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出会いというものは実に、繊細な綱渡りのようなものだ。
PEARL JAMは、音楽を聴き始めた頃、まだメタルと他のロックを分けるような思考をしていなかった頃に聴いていたバンドだ。
3rdまで追い掛け、好きな曲がいくつかあった。
しかしその後、本格的にメタルを追うようになり、嫌いになったわけではないが、アルバムを買うほどの熱意は失った。
いつ買ったか、何故買ったか思い出せないライブ・ブートレグを一枚持っている。
昔よく、駅前のアウトレット(出店?)で公然と売られてたタイプの奴で、
多分ディスクユニオンで中古で買ったんだと思う。1st後のライブのようだ。
本当に出会いというものは偶然の奇跡みたいなものだ。
アルバム未収録のこの曲を、本当に偶然知り、愛した。
その後、バンドへの興味は失いながらも、この曲が何者なのか、心の隅に疑問を残し続けた。
そして再会した・・・
人生が破局し、それが本心かは分からぬまま、男の手は銃を取り、自分に向ける。
「助けてくれ、俺を"俺から"助けてくれ・・・!」
ワイルドに疾走するロックナンバーで、彼らの名曲"Rearview mirror"にも通じるものがあるが、
改めて聴いて思い出したのはHELLACOPTERSだった。
ヘラコの激しくも物悲しいロックが好きな人にオススメしたい。

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