姿勢に耳が持って行かれますね。改善点の多さが逆に面白さに転ぶのだから不思議なモノです。オーソドックスなHM/HRサウンドに欧州特有の哀愁がねじ込まれるメロセンスが嫌いになれないんですよね。



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