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Tricks up My Sleeve (失恋船長)


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Tricks up My Sleeve
オリジナルは1996年に国内のみでリリースしたUS産のメロディアスHM/HRバンドの1st。話題になったのは今作でドラムを叩くのが鳴り物入りで全米デビューを果たすEZOのドラマー、アンセムやラウドネス、浜田麻里などたぎにわたって活動した本間 大嗣が参加している事で知られる一枚。作風はUS産らしい爽快なメロディと歌を中心とした作りだが時代が時代だけにダークな面もしっかりフォロー、ギターもヘヴィにチューニングされており、コマーシャル性の高い分厚いコーラスを重ねた歌とバックの重さを残した演奏は、微妙なかみ合わせかもしれませんが、多彩なポップセンスとカラフルさが程良く弾け、ポピュリズム溢れる音楽性となり昇華されております。思いのほかギターオリエンテッドな作風にもなっているし、デカイ会場が似合うサウンドは聴いていて心地よい。即効性の高いキラーチューンのオープニングナンバー『Tricks Up My Sleeve』なんてメリハリのある良く出来た曲ですよ。オリジナルのタイトルはバンド名そのままだったのですが、2011年に再発際にデモ4曲をプラスしタイトルも『Tricks Up My Sleeve』に改名、勢いもあるがメロディ重視の楽曲は、類型的で新鮮味に欠ける面もあれど耳を傾ける価値はあるかと思いますよ。メロディ派にはおススメに一品だし本間ファンは押さえたいでしょう。相変わらず美味しいオカズは叩き出しませんが堅実でした(笑)

失恋船長 ★★★ (2016-07-19 21:19:27)