Death Metalという仰々しいタイトルがついたNoise Recordsから1984年にリリースしたコンピ作。 参加メンバーをみてロックンロルフ船長率いるランニングワイルドに、あのハロウィーンが名を連ねているのリラックスして楽しめるでょう。でもセルティックフロストの前身バンドのヘルハマーは期待に応えたダークでノイジーなスラッシュサウンドを聴かせてているので資料的か価値も十分にあるでしょう。日の目を浴びる事の無かったダークアヴェンジャーもクオリティを下げていないし、ハロウィーンの提供した⑦なんて『Walls of Jericho』の2006年にリリースされたリマスター2枚組にデモヴァージョンが収録されるまで知る人ぞ知る曲だったし、2016年リリースのThe Very Best of the Noiseでようやく世に出るという隠れた一品だったのでマニア筋には大いに興味の惹かれる一枚かな?ちなみにランニングワイルドの2曲も同様でしたかね。 愛のない平坦な音質はノイズの所業なので、文句は言えないがダイヤの原石をそのまま聴かせる大技も、やはりノイズの所業なのでしょう。でもそこが一番の聴きどころですかね。
Side A 1. Running Wild / Iron Heads 2. Running Wild / Bones to Ashes 3. Hellhammer / Revelations of Doom 4. Hellhammer / Messiah Side B 5. Dark Avenger / Black Fairies 6. Dark Avenger / Lords of the Night 7. Helloween / Oernst of Life 8. Helloween / Metal Invaders