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Cry in the Night (失恋船長)
Race Against Time (失恋船長)
Cry in the Night / Cry in the Night (火薬バカ一代)
The Stranger / Cry in the Night (火薬バカ一代)
Mindslave (cri0841)
Race Against Time (火薬バカ一代)
Cry in the Night (火薬バカ一代)


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BANSHEE - 最近の発言
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Cry in the Night

1986年に自主盤をリリース、その後Metal BladeとRoadrunnerから1988年に商品化に漕ぎつける事に成功。目利きの立つマニアの間では話題に上り、気合いの入った正攻法で勝負を挑む正統派サウンドを披露。英国風味のあるウエッティな質感と王道を闊歩する剛毅なHM/HRスタイルの音楽性を墓標としており、自主制作ならではの垢抜けない印象は拭えないが、癖は強いが楽曲に負けずに、しっかりと歌い込めるシンガーのパフォーマンスと(インフルエンザに掛ったディオが段ボールかぶりながら歌っているみたい)光沢のあるコンクリートサウンドの根幹を支えるメタリックなギターと聴きどころも豊富で、哀愁のメロディと乾いたアメリカンロックが共鳴しあう、US産正統派HM/HRサウンドを存分に味わう事が出来るでしょうね。抜群に抜きんでた楽曲が無くとも、バンドの持ち味と高いポテンシャルを知るには十分ですね。今作を聴いたのは昨年、Divebomb Recordsから1stとのカップリングとして収録されるまで聴いた事が無かったのですが、個人的にはこっちの方が好きだったりします。沸々と燃え盛るクールな熱情にほだされました。

失恋船長 ★★★ (2017-02-15 19:50:59)


Race Against Time

1989年に大手Atlantic Recordsから1stをリリースしたカンザスなんで東海岸出身の正統派アメリカンHM/HRバンド。軽やかなL.A風+情念たっぷりのDIO風サウンドを合わせたような音楽性が印象的で、1985年から活動していたLIVE叩き上げのバンド底力もあり演奏もしっかりとしていて、1stとは思えない安定感がありますね。バラードありアリーナ風ロックあり、王道メタルナンバーありと、売れる為のオーダーにしっかりと応えつつ、自身のルーツたる正統派サウンドを根底においている姿は美しく、メタルバブル終焉を迎える時期だっただけにもう少し早くにデビュー出来たら成功を収めていたのではと思いますね。
2016年には1986年リリースのEP+Metal Massacreシリーズに提供した『We Want You』を加えた2枚組をオフィシャルレーベルより商品化しているのでマニアなら要チェックでしょう。

失恋船長 ★★★ (2017-02-15 19:30:53)


Cry in the Night / Cry in the Night
耳をつんざくハイトーンVoと、
メイデン直系の勇壮なフレージングを閃かせるGとの、
サビメロにおける絶妙な絡みっぷりに
メタル魂が燃え上がるアルバム表題曲。

火薬バカ一代 ★★★ (2016-07-27 22:52:01)


The Stranger / Cry in the Night
7分越えのランニング・タイム、
バラード調に始まり、徐々に盛り上がっていく
ドラマティックな曲展開等、
IRON MAIDENからの顕著な影響が見て取れますが、
同時に、Voの歌いっぷりの良さからGのメロディ・センス、
楽曲の劇的な構築力まで、バンドの地力の高さが
しかと発揮された名曲でもあります。

火薬バカ一代 ★★★ (2016-07-27 22:46:44)


Mindslave

2012年発表の3rd。20年ぶりの復活作らしい。ヴォーカルが元ASKAのジョージ・コールに交替。
オリジナルシンガーが上手い人だったのだが、後任の人も遜色なし。ダブル・ディーラーの
人みたいに思い切りコブシをきかせて歌う。肝心の内容だがグラム・メタルの要素が大幅に後退し、
まるで様式美サバスのような音楽性。ギターの人が元々DIOに影響されてたみたいだから、ようやく
好きな事が思い切り出来たと言うことか?疾走曲が無く、ミドルテンポの曲ばかりだから人には
勧めづらいのだが、アメリカンメタルの要素がほぼゼロなのがちょっと凄い。後期W.A.S.Pとか
好きな人は聴くと良さそう。僕は出来の良いメタル作品だと思うのだけれども、例によって
ネットでの評価がほぼゼロなので、様式美メタルお好きな方は試してみて下さい(自信なし)。

cri0841 ★★★ (2016-07-26 22:54:41)


Race Against Time

ATLANTIC RECORDSとの契約をゲットしたBANSHEEが、MANOWARやMASSなんかとの仕事で知られるジョン・マティアスを共同プロデューサーに迎えてレコーディング作業を行い、'89年に発表した1stフル・アルバム。
自主制作のデビューEPではヨーロピアンHMからの影響が衒いなく打ち出されていましたが、今回はメジャーからのリリースということもあり、軸足は正統派HMに置きつつも、『オズの魔法使い』ネタのミュージック・ビデオ――カンザス出身だから?――がそれなりにMTVで人気を集めた①に代表されるように、曲によってはアリーナ・ロック的スケール感や、合唱を誘うノリの良さを大幅増。腕の立つベーシストの加入によりリズム面の強化が図られたサウンドは、粗削りな部分が抑えられ重量感と整合性がグッと高まりました。
勿論、それで彼ら独自の魅力が薄まったなんてことはなく。勇ましげにギャロップする曲調がIRON MAIDENを思わす③、インストの小曲④から華やかなに疾走を開始する⑤(これがOPナンバーでも良かった気が)、本編随一のアグレッションを撒き散らす⑩、「ファン人気が最も高かった」とメンバーが述懐する哀愁の名バラード⑨etc…と、力強いシンガーの喉と、テクニカルなGプレイが映える収録曲はいずれも粒揃い。ルックス良し、演奏良し、楽曲良しで、しかもメジャーからの発売。なのに本作の日本盤が出なかったってのが不思議でならない名盤に仕上がっています。
尚、かような力作を発表したにも拘わらず、バンドはあっさりATLANTICからドロップ。この後蔵出し音源集的な2nd(’92年)を残して解散してしまうのであった…。(再結成済)

火薬バカ一代 ★★★ (2016-07-24 09:46:04)


Cry in the Night

BANSHEEはカンザス州のカンザス・シティを拠点に、別々のバンドで活動していたシンガーのトミー・リー・フラッドと、ギタリストのテリー・ダンが意気投合したことが切っ掛けとなって結成された4人組で、本作はその彼らが'86年に自主レーベルから発表した6曲入りデビューEP。後に評判の良さを聞きつけたMETAL BLADE RECORDSがバンドと販売契約を結んで再発も行いました。
トミー・リー・フラッドの歌唱スタイルがロニー・J・ディオを彷彿させ(声質自体はさほど似ていませんが)、テリー・ダンがフェイバリット・バンドとしてDIOやIRON MAIDENの名前を挙げ、また彼のギターの光沢を帯びた音作りがJUDAS PRIESTをお手本にしていることからも明らかなように、ここではヨーロピアンHMからの影響を色濃く感じさせるサウンドを実践。
全体的に粗削りな出来栄えとはいえ、大陸産のバンドらしい盛り盛りなコーラスが印象的なバラード③、アコギを用いた導入部からドラマティックに展開していく7分超の大作ナンバー④、Voのパワフルな歌いっぷりと劇的なツインGのコンビネーションが、アグレッシブな曲調に映えるHMナンバー⑤といった強力な楽曲が並ぶ中盤は聴き応え十分。
確かにLEATHEWOLF、MALICE、LIZZY BORDENなんかが好きな方なら、間違いなくビビッと来るであろうアメリカンHMの良盤です。

火薬バカ一代 ★★★ (2016-07-23 09:13:07)


Race Against Time

1989年発表の1st。アメリカ、カンザスシティ出身の正統派メタル。

普通のメロディックハードロック+パワーメタルで結構出来が良い。
メジャーのアトランテックからの発売だし、B!誌でも高評価だったらしいけど、
何故か日本デビュー出来なかった。80年代後半はCD結構売れてた時期だし、
何でだろう?本当に歴史に埋もれてしまった好盤ですね。
LAメタル風の華やかさと硬派な魅力満載のヴォーカル、好きだなぁ!
LEATHERWOLF,MALICE,SHOK PARIS辺りが好きなら必聴ですね。
疾走曲はDIOみたいです。

cri0841 ★★★ (2016-03-13 08:33:04)