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Call of the Carnyx / Origins
CARNYX(カーニクス)は、ケルト人が使っていた動物の角なんかが施された金管楽器。
この曲は、まるで霧深い森で遠方からカーニクスが響き渡るような感じがとても神秘的。
戦闘前にカーニクスが響き渡り、それに応えて戦闘態勢に入る、といった世界観だろうと思う。
凄く印象に残りやすい土着音楽定番ともいえるクサいリフから始まり、ケルトファンタジーがスタート。
こういう曲を1曲目に持ってきて惹きつけるところとか、ホント上手いな、と思うね。

kamiko! ★★★ (2023-10-26 00:01:46)


Origins

英国産ブラックメタル2022年作
ペイガニズム寄りの浪漫溢れる土着カレドニアメタルで、リリース毎にゲットするのが仕事になってきた。
ペイガンブラックではもはや教科書バンドで、適度なクサさのある旋律、過剰演出のない安定感が最高だ。
多くのブラックメタルが「悪魔」や「鬱」的な路線にシフトしているのに対し、このバンドはそういうところが無い。
ペイガンメタルというジャンルだから、一応背後には領土侵略のようなテーマが見え隠れするんでしょうが
カレドニアのケルト文化に焦点を当て、その文化や土地を愛する空気が伝わってくるところがこのバンドの良いところだ。
従来作品と何が違うのか、と言われると困るくらい、ずっと延長上のサウンドを追求しているが、作品毎に
完成度が底上げされている感はあり、特に録音状態と残響音はリリースの度にレベルアップしてる気がする。
ジャケやインナーのイラストは神秘的で、ケルト文化なのかどうかはわからないが、古代絵のような感じが魅力的だ。

kamiko! ★★★ (2023-10-25 23:47:00)


Forgotten Paths

英国産ブラックメタル2019年作
ペイガニズムに寄ったメタルサウンドに浪漫を感じるボクのツボを突くバンドの作品。ペイガンメタルはロシア、特にスラブ地域の作品を多く愛聴しているが
珍しく英国産で、このバンドはカレドニアメタルと言われているようだ。深く調べると、英国の土地、自然、詩をテーマにしているようだ。
Andy Marshallという人のソロプロジェクトだが、恐らくゲストミュージシャンと共に演奏されている。この人は、自然をメタルに融合することをテーマとして
作品を創っているようだ。そういう志向性があるので、ボクのような森林崇拝系ブラックを愛する者としては、どストライクゾーンなサウンドだ。
但し、多くの森林崇拝ブラックのように、濃い空間エフェクトで霧を表現する類いのサウンドではない。適度な残響音でブラックメタル様式の演奏で突っ走るが
音圧は控えめ、落ち着いた感じである。若干クサめな旋律に土着的な浪漫が宿っている。また、楽曲構成自体に才があるな、と感じさせる。
最近は、土着的なブラックの教科書はコレだ、と感じている。なかなかコレを超える同系ジャンルのバンドには出会えないんだよねぇ。オススメ。

kamiko! ★★★ (2021-08-14 03:05:21)