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Below the Belt (1986年)
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Below the Belt
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解説 - Below the Belt
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1. 失恋船長 ★★★ (2023-01-05 06:33:14)

今やTKOと言えばペットボトルを後輩に投げつけ、知識の欠片もないに投資トラブルを巻き起こした、お騒がせの調子こき芸人を真っ先に思い出すでしょうが、個人的にはTKOと言えば、このバンドをなります。
アメリカのバンドらしいくメインストリームよりの豪快なロックをやっています。前作の方向性を引き継ぎつつもソリッドでハードなサウンドと懐かしいバブル臭、1986年というメタルバブル勃発の運気を見逃すまいと全力で取り組んでいます。
根が根だけに、アーティスト気質が出ており、実にオーセンティックなスタイルで勝負している。その生真面目さが売れ線志向と合わず、真面目さが上回り、どこか個性の無いサウンドへと変換しているのが評価を分ける最大のポイント。
個人的には、大きな期待を裏切らない安定したサウンドは、スリルはないが堅実であり、華やかな80年代の空気とロックの持つ一色即発な雰囲気が共存していて、けして試聴感は悪くない。
決め技一発がないとは言え、ギターも派手目のソロを意識したりと時代を鑑みて自らのスタイルをブラッシュアップした姿勢は大いに評価したい点ですね。
硬軟交えたメロディアスかつハードなサウンドは今の時代、逆に新鮮に映るような気がします。奇をてらわずに、真面目にハードロックをやる姿は逆に頼もしい限りですよ。ギターが変更したのは確実に成功している点も評価したいです。



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