一応、ツインギター体制になった2作目で、①はハッキリ云って冴えないが、スピード②"West World"は中々だと思うし、当時愛聴した③"Twilight Of Modern Man"はイイ曲だと思う。 そして疾走スピード曲④"Alexander The King"は隠れた名曲の域。 まぁ所謂"捨て曲!?"が存在するのは事実だし、一般的にはおススメ出来るモノではないのかも知れんが③や④辺りは動画サイトなんかで是非とも聴いてみてほしい。 そして最後にプロデュースのマーティなのだが、別に良い仕事をしている訳ではないし、もっと云ってしまえばレーベルお抱えエンジニアだったスティーヴ・フォンタノ色が強く、相も変わらず彼の絡んだ作品は音が団子状態になってしまっているし本作も同様であってマーティの存在は極めて希薄なモノだ。
トニー・マーティンが好きなら本曲の3曲入りシングル盤をゲットして、ライヴである②"Heaven And Hell"を聴くべきだ。 とにかくカッチョ良い...フェイクしまくっしまった"Cross Purposes~Live"[1995年]では全く落胆されられて"マーティンはやっぱライヴではダメだな"と思ったモノなのだが、このライヴ②はどうだろう?。その"Purposes~Live"がウソであるかのように声も良く出ているし、とにかく途中に設けられたマーティンによるメンバー紹介するところがカッチョ良い...特に故コージー・パウエルの場面...涙が出てくるヨ。
面を見るとけっこう年いってそうなのだが、取敢えず英国産メロディアスハードの1stで、この時はキーボード氏を含む5人編成となっているものの、⑥"Rip It Up"のシングル盤[1994年]ではそのキーボード氏はスペシャルゲスト扱いとなっており"除け者!?"となって4人組との表記になってる(まぁその辺はどうでもイイのかも知れんが、このバンド、そのキーボードが結構な要のように思うのだけどね)。
まず最初に...『NO REMORSE』もアツいが、『CULT METAL CLASSICS』も頑張っている。その中でもこの米国産『CEREBUS』の'86年作の1st"Too Late To Pray"リマスター再発に踏み切ったのは"逆転満塁ホームラン級!?"の大仕事だ(まぁ...板お越しだとおもうけどね)。 あのSHOK PARISやMETAL CHURCH...それにクールで都会的な香りが漂う(?)という事ではCITIESを思い浮かべる方もいるかも知れん音で、とにかくも叙情的フレーズを紡ぐアコギから展開するドラマティックな名曲③"Distant Eyes"を動画サイト辺りでチェックしてもらいたい(脱糞必至の名曲!!!)。 アメリカンパワーメタルが好きと言うなら本作はスルーしてはイカン...よ。
何処か都会的でクールにツインギターのハモリなんかもキメて見せる辺りはあの『CITIES』に通じるカッコ良さでUSパワーメタルの名盤です。 よくぞCD再発に踏み切ったよ...『Cult Metal Classics』はね(しかも貴重なボーナス収録して)。 スピード①やミッドテンポ②も良いけど、まずはアコギからのお約束的展開を見せる③"Distant Eyes"を聴く事をおススメするね...コレは80年代USパワーメタル屈指の名曲だと言い切れるよ...俺は(^_^)。 METAL CHURCHみたいのを日々探している輩には持って来いの作品なんじゃないの?。
この曲を知ったんは...その昔、和田"キャプテン"誠さんと政則さん...ヤングキターの編集長だった山本さん(当時)と人形達とかBar形式のセットでメタル談義とか色々なPVなんかを流してた番組『PURE ROCK』でした(当時はまだバンド名を『KINGDOM』と名乗っててアルバムタイトルが"Lost In The City"だったのでその名称で紹介されてました)。 そのキャプテンがマニアな一枚を紹介するコーナー内でね...(一問一句正確じゃないけど)"あのファイナル・カウントダウン風キーボードリフにゲイリー・ムーア風なアイリッシュメロディが乗っかるっていう..."的な紹介をされていて...ね(その時は一体、どんなんだ?と思ったのと、オリジナル『KINGDOM』"Lost In The City"アルバムのジャケイラストもカッコ良くてネ) その後、色々とレコード/CD店を探すも中々見つからなくて...と数年が経ちまして...と某有名CDチェーンの某店舗で売ってまして...(既に改名後だったですが)バンド名は改名してたのは知ってたんで。 前置きが長くなってしまったけれど...とにかく①"Lost In The City"を聴けと...。
和田"キャプテン"誠さんが"ヨーロッパ風キーボードリフにゲイリー・ムーアのようなアイリッシュメロディが乗るという..."いうような紹介を昔『PURE ROCK』内で紹介されトりました...ハイッ。 ※オリジナルのアルバム"Lost In The City/KINGDOM(あのKINGDOM COMEと間違われるという理由で改名したとの記憶)"のジャケアートがとても良かったんだけど...この改名リイシューバージョン(動画画面)はショボかった...。
一時、中古盤市場に2作目が安値で叩き売られていたように思いますが(今でもそうかもな)、ココはやはり'88年発表のデビュー作"Characters In Time"です。 惜しくも'09年に他界した(故カール・アルバートを思わせる)David Taylorの強靭なハイトーンは凄まじいの一言だし、メタルの権化の如き楽曲群は脱糞モノ必至でしょう。(正統派)メタル好きであるならレアな1stを根気強く探す事をおススメしたいと思います。 各曲で言えは...正しく本作を代表する名曲中の名曲②"Kamikaze"は言うに及ばす、④"Heroes Road"に⑥"Eternal Mercennary"のツインG.によるフレージングも見事だし、叙情的バラード⑨"Forever And A Day"に於けるTaylorの歌唱もなんだか涙が出てくる...。 そしてバンドの中心だったRick Chavezも'17年に他界してしまったわけですが、その後'17年に発表された"Idefi~A Tribute To David Taylor And Rick Chavez"(全13曲)も2作目風楽曲などもあったり、かなり毛色の違うモノも収録もされてますが、前述デビュー作に収録されていても何らおかしくない素晴らしいメタル曲もあるので、機会があれば、是非ともそちらもチェックしていただきたいなと思います。
おぉ「 失恋船長さん」、HAMMERONか(リマスター再発される迄は、ブートのコピー盤を愛聴しておりました...苦笑) '14年リマスター盤(「NO REMORSE Records」)では何故かタイトル名が"Nothin' To Do Again But Rock"になってまして...("Again"が加えられたりもしましたが)
北欧メタルの名盤である本作の中にあって一番よく聴いたんじゃなかったかな 正直、今時のメロスピ系などやBEAST IN BLACK辺りなどの派手なメタルを聴き慣れている方にとっては単なるイモメタルに映るのかも知れんですが、この不器用で愚直なまでの男臭い漢メタルこそその後ポップ化へ向かう以前に存在した北欧メタル本来の姿だったんだと思いますヨ(笑)
真面なフルレンスアルバムより遥かにEP作品が多いというバンドですが...個人的には今現在も好きなバンド。 正統派なカルトメタル振りがハンパない1st"Screams In The Night"こそ聴くべき一作だと思うが...(Burrn!で89点を獲得した)2作目"The Black Book(暗黒の書)"も悪くない。 手始めという事なら1枚仕様の限定ベスト盤"Queen Of Hell"[2000年]でも良いし、もう少し踏み込みたいというなら2枚組仕様の"To Hellion And Back"[2014年]も出来は良いので試してみては...!?
当時の学生時代に購入した作品だが、個人的にはBURRN!で89点を獲得した次作"暗黒の書"よりこっちの方が好きだ。 チェットはこの後、浮上する切っ掛けを失ってしまったが、ここでの滑らかなプレイは素晴らしく特にタイトル曲①でのg.ソロは必聴だと思う。 特に愛聴した曲というと当時"お好みテープの常連!?"だったメロディックな1曲③"Better Off Dead"だ。