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My Song / Diamond Sun
スコティッシュと言うべきかアイリッシュと言うべきか。そんなイントロで始まりますが、「牧歌的」と言うのが曲全体としてはふさわしいかな。
誰もが笑顔になるような、平和な曲。
こういう曲がどれほど貴重か、十代のころはわかりませんでした。
思わず口ずさんでしまう、一生ものの名曲です。

うにぶ ★★ (2022-05-07 19:33:02)


Diamond Sun

1st『傷だらけの勲章』(’86年)からシングル・カットした“DON’T FORGET ME”をいきなりアメリカでも大ヒットさせ、数々の音楽賞を受賞するなどセンセーショナルなデビューを飾ったカナダの5人組、'88年発表の2ndアルバム。
スコットランドの大地を想起させるかのようなメロディがスペーシーに響き渡る表題曲①がアルバムのOPを飾り、再登板したジム・ヴァランスがプロデュースから作曲作業にまでタッチする等、前作において確立した「勝利の方程式」を今回もしっかりと踏襲。にも拘わらず、80年代後半の北米ロック・シーンの潮目の変化のあおりを食って、思惑通りの大ヒットとはいかなかったってんだから、音楽商売ってヤツはつくづく水物ですなぁと。
尤も、ますますポップ&ライトにU2化が進行し、名曲“CLOSER TO YOU”のような哀愁のハードポップが姿を消してしまい、「和み系」の楽曲で統一が図られている本作には、個人的にも『傷だらけの~』程はノれなかった…というのが正直なところだったり。
だがしかし。全体的に無難に置きに行った感が拭いきれぬ本作なれど、それでも1曲1曲をピックアップすれば、サックスを取り入れたロマンティックな④や、アイリッシュ風味が心地良い⑥、シンガーの歌唱力向上が顕著なピアノ・バラード⑦、雄大且つドラマティックに本編を締め括る⑩…と、ツボを心得た曲作りのセンスに唸らされる場面もしばしば。
アメリカでは「2枚目の壁」にぶち当たってしまったとは言え、母国カナダでは堂々大ヒットを記録しており、質が低いわきゃないんですよね。

火薬バカ一代 ★★ (2016-06-08 23:57:57)


I Will Be There / The Thin Red Line
胸高鳴る鮮やかなイントロから
思わず踊り出したくなる曲調、
キャッチーなサビメロに至るまで
ハードポップの鑑のような名曲。

火薬バカ一代 ★★★ (2016-05-12 23:16:24)


Closer to You / The Thin Red Line
Voが伸びやかに歌い上げる
キャッチー且つ愁いを発するメロディが
胸にキュン(死語)とくる
秀逸なハードポップ・チューン。
物悲しいシンセ・リフも印象的。

火薬バカ一代 ★★★ (2016-05-12 23:08:25)


The Thin Red Line

敏腕プロデューサー、ジム・ヴァランスのバックアップを受けて華々しくデビューを飾った5人組が、'86年に発表した1stアルバム。邦題は『傷だらけの勲章』…って西城秀樹の映画か?
スコットランド民謡のメロディを用いた①にて幕が上がる構成に、彼らの郷土愛を見る思いの本作(リーダーのアラン・フリューがスコットランド出身)。流石ジム・ヴァランスの仕事というべき、クリアに洗練された見通しの良い音作りの下、煌びやかなKeyを配し、甘く爽やかに歌い上げるVo、胸の透くコーラス・ワーク、躍動するポップなメロディetc…と、ヒットのツボを徹底的に解析しまくったかのような、フック満載のメロハー・サウンドが実に心地良い。シングル・カットされた②(ブライアン・アダムスがバックVoとしてゲスト参加)が、母国カナダはもとより全米チャートでも第2位を獲得する等、ビッグ・セールスを記録したというのも納得できる話です。
反面、計算し尽くされた音楽性はエキサイトメントに乏しく、メタル者からは「刺激が足んねぇ!」と怒られそうですが、個人的には、哀愁のハードポップ③、オリエンタルな序曲を有してそこはかとなくドラマティックに展開していく⑦、キャッチーの極みと言うべき⑩等、適度なイキの良さと、優れたメロディ・センスが同居した「いかにもカナディアン・メロハー」な楽曲の数々のお陰で、最後まで充実した時間を過ごすことが出来ましたよ。

火薬バカ一代 ★★★ (2016-05-11 23:17:03)