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Lady Killer (失恋船長)


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Lady Killer
ニューヨークを拠点に活動していたツインギター編成5人組によるUS産の正統派HM/HRバンドが1983年にリリースした1st。どこか退廃的なムードの中に、切れ込んでくるシャープなギター、そこに絡むは、投げやりなムードのラフな歌声、このルーズなノリにロックを感じますね。そしてハードに打ち鳴らされるドライなグルーブ感にUS産ならではの味わいを感じます。時代的にNWOBHMの勢いはアメリカ全土に広がり有象無象なバンドも多く現れるも一大ムーブメントを形成してくのですが、このようなバンドが確実にシーンの底を支えていたのは間違いのない事で、名も知れぬバンドですが、シャープなギターがドライブするラストに収録されたタイトルトラックのキレ味など、この時代のUS正統派メタルシーンでなければ味わえない代物、厚みやパワー不足の音質でも危険な香りのするハードサウンドに剥き出しのロックスピリットを感じますね。楽曲によってはシャープに切れ込んでくるツインリードを堪能できるので、次のアルバムを聴き、どのような方向性に進むのか真贋の程を嗜みたかったのですが、次が出なかったのが残念でしたね。こういう音は好きなんだよなぁ。

失恋船長 ★★★ (2017-03-04 19:27:22)