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聖なる守護神さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 1-100

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聖なる守護神さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 1-100
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ALIEN - Best & Rare ★★★ (2017-02-25 15:45:05)

1stが再発されたりもしておりますが、個人的には2枚組の本作こそ再発されるべき作品と思うんですがね。シングルのみで発売され、The Final Countdownの影響をモロに受けた"Easy Livin'"も収録されていたし。


ALIEN - Best & Rare - Easy Livin' (Single Version) ★★★ (2020-12-29 09:15:39)

目指すは..."第二のThe Final Countdown"。
印象的なキーボードリフはソレを狙ったモノでしょう(でも良い曲ですゾ...一時、良く聴いてたなぁ)。

その他近い所だと、独産KINGDOM(その後はDOMAINに改名)の"Lost In The City"やSTEVE THOMSONのシングル"Europe(I Need You)"B面曲だった"Bleeding In My Heart"(アルバム未収録)辺りにもソレらしく良い曲ですナ。


AMORPHIS - The Beginning of Times ★★★ (2019-12-15 14:45:18)

メロディの充実度がハンパない。
どの曲がというより全体から醸し出す"泣けるメロ"が洪水の如く湧き出てくる1作。。。
とにかく泣けるので聴いてみな...。


ANDREW W.K. - Gundam Rock ★★★ (2021-01-13 23:12:50)

似た作品と云えば、リッチー・コッツェンの"哀戦士 Z×R"('06年)があったと思いますが、(所謂1st)ガンダムへのこだわりという事で云えば本作は前述コッツェン作品の比ではないでしょう
"あの時代!!?"をリアルで通り抜けた中年世代なら間違いなく本作にハマると思います
元曲への敬意を保ちながらハードロックフィールドで仕上げたという...①からもその拘りも分かりますが、中盤でのCMへ行く⑧、そして極めつけは、あの"赤い彗星"をして"坊やだからサ..."と言わしめたギレン総帥の名演説の⑯で締めくくる構成...全く、恐れ入った...全くもって鼻血男は分かっている。
※追伸:願わくは、ジャケイラストをあの安彦さんに描いてほしかったという事だけ...だナ。


ANDREW W.K. - Gundam Rock - Garma Zabi's Funeral Speech by Gihren Zabi ★★★ (2021-01-13 23:17:03)

コレを演るとはネ...鼻血男、恐るべし。
みんなで叫ぼう..."ジィィィーーークッ、ジィオォンッ!!!!"。


ANGEL DUST - Border of Reality ★★★ (2020-04-27 18:17:13)

B.氏とDS.氏以外を刷新したなんと10年ぶりとなった復活作3rd。
専任Key.をメンバーとしたことによりサウンドが随分と変わったというのが第一印象ですが、否定的な意味ということではなく肯定的な意味で...でね。
ってのは1st時のスラッシーさが大幅に後退しているのですが、よりメロディに気をつかった曲は(専任Key.氏によって)シンフォニックな印象すら感じるし、その辺によりドラマ性を演出した楽曲を地に着いた確かなモノにしていると思います(スピードに逃げずミッドテンポ曲が魅力的だというのも〇)。
また新Vo.氏も(凄く巧いタイプではないですが)"唄える男!?"っていうのも中々ポイントUPと思います。
個人的には...米国産ICED EARTHからスラッシーさを取り除き、プログレメタル風味を加えてシンフォニックさを加えたというのかな?(ヘタな例えで恐縮ですが、完成度は高いです)...。更に言えば、ノルウェー産PAGAN'S MINDや豪州産VANISHING POINT辺りをプログレメタル云々っていうのであえば、本作もその領域に足を踏み入れたとも言えるかも知れません。
そして虹のカバー⑦"Spotlight Kid"もパワーメタルver.となってて中々良いカバーと思います。
国内盤も発売された作品ですが、どうも見過ごされている作品に思います(実に勿体ない...)。


ANGRA - Angels Cry - Carry On ★★★ (2019-06-13 22:20:44)

極論を言ってしまうと...今現在もこのANGRAというバンドが存在するのは、この"Carry On"という1曲の存在があったからなのではないのだろうか?。
確かにVIPERで既に注目されてたし、その"theatre Of Fate"も名盤だと思うが、その期待をもって結成されたデビュー作でその期待を裏切ること無く、また期待以上の名曲を提示して魅せたアンドレ・マトスのポテンシャルの高さに皆驚かされたのではないだろうか?
その声が裏っ返る歌唱を批判される向きもあったが、この曲はやはりこの声でなくては...ネ
マトスよ永遠に...


APOCRYPHA - The Eyes of Time ★★ (2016-10-14 19:58:50)

一応、ツインギター体制になった2作目で、①はハッキリ云って冴えないが、スピード②"West World"は中々だと思うし、当時愛聴した③"Twilight Of Modern Man"はイイ曲だと思う。
そして疾走スピード曲④"Alexander The King"は隠れた名曲の域。
まぁ所謂"捨て曲!?"が存在するのは事実だし、一般的にはおススメ出来るモノではないのかも知れんが③や④辺りは動画サイトなんかで是非とも聴いてみてほしい。
そして最後にプロデュースのマーティなのだが、別に良い仕事をしている訳ではないし、もっと云ってしまえばレーベルお抱えエンジニアだったスティーヴ・フォンタノ色が強く、相も変わらず彼の絡んだ作品は音が団子状態になってしまっているし本作も同様であってマーティの存在は極めて希薄なモノだ。


ARTCH - Another Return ★★★ (2020-05-11 09:14:05)

↑のタイトルの件(内容などは既に色々な方がお書きになられているので...割愛)。
...で盤の方はというと、わたくしのはアナログ盤でして(その後にCDで買い直しましたが)...1988年発売の『ACTIVE Records』(No.ACT LP5)という英国盤でタイトルは"Another Return"です。私の記憶ではオリジナルのタイトルはこの"Another Return"だったと思います。
そして...このバンドというとまず思い出されるのは、2nd発売当時BURRN!誌編集員だった奧野 裕司氏(現音楽ライター)の猛プッシュで(当時はまだBURRN!誌の影響が大きかったと思います)、特にエリック・ホークに対する評価は高かったとの記憶が強いです(輸入盤から遅れて発売された2nd国内盤のライナーも同氏でした)。またその他パワーメタル勢(METAL CHURCHやVICIOUS RUMORS等々)人気が上昇したのも同氏の影響が大きかったように思います。実際、このARTCHの2ndだって奥村氏の猛プッシュ(レビューの高得点を含む)の影響が少なからず輸入盤の売れ行きに貢献して国内発売に至ったと思うので...。またIRON MAIDENからディッキンソンが脱退した時に...一部にマニアから"次はこのエリック・ホークに"との意見もあったことも今となっては懐かしいです。


ARTENSION - Phoenix Rising - Area 51 ★★★ (2021-04-04 18:54:07)

浮遊するV.クープリのKey.イントロに導かれるように鉄壁のアンサンブルで展開するバンドの代名詞的名曲(と思う)
またJ.ウエストの説得力に満ちた歌唱はいうに及ばずで、そのタイトルに相応しい緊張感も只ならぬモノを感じさせます
個人的にはこのバンドの中で一番好きな曲
また、Ds.のM.テラーナもイイ仕事をしていることも付け加えておこう...。


ARTENSION - Phoenix Rising - Into the Blue ★★★ (2021-04-04 19:05:13)

①に次いで好きな曲で、こちらは疾走曲ながらイントロからそのタイトルが示すが如くフレーズを叩きつけてくるV.クープリのKey.プレイは凄まじく、ソロ後の一段スピードを上げたプレイには更に息をのむことになる
そしてそのKey.と渡り合う自信に満ちた歌唱を披露するJ.ウエストのパフォーマンスも素晴らしく、歌メロの良さも指摘しておく必要もあるだろう
こちらも名曲の域と思う。


BABYLON A.D. - Babylon A.D. (2016-12-05 15:20:33)

まぁ確かにデビュー作にしてこのキャッチーさは中々のレベルに達しているし、ルックスもソレなりに悪くなかったから売れても不思議じゃなかった...でもねぇ、そのキャッチーさってのもこのバンド自身の力によるものではなく、(恐らく、レーベルによる指示だったと思う!?)外部コンポーザーであるジャック・ポンティの力によるモノだと気付いてしまうと何だか一気に熱が冷めてしまうんだよねぇ。
なので...独産BONFIREの2作目や3作目辺りを先に聴いてしまうとメロディの組立て方がかなり似ていることに気付くと思うんで、本作というかバンドそのものにあまり魅力や必要性を何だか感じないんですよね。


BABYLON A.D. - Babylon A.D. - Caught Up in the Crossfire (2022-04-14 16:20:08)

まぁ、サビメロはジャック・ポンティによるものだと思います
だってBON FIREの3作目辺りにもこんな展開のメロがあったように思えるし...
新人だったからレーベルの意向に背けなかったんだろうけど...ね
我輩的にはそんな先入観があるからなんでしょうが、なんだか歌わされている感を感じてしまう...だよなぁ


BABYLON A.D. - In the Beginning... Persuaders Recordings 86-88 ★★ (2023-07-19 18:08:50)

デビュー前の音源を収録したコンピ盤(...との事)
メジャーからとなった1stや2ndはどちらかというとワイルド感漂うHRで、特に1stでは(レーベルの意向だろうが)外部ライターのジャック・ポンティを起用した楽曲が幅を利かせていたから余計にその辺の売れ線部分が鼻についてしまった印象が強かった(個人的感想)
しかし本作はDOKKEN辺りに近いソフトさ漂うメロウ路線が主軸でトップの①や③辺りからも顕著だろう
半数以上の楽曲がそのメジャーデビュー前に脱退していたジョン・マシューズの手によるモノだったというのも大きく関係しているのだろうと想像する
勿論、デモを中心とした録音だろうからVo.のデレク・デイヴィスによってリマスターを施してはいるものの限界はあるわけで、音質的に満足いくものではないし(また曲によってバラつきが大きい)、1stの様な装飾もないシンプルな音像は物足りなさも感じますが、バラード⑥などメロが染みる
そして本作の中にあってKey.が先導してメロハー振りが冴え渡る⑧は出色の1曲ではないのか


BARREN CROSS - Rattle Your Cage - Midnight Son (2022-06-05 18:44:35)

"もう、若くないんだからこんな事だけやってる場合じゃないんで...!?"という事なのかは知らんがメンバー2/4が短髪ヘアとなってるっていうそんなクリスチャンメタル4作目ラストに収録されてる1曲
ホンでもって特段、光るモノがあるわけではないこの曲(笑)
"一体、何回連呼するねん、タイトル名"(苦笑)
中盤からは殆どそのタイトル名しか言ってないじゃんって!?...しばらくして気が付くとフェイドアウトが始まって行く...。


BATTLE BEAST ★★ (2017-02-25 15:54:48)

最新作"Bringer Of Pain"からのPVを拝見したんですが、その女性ヴォーカルのローラ・ロウヒモ嬢の迫力ある唄いっぷりも大変驚いたのですが、全女で最も恐れられた現役時代の"ブル中野さん!!!"にしか見えないルックスにも驚かされましたね。

因みに楽曲はカッコ良かったです。


BLACK SABBATH - Tyr - Feels Good to Me ★★★ (2016-10-14 09:47:58)

トニー・マーティンが好きなら本曲の3曲入りシングル盤をゲットして、ライヴである②"Heaven And Hell"を聴くべきだ。
とにかくカッチョ良い...フェイクしまくっしまった"Cross Purposes~Live"[1995年]では全く落胆されられて"マーティンはやっぱライヴではダメだな"と思ったモノなのだが、このライヴ②はどうだろう?。その"Purposes~Live"がウソであるかのように声も良く出ているし、とにかく途中に設けられたマーティンによるメンバー紹介するところがカッチョ良い...特に故コージー・パウエルの場面...涙が出てくるヨ。


BLACKSMITH - Gipsy Queen ★★★ (2019-01-03 10:02:41)

その昔...非正規盤ながら数々の未CD化貴重音源処を収録した名ブート盤(苦笑)"Swedish Metal Explosion"(未だ結構な価格で取引されている模様)の1曲目に北欧メタル屈指の名曲"Gypsy Queen"が収録してて驚喜した事を思い出す(同作収録TWILIGHT PROJECTの"Starchild"の方も同様だったが、こちらは一足早く初CD化され再発済み)。
耳をツン裂く裏声ハイトーンの評価は微妙かもですが、北欧メタルの美点を寄せ集めたような展開はその点を鑑みても胸をアツくさせるモノがあると思います。

...んな訳で、今回、初CD化再発に踏み切ったギリシャの『NO REMORSE Records』は凄いのだが...一昔前、この手の再発に一番敏感で"メタル大国!?"だったはずの我が日本がここ最近二歩ぐらい海外レーベルに遅れを取らされているのはナンとも悲しく感じてしまう今日この頃なのです(本作品も国内より海外の「NO REMORSE Records」の方が一足早く初CD化されたんでそちらを選択してしまったから...ねぇ)。


BLIND GUARDIAN - At the Edge of Time (2022-02-24 16:36:18)

個人的には..."A Night At The Opera"が全く響かず、その後は縁遠くなってしまったバンド
で、久々に本作
聴いてて"あぁあの時と同じで...やっぱりダメだわ"っつう印象
何がダメってメロディに以前(アンドレアス・マーシャル画伯がジャケアートを手がけていた作品まで)のような扇情的なモノを感じなくなってしまったって事でして...何だか聴いててもダラダラと流れていくだけで印象に残らんのよね(ファンの方、申し訳ごぁーセン)
確かにオーケストレーションもスゴいし、あのクワイヤだって健在だし、もっと言えば製作に掛けた予算だって以前よりも多いんだと思うんだけど...ネ
例えば②"Tanelon"とか⑨"A Voice In~"なんて以前だったらもっと感動的になっただろうし、胸にアツいものが込み上げてくるような1曲になってように感じるな(例えば"The Script For~"とか"Mirror, Mirror"みたいな感じでね)
あと...今一キレを感じないプロダクションもハッキリ言って冴えない
モーいい加減、Charlie Bauerfeindじゃなくてもいいだろうと思うんだけどねぇ...我輩はね。


BLOODGOOD - Out of the Darkness - Top of the Mountain ★★★ (2021-03-31 19:37:09)

やってくれるねぇ
存在はB級だろうが、演ってる音楽は間違いなくA級だ
アコギの抒情的フレーズから入るこの曲はホント素晴らしいヨ
時にヒステリック過ぎるきらいもある歌唱に好き嫌い分かれるところだろうけど、バックでストリングス入れるアレンジなんてアホなB級ではなかなか出来ないと思う
また終盤に於ける新加入G.氏の紡ぎ出すメロディもなんとも素晴らしいモノがある。


BLUE MURDER - Blue Murder - Valley of the Kings ★★★ (2017-05-06 14:23:27)

本作の中で一番好きな曲で、正しくトニー・マーティン期SABBATH辺りを感じさせる荘厳で壮大な雰囲気が素晴らしく、誤解を恐れずに言えば全くもってコレは様式美HM/HRだと思います。
トリオとは思えない迫力のある各プレイも素晴らしく特にカーマイン・アピスの迫力のドラミングは前任故コージー・パウエルを感じさせると思います(コージーは後のインタヴューで"アピスはデモでの俺のプレイをそのままなぞっていただけ"というような事を発言していた)。そして本曲にはトニー・マーティンの名もクレジットにあるし、結成段階ではあの故レイ・ギランも参加してたりと、"その辺!?"も"当時の!!!"(当時のマーティン期)BLACK SABBATHとの関連性も感じられますね。


BLUE MURDER - Blue Murder - Valley of the Kings ★★★ (2019-05-17 09:27:00)


SABBATHと言ったって..."当時の...ヤツね(つまりは...マーティン期!!!)"

この"Valley Of The Kings"については結構その路線と思うけど...オレっちは(笑)。

オレっちの耳がオカシいんか?(笑)。


BURN - So Far, So Bad ★★ (2017-03-10 16:17:51)

面を見るとけっこう年いってそうなのだが、取敢えず英国産メロディアスハードの1stで、この時はキーボード氏を含む5人編成となっているものの、⑥"Rip It Up"のシングル盤[1994年]ではそのキーボード氏はスペシャルゲスト扱いとなっており"除け者!?"となって4人組との表記になってる(まぁその辺はどうでもイイのかも知れんが、このバンド、そのキーボードが結構な要のように思うのだけどね)。

まぁ総じて曲の出来も悪くなく、そのシングル⑥以降の後半もシッカリと聴かせるものはあるネ。個人的には⑧辺りが"特に!!!?"と思えるけど、ラッパを取り入れた⑨なども捨て難いし、バラード④も中々だ。

でもヤッパし...当時の時代背景を考えれば、英国で売れる音ではないと思うけど...(ソレでも3作発表出来たので一部の支持者はいたんだろう...)。


Black Sword Thunder Attack - March of the Damned ★★★ (2022-04-29 22:08:56)

女性Vo.含むギリシャ産4人組の'20年発表4曲入りEP

エコーを効かせた女性Vo.と怪しく響くリリカルなメロディそして(意図的と思われるが)ひ弱な音作りながら全体を"シンセの霧"で覆った音像の中、地下でうごめくダークで芝居じみたカルトメタル!?...って事で思い出すのはWARLORDの世界観...もっと言えばビル・ツァミス(G.)がその後奥方をフロントに据え、B!誌レビューで"洗濯屋のオバサン"と揶揄されてしまったあのLORDIAN GUARDの再来なのではないか?(笑)

何も言われずに聞かされたら多くの方が(と言ってもLORDIAN GUARD自体を知るメタルファンなどごく一部だろうけど)"LORDIAN GUARDの新曲、将又アウトテイク?"と思うに違いない

今のところ...4曲入りでたった16分半しか収録されていない本作EPしか発表されていないようだが、マニアには知られる同郷の「NO REMORSE Records」からの発売と条件は悪くない...がしかしどれだけ認知度があるのだろうか我輩には分からん

でもとにかく、WARLORDそしてLORDIAN GUARDを知る方には是非ともお聴きいただきたい作品と思います


CANDLEMASS - Chapter VI ★★★ (2016-10-16 10:36:06)

 まぁ前任者マーコリンのあの細かく震える独特のヴィブラート唱法がアンマし好きじゃなかったんで..."曲は好きなのに...なぁ"って感じが当時のこのバンドの評価でした(なので1stはとても好きでした)。
 そしてこのヴィクストロムに変わったわけですが...その乾いたストレートなハイトーンがとても気に入り、ほんと良く聴いた作品でしたね。まぉ個人的には、楽曲に於いて言われるほど大きな変化ってないように思いますが、起伏がソレほどなく朗々と歌う前任者に比べ、何処か乾いた印象のヴィクストロムのハイトーンが炸裂して楽曲によりドラマティックな効果を与えているのかも...と(ソレは8分半越えの③辺りを聴くと良くその違い/効果が分るかもしれません)。
 ...で、良く聴いた曲と云いますと①は当然ですが、④"The Ebony Throne"そしてサビがドラマティックな展開を見せる⑦"Black Eyes"辺りですネ。
 そしてそのヴィクストロムですが、この後STORMWINDやTHERION等を経て北欧屈指の実力者と云われるまでになるわけです...が。


CANDLEMASS - Chapter VI - Black Eyes ★★★ (2016-10-16 10:40:16)

①が凄い事は認めますが、コノ曲⑦の事も忘れてもらっては困りますネ。特にサビでのドラマティックな展開は素晴らしいと思いますヨ。正しくヴィクストロムに変わってこそ出来た1曲だと...。


CASANOVA - Casanova - Burning Love ★★★ (2022-01-09 10:21:20)

まぁ"HEART!?"じゃなく"Love!?"なんだけれど(笑)...この曲を聴くとネ、FAIR WARNINGとまでとは言わんけど、もっと評価されて良かったと思うんだけどナ(見た目的には寧ろこっちの方が良かったしネ)
ソレとこっちも"(これまた)ハート!?"じゃなく"ヴォス!?"なんだけど、前者のようなクリーンなタイプではないんだけど、ヴォスのこのカスレ具合(とリキんだ時の絞り出すような感じだとかも)とかナンともこのバンド(曲)に合っているというか...ネ
サビといいとても良い曲と思いますヨ...ホント。


CASANOVA - Casanova - Hollywood Angels ★★★ (2022-01-09 10:30:56)

そのルックスと共に垢抜けた作曲能力の高さを示した1曲
時期的なモノと運が重なってれば(出身国の問題もなくてネ)、米国でヒットしていても何ら不思議には感じない1曲なのではないんかな...と
ソレに我が国にしたってFAIR WARNINGがアレほど売れた(B!誌も猛プッシュも作用したんだろうけどナ)事を考えると、このバンドだってアレほどとまではイカンまでも...もっと売れても良かったと思うヨ...ホント(ルックス的にはこっちの方が垢抜けていたし)


CASANOVA - Some Like It Different … Acoustic ★★★ (2022-01-09 10:08:58)

本作を聴くと、いゃホント良い曲を作っていたなぁ~と感じます
新曲という3曲(①③④)もイイだけど、1stの②と⑥が良く効いているな...と(⑤は2nd収録曲)
ホンでもってヴォス(最近のB!誌では"フォス"との表記ですが)のナンともなカスレ声がイイ感じで曲に更なる魅力を吹き込んでいるナァ~って
↑の方が仰る通り"現&元"のアクセプト組がPro.に関わっているというのも少し意外かな


CEREBUS ★★★ (2018-05-12 22:40:36)

まず最初に...『NO REMORSE』もアツいが、『CULT METAL CLASSICS』も頑張っている。その中でもこの米国産『CEREBUS』の'86年作の1st"Too Late To Pray"リマスター再発に踏み切ったのは"逆転満塁ホームラン級!?"の大仕事だ(まぁ...板お越しだとおもうけどね)。
あのSHOK PARISやMETAL CHURCH...それにクールで都会的な香りが漂う(?)という事ではCITIESを思い浮かべる方もいるかも知れん音で、とにかくも叙情的フレーズを紡ぐアコギから展開するドラマティックな名曲③"Distant Eyes"を動画サイト辺りでチェックしてもらいたい(脱糞必至の名曲!!!)。
アメリカンパワーメタルが好きと言うなら本作はスルーしてはイカン...よ。


CEREBUS - Too Late to Pray ★★★ (2017-03-01 18:28:28)

何処か都会的でクールにツインギターのハモリなんかもキメて見せる辺りはあの『CITIES』に通じるカッコ良さでUSパワーメタルの名盤です。
よくぞCD再発に踏み切ったよ...『Cult Metal Classics』はね(しかも貴重なボーナス収録して)。
スピード①やミッドテンポ②も良いけど、まずはアコギからのお約束的展開を見せる③"Distant Eyes"を聴く事をおススメするね...コレは80年代USパワーメタル屈指の名曲だと言い切れるよ...俺は(^_^)。
METAL CHURCHみたいのを日々探している輩には持って来いの作品なんじゃないの?。


CEREBUS - Too Late to Pray - Distant Eyes ★★★ (2017-03-01 18:30:29)

抒情的アコギから一転するクールなパワーメタルは本作の中でも屈指の名曲だと思う。
"まずはコレを聴け!!!"...だね。


CIRITH UNGOL - Frost and Fire (2016-10-14 09:54:39)

正直、B級(いゃC級か?)を愛する小生ですが、コレは全くの駄作でしょう...Michael Whelan氏の手掛けておられる秀逸なジャケアート以外はね。
曲がどうだとかペラペラな音作りがどうだとか言う気にさせないという意味ではTimおじさんの鶏の首を絞めたかの歌唱はある意味凄い事なのかも知れん。
聴くなら名作の4th"Paradise Lost"を聴くべきだ。


CIRITH UNGOL - King of the Dead (2016-10-14 09:59:34)

幾分、へヴィさが増した音作りと(微々たる)楽曲の質は向上が見られますが、やはりというかTimおじさんの歌唱が全ての色を決めてしまっていますネ。
Michael Whelan氏の秀逸なジャケアートだけがせめてもの救いか?。
とてもじゃないが、本作を"ドゥームメタルの名作"などと口が裂けても言えない。


CIRITH UNGOL - Paradise Lost ★★★ (2016-10-14 10:07:15)

突如'91年に発表された1作で、本作こそ聴くべき名作だ。
特に中判~後半にかけての楽曲の充実振りが素晴らしく名曲④"Heaven Help Us"そしてドラマティックな超名曲⑦"Chaos Rising"は必聴といえるだろう。
Timおじさんのルックスが恐ろしいほど変化がないのだが、ココへきてやっと本領発揮したといえる会心作だ。


CONCERTO MOON (2017-02-04 19:35:02)

こちらでは尾崎さんの熱烈な支持者が多いですね。
当時(ここ日本で)人気が絶頂期にあったイングヴェイにいたマイク・ヴェセーラの歌唱を意識し過ぎた唱法が気になったし、"~して!?"という部分を"~しツェ!?"と言ってしまうのもどうかと思っていましたが...ヘタではなかったし、当時の音楽性には合っていたのではないでしょうか?。
でもそんな正統派を(どれだけ上手く)演じたところで...結局は一般ウケからは程遠いし、一部の様式系HM/HRファン辺りにしかアピール出来ないという事が島さんにはあったんでしょうネ。

...久しぶりに..."Holy Child"(Make It Shine Vol.2収録バージョン)を聴いてソンな事を思ってしまいました。


CONCERTO MOON - Live Concerto ★★ (2019-01-24 23:40:16)

出だしの幕開けからいきなりイングヴェイの1st収録"イカルスの夢~"と同じ始まりと言うのは意識したのだろうか?。

個人的には...マンドレイクのオムニバス2作品に収録されていた②と⑤(前身バンド"クリスタル・クリア"として収録)が好きですが、G.プレイ的には④に於けるG.ソロでのKey.との掛け合いなどが聴きどころなのかも知れませんネ。

まぁ...⑤出だしの尾崎氏の掛け声"オーライッ、オケェェーッ"の"オケェェーッ"が完全に裏返ってしまっているのは笑えるし、最後オーディエンスに対して"アリガトウ...また来いヨッ!!!"が今となってはナントも空しさもあるが、その辺の微笑ましさも含め聴いてほしい作品。


CONCERTO MOON - 鋼鉄組曲~宇宙より愛を込めて~ (2019-01-24 22:31:02)

曲自体よりもメンバー写は..."何じゃコレ?"の一枚で、笑える。

今時の"オネェ系???"ってな感じで。


CRIMSON GLORY ★★★ (2016-10-13 22:20:56)

①を軽いとホザいた某専門誌の初代編集長だった某酒〇は全く分っちゃいない。
そのドラマティックに超が付く本作は正しく超名作。
個人的には"98点!!!"を付ける。
USドラマティックへヴィメタルの最高峰。


CRIMSON GLORY - Crimson Glory ★★ (2016-10-13 22:14:20)

内容自体は大好きです。
...が(その中でも"Heart Of Steel"は必聴!!!)、コモりまくりの音が悪い!?...ので、是非とも国内でデジタルリマスター再発を強く熱望します(海外盤では×)。
ソレでアナログ盤仕様の帯を復刻した紙ジャケ仕様なら尚良いですネ。


CRIMSON GLORY - Crimson Glory - Heart of Steel ★★★ (2019-01-02 11:04:38)

もぅ初っ端のアコギからの展開だけでヤバいですが、劇的でどうにもなんない程ドラマティックに展開する名曲中の名曲デス。
凡そ、HM/HRと呼ばれる音楽に期待するモノすべてがこの中にあるといっては大袈裟かも知れんですが、本作の中では一番好きな曲ですね。
トニー・マーティン時代のSABBATHが好きな方におススメしたい作品...かな?。


CRIMSON GLORY - Dream Dancer ★★★ (2019-01-02 11:10:40)

'88年に国内だけで発売された"8cm短冊形CDシングル盤"は未だ鬼レア指定の最重要アイテムですが、楽曲的にもアルバム未収録というのが信じられない程の名曲(バンド結成初レコーディング曲とのことらしい)。
兎にも角にもドラマティックを絵に描いた様な展開は激アツ振りでしょう。


CRIMSON GLORY - Transcendence ★★★ (2016-10-27 19:55:58)

まぁ評価とは人それぞれであるから人の評価などどうでも良いが、本作こそ"USドラマティックへヴィメタルの最高峰!!!!!"に位置する超名盤だと断言しておこう。
ウ~ん!?...それにしても本作がキャッチーさに乏しいという評価を下さられるというのはいかがなものなのかと思うのだが???...ノッケから鮮烈で印象的なgリフが切り裂く①からキャッチーさは全開だというのに...(誰も本作にスピードメタルなんて期待はしちゃいないぞ)。
個々の楽曲の説明は避けさせてもらうが、ダークでスペーシーでドラマティック...CD国内初期規格盤帯に記されていた"超存在!!"という文字がナントも眩しい...名盤中の名盤だ。


CRIMSON GLORY - Transcendence - Burning Bridges ★★★ (2016-10-27 20:13:52)

超名曲の⑦"Lonely"からのこの⑧"Burning Bridges"という展開には鳥肌が立つ...。
正に霧が立ち込める暗闇から一筋の光が差し込んでくるかのような展開のこの⑧は⑦とはまた違った感動がそこにはある...と。
テイトとの類似点をよく指摘されるが、ソレは単なるハイトーンという点だけであってこのアルバムのファンであるなら本質は全く異質だとという事に気が付くはず。


CRIMSON GLORY - Transcendence - Lady of Winter ★★★ (2019-02-02 16:23:47)

某有名専門誌の初代編集長だった"とあるデブ!?"がこの曲をもって"軽い!?"とホザいた事もあったと思うが、"ナニを言ってんの...!?"と言いたくなるキャッチーさも併せ持つG.リフからして"脱糞必至!!!?"の1曲に仕上っているといえるでしょう。


CRIMSON GLORY - Transcendence - Lonely ★★★ (2016-10-27 20:04:06)

ダークでスペーシーな中にも物悲しくもドラマティックな展開...正しくこのバンドを体現した感動の名曲中の名曲である。
また、アルバムに収録されているバージョンとシングル発売されたリミックスバージョン(
PVバージョンも同様)とを詳細に聴き比べてほしい...(あのDream Dancerの国内短冊形8cmシングル盤同様にこの曲の国内短冊形8cmシングル盤も結構レアだし、3曲入り輸入CDシングル盤にしてもレア)。


Chalice - Chameleonation - Run for Cover ★★★ (2022-05-15 22:14:48)

出だしから"ウンッ、これはイケる!"と分かる5曲目
サビ前のブリッジ部分からもリーダートラック的雰囲気も感じるし、メロハーの王道的展開からしてアツい
確かに歌唱にドイツらしいイモさ加減も感じるのも事実ではあるんですけど...イイ曲と思います
...オッと思ったら次の⑥もイイぞ(笑)。


DARK ILLUSION - Where the Eagles Fly - Destiny's Call ★★★ (2022-06-04 22:48:47)

①②④辺りの疾走曲はありきたりと言えばありきたりのメロスピ路線なのではないかと思えるんだけど(個人的には)...もっと言ってしまうとヴィクストロムでこの手って事だとSTORMWINDの方がグッとくるんだけどね
で、その④の次のこの5曲目
いや、イイですね...こっちは
適度な哀愁感とメロの充実振りがグッとさせます
そして勿論、その"ヴォーカル・マスター"とも称されるヴィクストロムの文句を言わせない歌唱も言わずもがなで...GREAT
③もイイが、僅差でこの曲の方に軍配を挙げさせてもらおう


DIO - Holy Diver - Rainbow in the Dark ★★★ (2020-05-11 10:09:54)

今となってはこの少しマヌケなKey.音もとても懐かしい。
ポップだとかいわれるが、(そのKey.を除けば)曲自体は不変のDIO路線(後の"Hungry For~"辺りとは少し毛色が違うと思う)。
正しく"情念の炎"の如きロニーの歌唱が突き刺さる。


DIO - Lock Up the Wolves - My Eyes ★★★ (2021-11-16 22:38:31)

それほど評価の高くない本作の中にあって個人的に一番好きな一曲
アコギからの出だしからイイですが、ドラマティック展開する辺りは正しく様式美の権化の如き名曲なのでは...と
ロニーの歌唱についても素晴らしいのですが、中々"いい仕事"をしているサイモン・ライトも指摘しておきたいです

PS)因みに本作で好きな曲を順に挙げさせていただくと...①"My Eyes"→②"Born On The Sun"→③"Walk On Water"→④"Hey Angel"って感じでしょうか


DIO - Lock Up the Wolves - Wild One (2021-11-16 09:09:49)

本曲の事を当時某専門誌で"この①はイイが..."とか言われていたような記憶があるのですが、正直個人的にはピンと来なかったな

寧ろ、同じ疾走するなら"Walk On Water"の方が好きだった。


DOKKEN - Back for the Attack - Heaven Sent ★★★ (2022-03-25 09:50:21)

個人的にこの曲はPVの印象が強く、特にジョージのGソロの場面(光をバックに樹木の横で弾く姿)は秀逸で素直にカッコイイです
そして勿論、(今では劣化が激しい...!?)ドンもカッコイイ


DOKKEN - Back for the Attack - Night by Night ★★★ (2022-07-15 23:06:37)

何故か、当時この曲をよく聴いた記憶があります
ミッドテンポ曲で比較的地味な印象もあっただろうに...
またDOKKENの曲は日本人にも唄いやすくドンの歌詞の聴き取りやすさもポイントが高いと思います


DOKKEN - Beast From the East - Walk Away ★★★ (2022-03-25 09:55:20)

正直、3rdまでのPVって何処か笑えるっていうか、強引なCG合成とか、個人的には正直カッコイイと思えるものが少なかったんですが

しかしいいね...このドンは
まぁ、髪型に異論もあるのかもですが、わたしはカッコイイと思うよ...コレ(まぁ、少し化粧が厚いのが気になるが...顔と首の色が違いすぎる!?)
このPVでは、ジョージとかジェフよりもドンが一番カッコイイし、そのドンが主役であることに間違いないと思う


DOKKEN - Tooth and Nail - Alone Again ★★★ (2022-07-15 23:25:36)

個人的にはDOKKENの功績の一つとして思うのがこの曲を作った事だろうか
この後、90年代そして00年代と所謂HM/HRバンド群が様々な名バラードも発表するんだけれど、年代などを考えると...この曲の偉大さを感じるな
HM/HRバンドとしてはやや甘すぎなのかも知れんが、ドンの切なくセンチメンタルな歌唱は一層魅力的(日本人にも聞き取りやすい発音と比較的簡単な英詩も個人的にはヴォーカリストとしてもドンの魅力かと...)
今もって色あせていないと思う...名バラード。


DOMAIN - Our Kingdom ★★★ (2021-01-05 19:48:55)

この曲を知ったんは...その昔、和田"キャプテン"誠さんと政則さん...ヤングキターの編集長だった山本さん(当時)と人形達とかBar形式のセットでメタル談義とか色々なPVなんかを流してた番組『PURE ROCK』でした(当時はまだバンド名を『KINGDOM』と名乗っててアルバムタイトルが"Lost In The City"だったのでその名称で紹介されてました)。
そのキャプテンがマニアな一枚を紹介するコーナー内でね...(一問一句正確じゃないけど)"あのファイナル・カウントダウン風キーボードリフにゲイリー・ムーア風なアイリッシュメロディが乗っかるっていう..."的な紹介をされていて...ね(その時は一体、どんなんだ?と思ったのと、オリジナル『KINGDOM』"Lost In The City"アルバムのジャケイラストもカッコ良くてネ)
その後、色々とレコード/CD店を探すも中々見つからなくて...と数年が経ちまして...と某有名CDチェーンの某店舗で売ってまして...(既に改名後だったですが)バンド名は改名してたのは知ってたんで。
前置きが長くなってしまったけれど...とにかく①"Lost In The City"を聴けと...。


DOMAIN - Our Kingdom - Lost in the City ★★★ (2021-01-05 19:55:46)

和田"キャプテン"誠さんが"ヨーロッパ風キーボードリフにゲイリー・ムーアのようなアイリッシュメロディが乗るという..."いうような紹介を昔『PURE ROCK』内で紹介されトりました...ハイッ。
※オリジナルのアルバム"Lost In The City/KINGDOM(あのKINGDOM COMEと間違われるという理由で改名したとの記憶)"のジャケアートがとても良かったんだけど...この改名リイシューバージョン(動画画面)はショボかった...。


DON DOKKEN - Up From the Ashes - Stay ★★★ (2021-03-14 15:22:10)

一見、ナンとも思わん"ごく普通の出来!?"ってな印象が、何度か聴き返す内にその何なとも云えん哀愁感が堪らんようになってくるから不思議だ。
そしてそのメロディと相まってドンの歌唱がまたあうんだな...コレが。
いや、素晴らしい1曲だと思うよ。


DON DOKKEN - Up From the Ashes - When Love Finds a Fool ★★★ (2021-03-14 15:27:33)

BURRN!などのインタヴューなどではそのトゲのあるコメントによって度々批判を受けたりもしてしまうが、こーゆー曲を歌わせると堪らん味があるよ...ドンってホント。
DOKKENって事でいうと"Alone Again"や"Walk Away"ってな名バラードが存在するが、このDON DOKKEN名義によるこの曲も知名度では分が悪いが、その哀愁感と完成度では決して負けていないと思う。


DRIVE ★★★ (2019-01-02 09:52:14)

一時、中古盤市場に2作目が安値で叩き売られていたように思いますが(今でもそうかもな)、ココはやはり'88年発表のデビュー作"Characters In Time"です。
惜しくも'09年に他界した(故カール・アルバートを思わせる)David Taylorの強靭なハイトーンは凄まじいの一言だし、メタルの権化の如き楽曲群は脱糞モノ必至でしょう。(正統派)メタル好きであるならレアな1stを根気強く探す事をおススメしたいと思います。
各曲で言えは...正しく本作を代表する名曲中の名曲②"Kamikaze"は言うに及ばす、④"Heroes Road"に⑥"Eternal Mercennary"のツインG.によるフレージングも見事だし、叙情的バラード⑨"Forever And A Day"に於けるTaylorの歌唱もなんだか涙が出てくる...。
そしてバンドの中心だったRick Chavezも'17年に他界してしまったわけですが、その後'17年に発表された"Idefi~A Tribute To David Taylor And Rick Chavez"(全13曲)も2作目風楽曲などもあったり、かなり毛色の違うモノも収録もされてますが、前述デビュー作に収録されていても何らおかしくない素晴らしいメタル曲もあるので、機会があれば、是非ともそちらもチェックしていただきたいなと思います。


DRIVE - CHARACTERS IN TIME ★★★ (2016-10-14 09:27:14)

以前、BURRN!誌編集員だった奥村氏の言葉を借りれば...この'88年作である1st"Characters In Time"は"正しくHMの権化"の如き名作だ...と。
その故David Taylorのハイトーンはかの故カール・アルバートを感じさせ、HMの何物でもない正統派曲群もそのVICIOUS RUMORSと同等の域に達していると思う(名曲②"Kamikaze"はUSメタルきっての名曲)。
この1stのCD盤はレアだが、正統派好きを自認するなら根気強く探して是非ともゲットしていただきたい1作だと...ね(2ndではなく絶対本作を聴くべきだ!!!)。


DRIVE - DIABLERO ★★ (2019-05-17 23:25:08)

名盤の1stに比べるとレベルは落ちるし、少し(当時蔓延した)グルーヴ感を感じる曲もあったりもしますが、7分弱③や正統派メタルバラード④にメタルインスト⑥やスピード感もある⑧辺りは個人的におススメしたい曲(少し3rd辺りのVICIOUS RUMORSを感じさせる⑩も悪くないかな?)。
強靭な喉を誇る故テイラー氏は前記VICOUSのカール・アルバートに負けていない逸材だったと思いますヨ。


DRIVER - M.a.r.s. - Stand up and Fight ★★ (2019-10-10 11:42:53)

本作の中ではこの曲が一番と思うな。
コンナンがもう一曲あったら...名作というレベルになったのに。
でもラストの"You And I"なんかも良いし、中々の作品と思います。
でも...『シュラプネル』のお抱えエンジニアだったスティーヴ・フォンタノが手がけた作品って毎回こんな感じの音が団子状態になってしまう作り...ってのは残念無念。


DRIVER - Sons of Thunder ★★ (2021-11-16 14:33:36)

トニー・マカパインらと組んだスーパーグループ(っつう触れ込みだった?)PROJECT:DRIVER消滅の後にロイ・Zと再出発を図ったのがこっちの方(ロブ本人的には二つは完全な別モノという認識らしい...バーン!か何かで読みました)
そして本作に収録されている内5曲は当時の'90年に製作されたデモに収録されてた曲(というかそのデモはその5曲入りだった)
因みに②③④⑩⑫がソレ(仏レーベルの非正規盤「Reborn Classics」シリーズNo.:RC 1029に収録されています)
なので、②"I'm A Warrior"はインペリテリver.("Warrior")が後(即ちリメイクというかカバーという事になるんかな)という事なのです。


DRIVER - Sons of Thunder - I'm a Warrior ★★★ (2022-04-22 08:45:18)

'89~'90年頃に掛けて録音された5曲入りデモに収録されていたオリジナルver.に忠実な再録ver.(因みにそのデモでは(インペリテリ作品同様に)単なる"Warrior"というタイトルでした)
よってインペリテリの"Answer To~"に収録されてたver.の方がリメイクという事(又はカバーという言い方か)
シンセからの入りもそのデモに習ってて...コレが本来の姿という事を再認識します
もしオリジナルver.も聴いてみたいという方は非正規盤「Reborn Classic」シリーズのNo.1029に収録されているので(PROPHETの1stとのカップリング)、中古盤を根気強く探せば見つかると思います。(本曲を含むデモ収録の全5曲が本作"Sons Of Thunder"に再録)


Defcon ★★★ (2023-04-21 08:39:50)

その絵に描いたようなメロディアスハード振りがアツい1曲
この動画は...所謂、発掘音源集(基本デモ作品集)の4曲目なのだが、取敢えずその4曲目まではドレもシビレる展開を見せます
(何故かこの4曲目までは音質も悪くないのだが)その後は音質にバラつきがあったり、音楽的にも拡散方向が見られ必ずしも満足感が得られるというわけではないと思います...が、とにかくこの4曲目までを目的として購入しても損はしないでしょう

因みに発売は発掘レーベル「RETROSPECT Records」からでCD番号は「RR-227」 と「RR-227-2」という2種が存在します
またルディ・サーゾとの交流もあったらしくそのブックレット内には一緒に写る写真も...


EXXPLORER - Symphonies of Steel ★★★ (2021-05-30 14:55:35)

フランスの『Black Dragon records』から'85年に発売された1stですが、その前の'84年の別ジャケ仕様の自主製作盤も存在しますが、その時バンド名の"X"は1つでしたね
私は...⑤が収録されていた同レーベルのコンピ盤"Metal Without Mercy"でその曲を気に入ったのが購入の切っ掛けで、その後にその『Black Dragon records』からの初CD化盤('93年盤)を購入しました
線が細く頼りなさげな歌唱とサウンドプロダクションの弱さは間違いなくB級メタルでしたが、アコギを導入したりとコケ脅しながらドラマ性を演出して見せる辺りはあのWARLORDなんかを感じさせたりもしましたネ
①から好きデスが、抒情的メロディを奏でるアコギインスト②から③へと展開する"様式美サウンド"がツボで...MEDIEVAL STEELの名曲なんかを思い出させるんじゃないのかな?
まぁ、こんなこと書いてなんですが、音はショボいしでB級ではあるんですが...ねぇ


EXXPLORER - Symphonies of Steel - World War III ★★★ (2022-04-14 16:40:53)

(HR/HM好きの中でという意味での)一般的な皆さんにはこーゆー曲ってどうのように感じるのかなぁ?
我輩的には(音がショボかろうが歌唱が未熟だろうがなんだろうが)アコギから始まるこんな感じの強引とも言えるドラマ性のあるHM/MRってのが堪らなく好きなんですが...(強引な起承転結っていいますか)

その他ではMANILLA ROADやWARLORDにMEDIEVAL STEEL、そして1st期HEIR APPARENTとかHAMMERONにも同種の要素を感じてしまうし...もっといってしまえばロス在籍期のMANOWARやVIRGIN STEELEにあのCRIMSON GLORY(勿論、2作目までネ)なんてのにも...将又、ポップ化する以前の初期北欧メタル作品にだって...

でもって、遡れば三頭政治時代のレインボーや特に70年代前半辺りのプログレ系の一部にすら同種のモノを感じる作品もありますし...

まぁ、メロディアスハード系も好きデスが...最もというと前述のような作品が好きなのかも知れんですなぁ


FIFTH ANGEL - Fifth Angel ★★★ (2016-10-15 09:40:16)

まず、このバンドに関して言えばジェイムス・バードがいてこそのバンドなのだという事だ。なので次作も悪くはないし、好きではあるのだが、似た印象の楽曲が多く本作に於けるバラエティに富んだ作品にはなっていないというのが私の感想。
そして本作。①からあのDIOがスピード曲を演ったかのような展開はツカミとしてはいう事が無いし、一転ミッドテンポの②にしても続く名曲③との間にある事で一層そのへヴィさが際立っているのだと(そこが次作との大きな差だと)、またアーチャーとのg.プレイも良い出来だ。そして兎にも角にも本作の中にあって一際輝く様式美の名曲中の名曲③は説明は不要であろう(脱糞覚悟で聴くがイイ)。その後の楽曲も素晴らしいし言う事は無いのだが、一つ注文があるとすれば叙情的様式美のラスト⑨の構成だ...前半~中判にかけての展開はこれ以上ない様式美振りでシビれるのだが、ラストがあっけなく終わってしまう点だけ"もう少し..."との思いがある。6分ぐらいかけてラストも始まり同様アコースティックな終わり方にしてほしかったと思うのは私だけなのか?。
そして最後にジャケアートに関して...個人的には'86年アナログSHRAPNEL盤の"ヘタウマペガサスジャケ"はこの作品には相応しくないと常々思っていた。やはり'88年新装のEPIC盤こそ相応しいアートだと思っている...。そして国内初CD化となった'99年再発盤に関してはリイシューEPIC盤のモノを採用してはいるが、そのオリジナルEPIC盤(コレは結構レアだと思う)に比べると緑色味が強く少し輪郭がボヤケてしまっている"所謂複写!?"っぽい作りになってしまったのは少し残念だった("J.バードのコメント付き"に関してはポイント高かったが...)。


FIFTH ANGEL - Fifth Angel - Fade to Flames ★★ (2021-05-05 13:12:11)

アコギからの芝居がかった劇的な展開をみせる1曲は大好きな感じ
ですが、ラストが呆気なく終わってしまうのは...大変残念なところ
6分ぐらいかけて再びアコギで終わられていれば③に続く大名曲になってたと思うのですが...その点だけがナンとも悔やまれる


FIFTH ANGEL - Time Will Tell ★★ (2017-01-05 15:10:27)

 個人的にはこのバンドの何たるかを知りたいと思うのであれば、間違いなく前作1stをおすすめする...がまぁ、本作も路線は継承しているし悪い作品では...ない!?。
 でもまぁ、①は平凡だし、後半曲のバラエティの無さは残念であるし(似た様なタイトル名の連呼によるコーラスも芸がない)、その辺はJ.バードの脱退に伴うコンポーズ力の低下が挙げられると思う(UFOのカバーが目立っている様では...)。
 そして個人的な好みで言えば...一推し曲というと、③"Seven Hours"を挙げさせていだきたい。出だしのギターリフもありきたりではないし、キャッチーであるものの依然欧州風様式美の範疇だあるし...私は本作の中では一番好きな曲である。その他では②"Midnight Love"やバラード④"Broken Dreams"...タイトル曲⑤辺りはないだろうか?。
 まぁ作品全体としては、"良い!?"とは思えるものの、このバンドにはこのレベルの作品で満足してもらいたくはなかった..."バードの脱退!!"はあまりにも大きすぎた...私の感想である。


FIRENOTE ★★★ (2020-05-10 18:53:38)

本作を聴いたときの衝撃は結構なモンでしたな。
クリアで分離の良い音作りだけでも、よく分からん同郷のインディーレーベル『IVK Music』のモノだったんだけど...一介の新人とは思えんかったです。
ソレにかく、その新人離れした楽曲出来が素晴らしかったですな(なんで本作だけで散っちまったかなぁ?)。
偶に某オークション内でもソレほど高くなく三桁ぐらいの価格で出品されているんで↑の動画で興味が沸いたら購入してみて下さい。
適度な哀愁感を感じさせる80's型メロディアスハードで、TREAT(復活後)やTHE POODLES辺りが好きな方に特にオススメ出来ると思いますよ(ジャケイラストもいかにも"らしい"しね)。
※PS:実は↑(名無し)コメントもわたくし...デス(苦笑)。


FIRENOTE - Firenote ★★★ (2020-05-10 18:17:14)

フィンランド産若手5人組が同郷のインディレーベル『IVK Music』から2009年に発売された唯一作ですが(国内未発表)、これがホント素晴らしい作品で復活TREATやTHE POODLES辺りが好きな方なら気に入んじゃないでしょうか?。
まぁ、色々と御託を並べるよりもリンク曲を聴いてもらえたら...。
いゃぁ、何処かのバンドとかで活動してたキャリア組ではなく、恐らく(当時)真っ新の新人達だと思うんですが、楽曲の完成度がハンパございませんよ...コレは。
やや、トビアス・サメット似の歌唱で(頭にバンダナ巻いているが実は若ハゲVo.です)唄われる適度な哀愁感を感じさせるメロディがナンとも...思わず、ガッツポーズものと思いますよ。
個人的にオススメは...①②③④⑤⑥...いゃ全部イイよマジで(笑)。
しかしナンで、これほどの完成度の作品を発表しながら本作で散ってしまったんだろう?(ナンとも残念無念)
最後に...インディ作品ながら音作りも中々素晴らしい事も指摘しておこう...かな。


FIRENOTE - Firenote - Danger ★★★ (2020-05-10 18:27:03)

バンド名を関した①でも十分に〇だけど...ココはのっけからキラキラ感を感じさせる②でしょう。
いゃ...コレ思いっきりシビれるし、その出だしを聴いただけでもその素晴らしさが分かると思いますよ。
終盤の転調させるところもだけれども、アホなバンドじゃ決して作る事が出来ない1曲です。


FIRENOTE - Firenote - Love Me Or Let Me Live ★★★ (2020-05-11 08:40:19)

ミッドテンポで展開される1曲ですが...コレも素晴らしいデス。
独特の哀愁感は純粋に歌メロの良さを感じます。
冒頭のメロディックなギターからややシンプルに展開されますが、突如独特の哀愁感漂うメロディへと移行するサビメロはこのバンドのポテンシャルの高さを示した1曲なのではないんかな?。


FIRENOTE - Firenote - My Love Will Never Die ★★★ (2020-05-10 18:37:37)

ピアノを効かせたアレンジを含め、とても新人とは思えない哀愁感満載のバラード。
環境が環境だったらヒットしててもなんら不思議に感じませんよ...コレ。
トビアス(サメット)に似た高音域も一段と生えます。


FIRENOTE - Firenote - Sara La Fountain ★★★ (2020-05-10 18:31:35)

この曲③も...本作に於けるキラーチューンの1つで、並みならぬ哀愁感はコンポーズ力のただならぬ力量を感じさせます。
こんな曲がその後もゴロゴロあるんだから...ねぇ。
B!誌のブライテストホープに選出したところで誰からも振り向いてくれなかったんだけれども素晴らしい1曲で名盤です。


FIRENOTE - Firenote - Suddenly ★★★ (2020-05-10 18:44:24)

この後半にきてこのクオリティーの楽曲を配置できるって凄いと思うんですよね。
③辺りに近い印象もある必殺の哀メロにヤラれてしまうキラーチューンの一つ。
その他の曲もそうだけれども決して出しゃばる事のないKey.もイイ味になっているんすよ。


FLOTSAM AND JETSAM - Cuatro - The Message (2023-05-03 09:12:30)

出だしリフは某モンスター級メタルバンドの大ヒット作"黒"収録曲からの拝借でしょう

まぁ、前作もそのバンドに近づきたいとの思いが強いサウンドプロデュースだったと思うが...(その前作は好きではあるのだが)

声質は確かにエリックA.K.であるのだが、アルバムを通して語尾や唄い方がどことなく上述バンドのジェームスさんに寄せてきているようにも感じられなくもないと思うよ


FORBIDDEN - Twisted Into Form ★★★ (2019-01-12 11:02:26)

私的には勢い押しだった前作よりも緩急織り交ぜた本作の方が好きですね。
"唄えるデブ!?"と言えばスティーヴ・グリメット辺りを思い出すけど、このラス・アンダーソンもかなりのもので、特にスラッシュ系では貴重な存在だったし、活動停止後に復活した後もラスが歌唱を務めていた事などを考えてもバンド自体もトレードマークの一つと考えていたのでしょうね。
どの曲がというよりはより全体として楽曲の質が向上していると思うし、良い意味でキャッチー度が上がりつつ、バンドのアンサンブルの向上...そしてなりにりもソレを可能にしているのが緩急を織り交ぜたテクニカルなドラムプレイでしょう。
個人的には当時のUSスラッシュ勢の中にあって5本の指に入る名盤と思います。
また、"スラッシュって苦手"と思っている方も本作は受け入れられるでは?...と思う正統派HM寄りのスラッシュ作品と言えるのではないんかな?。


GARGOYLE(USA) - Gargoyle ★★★ (2019-02-12 12:41:23)

デビューシングルでは...『B!誌』でモノの見事にコケ扱いされながら、心機一転(唯一作となってしまったが)放ったこの1st"Same"[1988年]は音作りのひ弱さがあるものの、その叙情的メロディを操る正統派HMはとても魅力的な作品に仕上っています(オリジナルCD盤はレアだが'00年に1.500枚限定の再発盤もあまり見かけないけど、コピー盤も存在するのでお気を付けを...)。
(HALFORDのギタリストであったパトリック・ラックマンの実兄ある)ティム・ラックマンの少し素っ頓狂気味なハイトーンはあるが、良く練られた歌メロとシングルギターながら随所でキメフレーズをカマすプレイとが、ナントも叙情的雰囲気を演出し、スピード曲②④⑥(特に②⑥は名曲)と素晴らしい曲が並ぶが、実はその間に配置されたミッドテンポ曲もとても魅力的と言うのがこのバンドの肝である。
↑の方も仰っておられますが、非力感(特に軽いドラムは...)を感じてしまうプロダクションはマイナス点...しかしそれを上回る大きな魅力を持った1作。
捨て曲無しのB級メタルの名盤...と言っておこう。


GARGOYLE(USA) - Gargoyle - The Burning ★★★ (2019-02-12 12:44:28)

本作中の佳曲の中にあって特に魅力的な正統派HM曲で、ある種のメロスピ的な要素も感じさせるスピード曲。
基本はメイデン風メタルながら1分20秒辺りからのナントも云えんフレーズを紡ぎだすギターソロは失禁必至か?。
(↑は試聴できないようですので)是非とも各自動画でチェックしてみてほしい...。


GLORY - 2 Forgive Is 2 Forget ★★★ (2018-05-20 08:43:34)

ここ数年、某有名専門誌では...藤〇氏が紙面上でいわれる"グルーヴ重視によるへヴィさ云々"の影響なのか前作に比べると評価が今一の様にも感じますが、私的には(⑤を除いて)ソンな事全く感じないし、素晴らしいと思うけどな。

②は名曲の域だし、哀愁のバラードはゆうに及ばすで...終盤に差し掛かっての⑨の出来も本作では実に効いていると思えるが...ねぇ。


GOTTHARD - Need to Believe - I Know, You Know ★★★ (2019-08-03 14:17:12)

この辺りのミッドテンポ曲の曲作り/メロ作りってのが抜群に上手い。
後半の9曲目にして哀愁感をたっぷりと含んだメロディの充実振りが本作と言うかこのバンドの信頼感につながっているように思えます。


GOTTHARD - Open ★★★ (2021-06-25 10:20:40)

このバンドの全作品を網羅していないので、語る資格があるのか分からんですが、聴き終えて感じるのは"素直に染み渡る..."という事でしょうか
どの曲がというより全部というか...開放感を感じさせる①はツカミとしてはインパクトが少し弱めかも知れんですが、続く②のカッコ良さはシビレるけど、メロそのものは"染み渡る!?"という感覚が強いし、コメが一番多いバラード④などは言わずモノがなでしょう
その後の中盤~後半にかけても様々なアレンジも効かせて飽きさせないし、全曲見回しても"所謂捨て曲!?"と呼ばれるモノはないと思います
国内ボーナスを加えた14曲というのはやや多い気もしますが、(国内盤)トータルタイム54分という事なので、(前述理由からも)集中力も持続できるのでは...と
声高かに名盤だと言うつもりはないですが..."素直にイイ作品だなぁ"って感じる事の出来る1作かな...と。


HALLOWED - Hallowed ★★★ (2019-03-31 22:52:46)

オリジナルジャケアートのセンスの無さはイカンともねぇ~なんて思いますが、メロセンス...特に歌メロのセンスは中々どうして光るモノを感じさせますネ。
メロディアス系と正統派の中間と言いますか...個人的にはフレンチメタルの雄FISC辺りも感じます。
歌唱は枯れ系のオヤジ感も漂いますが、返ってクリアなハイトーンじゃ無かったりするんで、個性的で嫌いじゃないっすよ...吾輩は(そして本編ラストのバラード⑨に於けるアコギをバックにややアツさを感じさせる歌唱とそのメロウな展開などは...70年代イタリアンロックのI POOH辺りも感じるもんネ)。
まぁ...確かに未整理でやや強引な展開もありますが、'86年作品ということや当時のイタリアシーンなども鑑みれば、コレはB級メタルの隠れ名盤的作品になるかも知れんですね。


HAMMERON - Nothin' to Do But Rock - Jealousy ★★★ (2022-04-10 11:16:30)

おぉ「 失恋船長さん」、HAMMERONか(リマスター再発される迄は、ブートのコピー盤を愛聴しておりました...苦笑)
'14年リマスター盤(「NO REMORSE Records」)では何故かタイトル名が"Nothin' To Do Again But Rock"になってまして...("Again"が加えられたりもしましたが)

...で4曲目に収録されたこの曲

その魅力的な抒情的メロディと展開が、WARLORDや1st期HIER APPARENTにも通じるものだったと思いますし、個人的にはWARLORD系の叙情派カルトメタルという捉え方をしておりました

ですが...曲によってはあのDOKKEN風味もあって、線が細く少し鼻にかかった高音域などはドンの歌唱に通じなくもないし、実際に本曲途中のアコギアレンジなどはそのDOKKENの"某Into The Fire辺り"を手本にしたんじゃ...なんて感じられるのではないでしょうか?


HARLOT - Room with a View ★★★ (2019-07-07 08:53:20)

エンジニアとしてかのMETALLICA作品でも知られる同郷のFlemming Ramussen氏が手掛けた功績なのか音作りも大変よろしい作品。
ややスローな①もキラキラしたキーボードアレンジなどもあって(1曲目に相応しいかは別にして)、曲展開はALIENや220 VOLT辺りに近い感じの如何にもな北欧メタル的1曲。
そして続く②は...本作の中にあって間違いなくリーダートラックともいえる1曲で、本作がこの1曲のためにあるといってもおかしくない北欧メタルを絵に描いたような名曲中の名曲。
この③もそうなのだが、キーボードとG.とのバランスがタイヘン良いですネ。シッカリとG.のエッジ感も残しつつ、ポップなキーボードサウンドが絡む辺りが...そしてクリアで伸びやかなサヴェージ氏の歌唱がソコに乗っかるってくるっていう...ね。
以後も及第点は軽くクリア...。
全体としてはアレンジに気を配った1作で、ゆったりと流れる作品に合ってキーボードを中心に様々な仕掛けがあるので飽きることなく聴ける作品で、個人的には名盤の域だと思います。
※因みに多く出回っているのがバンド/タイトルロゴが青色のデンマーク盤で、少し枚数が少ないオレンジ色のドイツ盤というのも存在しますネ。


HARLOT - Room with a View - So Much for Happy Endings ★★★ (2019-07-07 08:54:32)

エンジニアとしてかのMETALLICA作品でも知られる同郷のFlemming Ramussen氏が手掛けた功績なのか音作りも大変よろしい作品。
その中にあってこの曲は北欧メタルの名曲中の名曲で、そのキラキラキーボードと劇的展開...そしてマイケル・スウィート辺りに近い声質を感じさせる(ややポッチャリ系の)Alex savageとの歌唱も相まって極上の1曲になっているといえるでしょう。


HEAVY LOAD ★★★ (2017-03-15 19:01:42)

カルトなメタルが好きと言うなら、2nd"白夜伝説"と3rd"邪悪の化身"は必聴だが(1st"Full Speed~"は完全なイモだが)、実はその前に発表されている5曲入りミニ"Metal Conquest"[1981年]もとても良い出来だという事。

デビュー作が'78年で、その5曲入りミニが'81年であるから...コンポーズ力がその3年間に大きく飛躍した事になる。


HEAVY LOAD - Death or Glory ★★★ (2016-11-06 10:05:15)

'96年に"世界初CD化"として国内CD発売された『伊藤 政則セレクション』盤帯には"ファースト!?"との表記もあるけど、正確には2作目。
まぁハッキリ言ってしまえばイモなのだが、無骨で実直なメタル道には感服させられるし、何よりも初期北欧メタルを体現するダークでリリカルなメロディがナントも魅力的だ。
もぅこの際、サウンドがどうとかルックスが悪いとかいう事はもうどうでも良いだろう。決してメタル好きとて女性にはウケない音だし、"漢!!?"を感じる音は汗臭い...HM/HRといっても米国のVAN HALEN辺りとは似ても似つかない音。

某有名誌レビュー(次作3rd)で当時...その政則氏によって"スウェーデン出身のバンドの中で1、2を競ってルックスが悪い。バンドというのは音よし曲よしルックスよしの3拍子を基本ラインとしている~B級ですよ。"...と切り捨てている

...で、数年後、"その人の!?"セレクションとはナントも皮肉なモノだ。


HEAVY LOAD - Death or Glory - The Guitar Is My Sword ★★★ (2022-05-12 22:58:48)

北欧メタルの名盤である本作の中にあって一番よく聴いたんじゃなかったかな
正直、今時のメロスピ系などやBEAST IN BLACK辺りなどの派手なメタルを聴き慣れている方にとっては単なるイモメタルに映るのかも知れんですが、この不器用で愚直なまでの男臭い漢メタルこそその後ポップ化へ向かう以前に存在した北欧メタル本来の姿だったんだと思いますヨ(笑)

でもって、イイ男でもなんでもなく古汚ぇヒゲ面のスウェーデンのド田舎から出てきたような風貌だったのも今にして思えば良かったんだろうと思うよ(ご本人達的には"バイキング風!?"との事だったのかも)...このメタルやるには...ねぇ政則さん。


HEAVY LOAD - Stronger Than Evil ★★★ (2016-11-06 10:22:16)

正しく"邪悪の化身"。
前作よりも幾分キャッチーさが増してはいるが、前作と共に初期北欧メタルの名盤であることに変わりはない。
(個人的には)ヴォーカルはコレでイイのだと云いたい。これだから"漢!!?"を感じさせるし、とっても男臭い音になっているのだ...と。
またイモで上等...本人達もコレで売れようなんて思ってもいなかったハズだし、実際コレでは売れん。
因みにバンドの中心だったWahlquist兄弟は(確か)現在『THUNDERLOAD Studio』を経営していて、ホンのたまにプロデュース業などで名を見かけたりもする...『VENI DOMINE』っつうハイトーンVO.バンドの作品にも名を連ねていたりも...。


HEAVY LOAD - Stronger Than Evil ★★★ (2018-05-12 22:24:50)

ウ~ん!?...結局、(少し高いけど)その'18年版リマスターデジパック盤も買っちまった(笑)。
音はクリアさが増していてダイナミックさも向上してて満足出来たな。でも実は...ボーナス曲が目的なんだよ...本当はね(完全未発表っつう曲も収録されてたもんだから)。
これから順を追って2ndも再発されるみたいだけど...あのVHSのみで発売されたライヴ作"Live"[1983年]も単体で発売されるんかな?(未発表ライヴなんかを収録して是非ともお願いしたいところだ)。
しかし...ギリシャの『NO REMORSE』はアツいな...色々とマニア泣かせの作品を再発しつづけているんで。一昔前までは...再発王国と呼ばれた日本の専売特許だったはずなんだけど、国内でのCD売り上げが悪い性で大分尻込みしているよネ...国内レーベルどもは。
...と色々と御託を並べてしまったけど、とにかくこのHEAVY LOADは聴いとけ!!!。


HEED - The Call - Nothing ★★★ (2022-04-06 19:30:30)

本作はこの名バラードが収録されている事に存在価値がある。

悲しみの一切を背負い込んだかのような切ないメロディを奏でるアコギ...そしてその悲しみとやるせない思いを表現した名手ハイメン氏の絶唱が更なる感動を生むことに成功している名曲...そして本編ラストに収録というのにも意味がある。


HEIR APPARENT - Graceful Inheritance ★★★ (2016-11-06 09:15:44)

まず本作はUS叙情派カルトメタルの名盤。
音楽的にはQUEENSRYCHE系と一括りにされてしまい日本では黙殺された感が強いが、取敢えず本作に限って云えば(同じく仏レーベル『BLACK DRAGON Records』から発売もされた)アコギ等を使っての少し芝居がかった展開などはEXXPLORERと非常に近く、ダークでリリカルなメロを扱うなどはあのWARLORD系と判断できるのではないか?(最近、オフィシャルCD再発されたHAMMERONとも近いものがあるよね)。
まぁフランスの弱小レーベルからの発売であるからプロダクションの弱さは如何ともし難いが、ソレを鑑みてもこの哀メロを巧みに操る音楽性はとても貴重なモノだったのではないか...と。


HEIR APPARENT - One Small Voice ★★ (2016-11-06 09:33:20)

ヴォーカルがテイト型ハイトーンにチェンジしての2作目。
前作のカルトな叙情派メタルから脱却を図りポップ性を大幅に導入し、その辺は⑥であのサイモン&ガーファンクルで知られる"The Sound Of Silence"を取り上げている事でも顕著だが、続く印象的なキーボードリフを大胆に導入したポップの極みとも言うべき⑦がある意味衝撃的だ。
またUSカルトメタルの名作となった前作とはだいぶ違うものになってしまったが、しかし前述⑦を始め本作は本作でまた違った味があるのも事実。
某有名誌によって"雨後の竹の子のように出て来たQUEENSRYCHE系"として抹殺されたが、本作はもっとポップだし、ヴォーカル以外はあまり似ていないのではないか?。
因みにオリジナル『METAL BLADE盤』と国内発売された『FEMS盤』ではジャケアートの色合いとバンド/タイトルロゴも違うし、何よりもボーナス⑫"Two Hearts"が収録されている事が大きな違いだ(叙情的バラードの佳曲)。色合い的には前者の方が少し濃いめの配色で後者の方が白みが強い。ロゴに関しては前者はあまりメタルバンドらしくなく、後者の方が個人的には好きだ。
...という事を考えると、(中古)購入するなら後者国内盤をおススメしたい。


HEIR APPARENT - One Small Voice - We the People ★★ (2021-06-07 23:15:52)

新加入の専任Key.の"マイケル・ジャクソン!!?(勿論、同名異人)"と創設メンバーながら本作ではバンド構成メンバーからは外れたテリー・ゴールとか手がけた前作にはなかったKey.が全面に出たポップな曲
まぁ、あの"ファイナル・カウント・ダウン"とまではいかないけど...一度聴くとコレはこれで頭から離れなくなる(?)。


HELLION ★★★ (2019-02-26 15:07:44)

真面なフルレンスアルバムより遥かにEP作品が多いというバンドですが...個人的には今現在も好きなバンド。
正統派なカルトメタル振りがハンパない1st"Screams In The Night"こそ聴くべき一作だと思うが...(Burrn!で89点を獲得した)2作目"The Black Book(暗黒の書)"も悪くない。
手始めという事なら1枚仕様の限定ベスト盤"Queen Of Hell"[2000年]でも良いし、もう少し踏み込みたいというなら2枚組仕様の"To Hellion And Back"[2014年]も出来は良いので試してみては...!?


HELLION - Screams in the Night ★★★ (2016-10-13 22:28:17)

当時の学生時代に購入した作品だが、個人的にはBURRN!で89点を獲得した次作"暗黒の書"よりこっちの方が好きだ。
チェットはこの後、浮上する切っ掛けを失ってしまったが、ここでの滑らかなプレイは素晴らしく特にタイトル曲①でのg.ソロは必聴だと思う。
特に愛聴した曲というと当時"お好みテープの常連!?"だったメロディックな1曲③"Better Off Dead"だ。