1990年2月に東京で結成されたロックバンド、略称はBJC、ブランキー。
「ブランキー・ジェット・シティ」というバンド名はボーカルの浅井健一曰く、自分たちで作った物語が由来。あらすじの概略は、「かつて黒人解放運動を行っていたブランキーという男がいた。ブランキーは、その後年をとった時にひとりぼっちになってしまった。ひとりで、あてもなく旅をして辿り着いたのが、ジェットシティというごきげんな街。この街をえらく気に入ったブランキーは、その街の市長になった。」
1991年4月、1stアルバム『Red Guitar And The Truth』を東芝EMIからリリースしてデビュー。Jeremy Greenとの意見が合わず、不満の残る仕上がりとなったがオリコン8位を記録。1992年1月、 2ndアルバム『Bang!』をリリース。このアルバムから土屋昌巳がプロデュースを担当。しかし、彼の影響はリリースのたびに色濃くなり、「バンドが人の意見を聞いて音楽作るようになったら最低」という結論にたどりついたバンドは、5thアルバム『Skunk』制作中に彼と決別し、セルフプロデュースに移行した。
デビュー当時から1994年初期までは、「THE BLANKEY JET CITY」であった。サインを書く際に面倒であるためTHEが抜けた。
ほぼ全ての楽曲を作詞・作曲を浅井健一を行っている。
2000年5月10日、ラストアルバムとなる8thアルバム『Harlem Jets』をリリースし、発売前の新聞広告上において「最高のアルバムが出来たのでおれたちは解散します」と、突然の解散宣言をする。
結成当初より個性の強い3人が激しくぶつかり合う音楽性のため、解散の話は絶えず出てきたという。ミュージックステーションで浅井健一は「色々あるんですよ」と語っていた。
Band members (リーダーは浅井健一)
浅井健一〈愛称“ベンジー”〉 - Vocal&Guitar
照井利幸 - Bass
中村達也 - Drums